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カテゴリ:韓国ドラマ-2-
終わってしまうと、そこはかとなく寂しいかも―
いくら何でも回想シーン長過ぎ。 まあ、話は先回で大体終わってるからな。 後は、どんな風に締めくくるか…ってことだけ。 ジュンソと暮らし始めたウンソ。 彼女の願いで集まるユン夫妻とテソクら友人たち。 不治の病という悲劇と引き換えに手に入れた、束の間の幸福。 遠慮して欠席するスニムと、彼女を気遣うシネ。 結局、元に戻ったって感じ? ではウンソとシネは取り違えられたままの方が幸福だったのか? 先回、ウンソから何もかも奪ってしまったと、シネが嘆くシーンがあったので、 何か、そんな感じに結論付ける人も出てくるかも? 私は、そういう風には受け止めたくないけどな。 ジュンソとウンソが離れ離れになってしまった子供時代は気の毒だったけど、 その後のことは人間同士の色んなしがらみが、不幸を招くことになったのだから。 彼ら自身の責任も少なくは無いと思うし(酷) ユミとテソクが聞き分け良く諦めてくれたからこその、今の状況。 反対していた親たちにしても、全てはウンソが病気になったから。 水戸黄門の印籠みたい…って言ったらヒドイ? いやいや勿論、命は重要なもの。 死を目前にした人に精一杯のことをしてあげたいと思うのは当然のこと。 だけど、逆に言って、もし彼女が元気なままだったら、2人は引き裂かれるしかなく ユミとテソクを巻き込んで偽りの生活を送ることになっていたのかと思うと 何だかな…という気がしちまうもんで(^^;) 2人だけの結婚式― ジュンソがウンソをおぶって歩く海辺― 美しいシーンは沢山あった。 明日の予定を聞かれ、ポツポツと話すジュンソの背中で、冷たくなるウンソ。 彼女の手がほどけて下に垂れる様子をスローモーションにすることはない、という気もしたが 涙ぐみながら予定を話し続けるジュンソに、こちらも涙。 実を言うと、ここのシーンはH.O.T.『For妍歌』MVで使用されてたので ドラマを観る前から知ってたんだけどね。 すぐ後にお葬式シーンが入るのは、情緒とか余韻とかいう意味でどうなのか… と、一瞬思ったんだけど… さらに後の物語が控えていた。 ウンソが死んだら自分も死のうと薬まで用意していたジュンソに、 ウンソは家族やテソクのことを頼むと約束させ、彼が生き続けるよう励ました。 それと同じように、今度はジュンソがテソクにウンソの見送りを頼む。 韓ドラのお葬式シーンで必ず出てくる散骨。 テソクは、この約束を支えに、これから強く生きていってくれるよね。 この物語はジュンソ&ウンソのラブストーリーだけでなく テソクの成長物語でもあったと思う。 テソクに後を任せたジュンソが出かけたのは母校。 その前の道でウンソが交通事故に遭い、病院に運ばれたことから全ては始まった。 そこに佇むジュンソは、ウンソとの約束を守り、 彼女のいない人生を生きていくことを決意していたところだったのに 何と、まるで彼めがけて突っ込んでくるかのようなトラック… 跳ね飛ばされる彼の脳裏で時間が逆行し、再び回想シーン― 彼の背中から垂れ下がったウンソの両手が元に戻り、失われた日々が蘇る。 子供時代をさらに遡り、産院で赤ちゃんのベッドを覗き込む幼いジュンソに戻る。 全てが始まる直前のジュンソに。 微笑む現在のジュンソ。 彼の耳に響くウンソの声 「汝を許す」 少しばかり突っ込みつつ観続けてきたけど>少しかよ これは2人の贖罪だったのだ… と、ここでやっと思い至る、ひじゅにであった。 ☆やっくんち☆ ◇人気映画・TVBLOG◇ 秋の童話~オータム・イン・マイ・ハート~ DVD-BOX 7枚組 ◆20%OFF! 秋の童話 夏の香り DVD-BOX(1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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