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テーマ:ハリポタ好きですか??(323)
カテゴリ:小説&マンガreview
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
(Harry Potter and the Half-Blood Prince) 作:J.K.ローリング 訳:松岡 佑子 ようやく読み終わりましたっ。 読み始めたのも遅かったんです>秋頃だったかな? 大好きなシリーズなのに、今回は何故か気持ちが入っていかず、挫折していました。 雰囲気が暗いからかな…重要人物の一人が死ぬという情報も入っていたし…。 そして、ついこの間やっと読む気が起きて、 ページを開いたら、今度はすぐに引き込まれていきました。 ネタバレ注意です! * * * * * * * 誰が亡くなるのか、何となく想像はついたんです。 っていうか、もはや“あの人”しかいないよね。 でも、実際にその場面を読むと、がっくり力が抜けてしまいましたよ…。 私が、このシリーズに興味を持ったのは、ある雑誌の書評に 「今は、書店のベストセラーの棚に置かれているけれど いずれ、『ナルニア国シリーズ』等と並んで、普及の名作ファンタジーの棚に 置かれることになるだろう」 というような意味のことが書かれていたのを読んだから。 C.S.ルイスの『ナルニア国シリーズ』は、私の幼い頃の愛読書で、勿論今でも大好きで 物凄~く影響を受けている本なのです。 で、読んでみたら、成程とても面白い。 ストーリーは勿論、それを支える世界がしっかり構築されていますし、キャラも多彩。 お菓子から乗り物から、細かい部分も作り込まれており、かつユニークです。 何より私は、彼らの学校生活にとても魅かれます。 …その学校生活が…後一年は残されていると思っていたのに… 先回、フレッドとジョージが学校を去り社会人になったのが、ある意味ショックでもありました。 そして今回はハリー。 まあ、学校自体がどうなるか分からない状態になってしまいましたが。 スネイプもマルフォイも去ってしまいました。 確かにマルフォイは意地悪で嫌な奴なんだけど、何故か嫌いにはなれませんでした。 そして今、彼は非常な苦悩のうちにあります。 ハリーが彼を救い出す、という展開になれば良いのになあ。 それにスネイプも。 ダンブルドアは最後まで彼を信じていたようだし 私も彼が心底“悪”だとはイマイチ信じ難いものがあります>根拠無し ダンブルドアが間違っていたなんて思えないし、思いたくないから 彼は本当は信頼に値する人物なのだと信じたいです。 では、あの時のダンブルドアに対する行為は…!? 何か意味がある、という展開なら良いのになあ。 私って甘過ぎるかしら? そうそう、今回明かされた○○箱。 『秘密の部屋』の時、私も疑問に思ってたのよ>トムが記憶だけの存在にしては△△なこと だから今回、その点が納得いって良かったです。 それから予言に関しても。 ハリーは予言に強いられて戦いに引きずり込まれるのでなく、 自らの意志で歩み入るのだ…という考え方も、私の考え方と同じで嬉しかったです。 せっかく掴んだ恋も捨てて、大人の入り口に差し掛かったハリーは悲壮な決意で歩き出します。 最終巻が今から待ち遠しくてたまりません。 ☆やっくんち☆ ◇人気映画・TVBLOG◇ ハリー・ポッターと謎のプリンス 【1227アップ祭10】ハリーポッター マグカップ 「ホグワーツ」 ハリー・ポッターと炎のゴブレット 特別版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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