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カテゴリ:K-POP(主にヒジュン)
ある日偶然、窓の外に一羽の鳥を見つけました。
その鳥は折れた翼を、ひどく辛そうに羽ばたかせていました。 とても可哀想で、胸が痛みました。 まるで自分の姿を見ているようだったからです。 その鳥は、翼はあっても飛び立つことができず 行きたい場所を見つめながら、力の限り羽ばたいていました。 その澄んだ目には その鳥を切なそうに見守る、本当に沢山の鳥の群れが映っていました。 行きたい場所に背を向けて、その鳥の周りをくるくる回っていました。 白く輝く美しい鳥たちでした。 たとえ僕の心が、翼に怪我を負った鳥だとしても 白い鳥たちを見つめ、懸命に翼を動かしている、その鳥のように 僕も、もう一度羽ばたこうと思います。 とても辛く苦しいことだとは分かっていますが 僕には見守ってくれる美しい鳥たちがいるのですから。 その鳥が、それほどまでに行きたいと望んでいる場所 僕にとっては、“音楽”という名前の場所です。 ムン・ヒジュン3集『Legend』のジャケットの挨拶文のところに書かれている 詩のような文章です。 アンチによるヒジュンへの誹謗中傷は、それはそれは酷いもので 韓国では知らない人はいないくらいの勢いだったそうです。 スターたるもの、アンチがいるのはむしろ当然でしょう。 人気があるほど、あるいは個性や魅力が突出しているほど… それを面白く思わない連中が出てくるのでしょう。 そうしたスターが大勢いるはずの芸能界で、彼ばかりが、それほど話題に上るのは 数においても、攻撃の凄まじさにおいても 際立つものがあるからなのでしょう。 体調を崩すほど、悩んだヒジュン… この文章に彼の心が感じられて、ファンとしては涙なくして読めません。 翼が折れた鳥を見守りながら、くるくる飛んでいる白い鳥たちは 勿論、ファンたちを指しています。 白いカッパに白い風船という、お揃いのいでたちから ヒジュンはファンたちを「White Angel」と呼んでいました>今はJunist 「白く輝く美しい鳥たち」という表現は、彼のファンに対する感謝や愛情が伺えます。 そんなヒジュンに対するファンたちの答は― あなたを見つめながら周りを飛び回っているだけではイヤです。 私は、あなたの傍に座って あなたが行きたい場所を、あなたと一緒に見つめます。 あなたが望むなら、私の翼をあなたにあげます。 という、これまた涙なくしては聞けない言葉でした。 まるで『トーマの心臓』(萩尾望都)のよう。 弱さ故に神に背き、翼を失った自分を嘆いていたユリスモールに 自分の翼を渡すために自殺したトーマのよう。 彼と同じくユリスモールを愛したエーリクが口にした言葉のよう。 「僕の翼をあげる」 この言葉でユリスモールが救われたように ヒジュンも力強く羽ばたいていってほしいです。
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