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2007.01.15
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『われら はみだしっ子』
作:三原順

―『はみだしっ子』シリーズPart 1―


右矢印
あんまり似てないけど
グレアムです

ぺんぎん
グレアム



グレアム&アンジー7歳、 サーニン&マックス5歳の冬―

家出中に知り合った4人の子供たちは、ある喫茶店で世話になっている。
マスターと、その妹のローリーは優しく、4人はいつまでもそこで暮したいと願う。
しかし、ローリーたちは彼らのことを警察に連絡していた。
「ボクたちが欲しいのは、親という名を持った人間じゃなく…ホントに愛してくれる人」

4人が出会う2つの出来事―
(1)捨て猫
子猫たちが待っているのは、自分たちを愛してくれる人=“恋人”
喫茶店にいられないことを知った4人は、同じ場所に座り恋人を待つ。
(2)雪の中、孫たちが来るのを待っていた、おじいさん
2度目に訪ねた時、おじいさんは肺炎で亡くなった後だった。
「恋人が来なくても、神様が来る」

語られる4人の過去―
初回はマックス。
父親に疎まれ、酒の勢いとはいえ首を絞められ殺されそうになり、逃げてきた。

クリスマス・イブ、雪の中に倒れる4人。
唯一意識のあったサーニンの前に現れたひとりの男性が、恋人だと名乗る。
「メリー・クリスマス」
涙で叫ぶサーニン。

皆が病院で目を覚ました時、その男性は病院の医者で、道義上彼らを助けただけと知る。
病院を抜け出す4人。

「いじけ者!ひねくれ者!ロクデナシ!はみだしっ子!―何とでも言うがいいサ!
ボクたちも言ってやろう、きれいな衣をまとった人よ、さようなら!
ザマアミロ!!」



最初、読みきりとして発表された作品で、
当時は最後に5年後の4人の姿が描かれていたそうです。

コマ割りはかなり細かく、アップが多く、文章も多く、読み難いっちゃ読み難いです(^^;)
絵柄はクセが強いけれど、とても可愛く、華があります。
表紙、マックスとの出会いの回想、イジケたアンジーを慰めるところ…と3回
ひとりと3人で向かいあいポーズを取る、ミュージカル風のショットが描かれ
全体にリズミカルな雰囲気をもたらしています>小さなコマなんですけど
台詞は詩的な言い回しが多く、4人のルックスの愛らしさもあって
ファンタジーのような印象をもたらしていると思います。
まあ、“少女マンガの文法”と言えば、それまでなんですけど(^^;)

内容的には暗く重いです。
社会のしがらみ、色々な制度、慣習…そうしたものを除外視して
ただ愛してくれる人を求める…という純粋な願いを掲げる4人。
まだ年齢的には幼い子供であるという設定ゆえに、その純粋さに説得力があると思います。

その純粋さを際立たせるため、もしくは正当化するため(?)
4人を取り巻く状況は過酷です。
ただ愛してほしい…という単純な願いは、遂に誰にも理解されることなく物語は終わります。

切ないシーンが沢山あります。
ギャグも挟まれているし、喧嘩するエピもあるし、
元気で逞しい面もちゃんと描かれているのですけれど
それでも、やはり痛々しくて弱々しくて、切なくて泣けます。

「はみだしっ子」という言葉は最初、
社会に適応できず取り残されてしまった子供たち…
という意味と受け取りそうになりました。
でも、そんなネガティブな意味合いではありません。
それでは、われらが「はみだしっ子」ではありません。

彼らは行動します。
病院を抜け出すという行為は、彼らが自らの意志によって社会から飛び出したことを
象徴しているように感じます。
そして最後の台詞が、今後の彼らの生き方―自ら選んだ生き方―を表していると思います。


序論右矢印“『はみだしっ子』review書くぞ”


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Last updated  2007.01.15 19:05:13
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