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カテゴリ:ドラマ以外のTV番組&DVD等
わ~い、お祖父ちゃんだっ!
第1話から強く魅かれるものを感じた『ちりとてちん』。 その大きな部分を占めているのが、米倉さん演じる正太郎お祖父ちゃん。 もうベテラン俳優(キャリア50年)だということは、 日本の映画やドラマをあまり観ない私でも知ってるぞ。 パネルで紹介されたけど、大河と朝ドラの出演が多いのね。 私は『芋たこ』『秀吉』くらいしか観てないけど(^^;) お若い時の顔は…『怪奇大作戦』の岸田森を思い出させた>私だけ? 間に挟まった“小浜ミニ情報”― 1:御食国(みけつくに) 海の幸が豊富 朝廷に塩や海産物を献上した国のひとつだった 2:海のある奈良 国宝や重要文化財が数多くある 仏教文化の影響が濃い 3:弁当忘れても傘忘れるな 天気が変わりやすい 4:お箸のシェア日本一 全国のお箸生産の7割を占めている 若狭塗りの別名は「宝石塗り」 てことで、塗り箸談義。 工房を訪れ、驚いたという米倉さん。 続いて名場面集― *ヒロイン喜代美の土台を成すのが、お祖父ちゃんの言葉だというのが改めてよく分かる。 そんな、お祖父ちゃんを演じるに当たり、米倉さんがイメージしたのは師匠@宇野重吉さん。 何と、宇野さんは福井出身。 心の中で宇野さんにダメ出しをされながら、お祖父ちゃんのキャラを作り上げたそうだ。 *正典パパを後継者としては拒絶する、お祖父ちゃん。 理想の職人を頭に置き、憧れを抱きつつ演じたとか。 「分からないけど理解できる」 *喜代美にとって、お祖父ちゃん=原体験 米倉さんの原体験は、お祖母さん。 戦争中、学校を休ませて、歌舞伎に連れて行ってくれたそうだ。 「妙な教育に侵されない人間の知恵」 「老人の孤独とボケとを混同するような人間は人間じゃない」 孤独を癒す交流の良さを、このドラマは持っている。 *臨終シーン 微笑みながら亡くなる、お祖父ちゃん。 脚本に「微笑む」とは書かれていたけれど、誰に微笑むかは書かれていなかった。 一番感謝するのは妻だろうと考え、小梅お祖母ちゃんに向かい、声を出さずに 「ありがとう」と呟いたのだとか。 言葉では喜代美と正典パパのことしか言ってなかったから、これを聞いて納得した。 お祖母ちゃんが、あそこで激しい泣き顔になったのに、より共感できるな。 貫地谷さんへのエール― 脚本読み合わせの時に泣いていた彼女を見て、子供時代からの繋がりを考えて演じる彼女に 良いヒロインになれると感じたそうだ。 趣味― *孫のための機関車作り。 材料は、空き缶やホテルのシャンプーのキャップや空き箱(from森光子)。 *絵 絵本作家でもあるそうだから、趣味を超えてるけどね。 好みのタッチなので、今度彼の作品を探してみようかと思う。 質問― *福井ロケで印象に残っていることは? 宇野さんとよく訪れた地なので、思い出が蘇ってきたとか。 今回、塗り箸の工房を見学したことは強烈に印象に残った。 *料理は? 家では、たまにスパゲッティを作ったりする>洗い物は全部する 旅公演で自炊する時は味付けをする>ぶち込み系 *健康のために気をつけていることは? 何もなし。 *願い事ひとつ出来るなら? 「願いってのは叶わないんじゃないかな」 今年になって4~5人の劇団を創ったそう。 「“遅きに失する”というのは嘘。でも、そういう嘘は必要」 行動する理由になるなら何でも良い…と分かったそうだ。 …何か柄に合わず詳細レポートになってしまったような。 えっ、詳細の意味が違う? ○『ちりとてちん』reviewはこちら(INDEX)から ☆やっくんち☆ ◇人気映画・TVBLOG◇ 作家物 特選 訪問着セット 哀しみのベラドンナ(DVD) ◆20%OFF! おとなになれなかった弟たちに… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2時に気がついた・・・おバカな私は感謝です。
見逃しても、想像でカバーしつつ目に浮かびます。 関係ないですが、徒然亭の居間は「芋たこ」と似てる気がします。 「哀しみのベラドンナ」~☆キャァ~懐かしい。主人公の声が「渡鬼」の弥生。アートな大人のアニメでした。(今じゃこんな作品作れないだろうなぁ) 「ペイネ愛の世界旅行」を思い出します。(ああドンドン古い作品に) (2007.10.18 19:08:54)
正太郎ちゃんの名言&演技の裏側の話が聞けてさらに感動しました~。
本読みの時に貫地谷さんが正太郎ちゃんの横で泣いてた話や、 臨終シーンのとこでうるるんしました~。ガオォ~~~~!(号泣) スタパで泣いたのは1年前の徳一リーダーの小町子からのビデオレター以来です~。 ドラマでもスタパでもどんどとはレベルが違い杉ですな。 (2007.10.18 21:05:00)
こんばんは。
録画した「ちりてとちん」「スタパ」をまだ見ておりませんが、米倉さんの絵は、私も好きです。 吉行淳之介さんの文章とのコラボ『女のかたち』がオススメです。 また米倉さんは昔、在日コリアンが経営する「モランボン」という会社の「ジャン」という焼肉のタレのテレビCMでも話題を呼びました。 「生き続ける朝鮮の味」。 (2007.10.18 21:49:35)
小学校の国語の教科書に載っていて、私は役者というよりこのお話の作者&画家というイメージが強いです、米倉氏。
あとニビシのめんつゆでプレゼントしていたTシャツのデザイナー。 (2007.10.18 22:14:19)
ありがとうございます。
私もしょっちゅう見逃しちゃうんですが>スタパにはあまり縁がない 今日は何とか録画することができました。 米倉さん、知的で素敵でした。 あの居間が徳永家に似ているという意見は多いみたいですね。 私は言われるまで気付きませんでした(^^;) (2007.10.18 22:57:17)
ありがとうございます。
お花壇さんのおかげで観ることができました。 もう最近、新聞もあまり読まないもんですから>ダメダメです 私も臨終シーンにはウルッときました。 貫地谷さんは普段の格好だと、また感じ(シャレではない)が違いますね。 彼女の出演はこれからですよね、楽しみですぅ。 (2007.10.18 23:01:18)
ありがとうございます。
私にしては珍しく観られました(笑) 宇野重吉さんは『寅さん』か何かで、昔観たことはあるんですが 漠然としたイメージだけで、お顔は忘れていました。 写真が出たのですが、やはり寺尾聡さんに似てますね。 米倉さんとはまた違う魅力を感じました。 (2007.10.18 23:05:54)
ありがとうございます。
吉行淳之介さんもエッセイを読んだことが一度あるくらいなので 米倉さんと両方結び付いた作品なら、両方の入門に良いかもしれませんね。 スタパで紹介した2枚の絵は、とても印象的で良かったです。 モランボンのジャン!美味しいですよね>そういう問題ではない CMの姿を見てみたいなあ>動画サイトにでも上がってないかなあ (2007.10.18 23:12:53)
ありがとうございます。
このアフィリの紹介文を読むと、『蛍の墓』よりも辛い話のようですね。 読むのが恐いようだけど…読んでみたいと思っています。 かなり覚悟が必要でしょうか? ニビシのめんつゆって知りませんでした>私って凄く無知 サイトを見てきましたがTシャツの話はなかったので残念>もう昔の話? (2007.10.18 23:17:34)
見れなかったの・・・・今日はいろいろで。
詳細レポートありがとうございました。 役作りのお話、さすがと思いました。 ああ、1週間は短すぎる・・・もっとおジイちゃん、見たかったです・・・・(でもあの長さでなくてはならないのね、きっと) (2007.10.18 23:49:43)
昼間から又ないてしまいました。あ・り・が・と
といってると画面にはうつらなかたったけど、 名優ですね・・画家としても彼はたしか国際的(ビエンナーレかな??)な最優秀賞をもらったと思いますよ・・一流にひいでた人は違いますね・・ それにしても彼も今度の脚本ほめてましたよね!! 前がひどすぎたので。。長門さんの役を彼がやったらどうなってたかなぁ・・もう少しドラマもよくなったかなあ・・・?? (2007.10.19 00:38:19)
米倉さんが仰ってた通り、師匠の宇野重吉さんは福井出身の名優。福井をこよなく愛して越前蕎麦が日本一だと行って福井に公演で来るたびに劇団民芸の弟子の米倉さんや大滝秀治さん日色ともゑさん達蕎麦を食べに連れて行ったとのエピソードを聞いた事があります。
そんな宇野さんですから福井弁もよく喋ってたとおもいますから米倉さんは結構耳に残ってたのでしょうね! 福井弁って汚いとか格好悪いとかのイメージがあったのですが、このドラマを通して『ちょっと可愛いのかも』って思うようになってきました(笑) 臨終シーンでのエピソードやB子へのエールの言葉、それと別の番組で聞いたのですがチビB子ちゃんのかわらけ投げのシーンでのエピソード(B子ちゃんが皿を投げながら泣くのは予定外で監督や和久井さんもビックリしたそうですが凄く良かったのでそのまま使用したとの事)を聞いて、このドラマ、子役からベテランまでなんて凄い実力派を起用してるんだ!って改めて感動しています。 (2007.10.19 08:23:25)
ありがとうございます。
さすがにプロですよね、役作り半端じゃないです。 一つ一つのシーンにも色々思いや工夫をこらしているし。 お祖父ちゃんの存在があったから最初からすんなり このドラマに入り込めたんだと思っています。 短すぎたけど…必要な長さだったのでしょうね。 (2007.10.19 19:39:19)
ありがとうございます。
多方面に才能を発揮しておられるようですね。 米倉さんが『どんど』に出ていたら… 子泣き爺のイメージはなかったかもしれませんね>もっと知的 でも、あれは脚本が酷すぎましたしねえ…ヒロインを座敷童子と認定する役だし… 出演シーンだけ色合いが変わってた可能性はありますね(^^;) (2007.10.19 19:43:43)
ありがとうございます。
確かに始まる前は配役が地味だなあ…なんて思ってましたが どうしてどうして実に味がありますねえ。 まさに適材適所…という感じです。 米倉さんも幽霊でも良いからまた出たい、というようなことをおっしゃっていたので ぜひ実現してほしいと思います(期待) (2007.10.19 19:46:52)
スタジオパーク見逃しました。
でも、こちらで詳細を読ませていただき感謝です。 米倉さんが絵本作家だとは知りませんでした。 私も作品を読んでみたいと思いました。 (2007.10.19 23:36:01)
ありがとうございます。
色んな才能を持った方なんですね。 絵を二点紹介されたんですが、タッチも色も良かったです。 もっと沢山の作品を見たくなりました。 著書も読みたいです。 出演作も、もっと観なくては(^^) (2007.10.20 11:12:36) |