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もう…何がなんだか日記

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2008.08.17
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カテゴリ:加藤虎ノ介
待ち望んでいたスピンオフ!

若狭の「おかあちゃん」宣言と共に―いや、“落子”の産声と共に、と言うべきか―
突然、目の前から切り離されてしまった『ちりとてちん』の世界。
それにまた、こうした形で繋がることが出来て嬉しい。
何ヶ月もの隔たりがあったのに、すんなりと入り込めたのが嬉しい。
あの頃と空気が同じままなのが嬉しい。

あれから一年後=現在。
四草会で創作落語を披露する草々にいさん。

生まれたのは、やはり女の子。
名前は言わなかったけど…まさか本当に“落子”じゃないだろう(笑)
「おかあちゃん」宣言で物議をかました若狭だけど、相変わらずヘタレのようで
そこがまた嬉しい。

正当派に拘っていた草々にいさんが創作に挑戦するのも嬉しいし、
それを若狭と一緒に作り上げたというのも嬉しい。

ベースは『宿屋仇』―

清八と喜六は草原にいさんと小草若さん。
源兵衛は四草さん。
そして万事世話九郎は、まんま萬事九郎さん。

時は1996年4月3日。
3兄弟が福井から大阪に帰る途中で遭遇した物語。


緻密に構成されたドラマなので、こうして裏の物語を入れる余地があったとは…。
でも、そう言われれば、あの時、
少し前まで和田家に滞在していた3兄弟が、肝心の夫婦会の日には去ってしまっていて
「え~、何で?」と、ちょっと思ったんだったよな。
あの時、既に今回の物語を考えていたのかもしれないね。
こうして私達が観られる形を取れるか否かは分からなかっただろうけど、
作者の頭の中には全てがキチンと組み込まれていたのかもしれない。
凄いなあ…。

凄いといえば、直に顔を見せるのは3兄弟と語り手である草々にいさんだけなのに
他の人達の存在もリアルに感じさせるところが、これまた凄いと思った。
福井の人々も大阪の人々も。

で、物語の方だけれど―

未だに落語の知識が乏しいままの私は、最初
草原にいさん、はしゃぎ過ぎ!
小草若さん、ちょっと怖い!
四草さんが相撲をとるなんて!?
と、思っちゃったりなんかしたけど>ぉ
『宿屋仇』を調べてみたら、その内容をよくドラマに生かしてるのね、と納得&感心。

でも、最後の“嘘”は、落語では嘘だけれど、ドラマではどちらにも取れる。
そこのところがミソだね。

私的解釈では、萬事九郎さんは本当の事、四草さんは真偽が入り混じってる…って感じかな。
四草さんの性格からすると、母親との関係はあの話のままとは思えないんだよなあ…。
でも、全体的には“真実”だったと思う。

ま、このところはハッキリさせる必要はなく、
視聴者各自が自分なりの答を出せば良いことだね。


本編では小草若vs草々の対比が前面に出ていたけれど、
この外伝では小草若vs四草がクローズアップされていたのが興味深かった。

私もよく陥ることなんだけど…
相手の背後に目を向けて自分と比較してしまうと、
自分の持たないものばかり目立って見えて、僻み根性が出てきちゃうんだよね。
それは相手を対抗者として捉えている、ということなのかもしれない。
その人自身を見つめるべきなんだよね。
そうしたらその人が、仲間として自分の傍にいてくれることに気付くんだよね。

たった一度の出逢いだったけど、この夜を境に四草さんの足元は固まったのだと思う。
この出来事があったから、子供を黙って引き受ける四草さんになったのかもしれない。

骨の折れた扇子、ってのが何か粋だよね。

完全な分業制なので扇骨を作った人のことは分からない。
美しい紙の方に皆の目は行くから、扇骨職人のことなんて考えもしないだろう。

四草さんは紙が貼られる前の扇骨を手に入れた。
しかも、それは骨が一本折れている。
四草さんは、その扇子と同じ様に自分に足りないものを常に感じていたのだろう。
でも、四草さんは、その上に色んなものを塗り重ねて生きてきた。
ラストシーンで、現在の四草さんが広げた扇子は美しく完成されている。
そこに草原&小草若の名前も書かれている。
あの夜の思い出も沁み込んでいる。

小草若さんを「骨」と言ったのも示唆的だよね。

それから四草さんの誕生日が分かったのも良かった。
(って、メモリアルブックで思いっきりネタバレされてたけど^^;)
“四草”の“四”=4番目の弟子+忍の“し”×草若師匠の遊び心
と単純に考えてたけど、誕生日も関係してたのか…も…?

まあ、そんなシチメンドクサイ事なんて考えなくても良い。
楽しかったから、それで良い。
彼らは今も生きている、って思えるから良い。
四草さんが車の窓から振り返った時の笑顔が爽やかだったから、もうそれだけで良い。


「狐に化かされて朽ち果ててしまえ!」



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Last updated  2008.08.17 21:03:39
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