もう…何がなんだか日記

遅くなりましてスンマヘンスンマヘン
…ひじゅにですが何か？


「めぐみ、今こそお前の力が発揮されるだが」by蕎麦ジイ


今日は松江オンリー。
祇園は完全無視。
ま、今迄にも何度もあったことではあるけどな。
逆のパターンがあったかどうかは…記憶にない。
つーか、『だんだん』に関する記憶はどんどん薄れていく（笑）

お祖母ちゃん、退院。
「一ヶ月ほどで」と言っていたけど周囲はいきなり冬支度
ま、そんなことは『だんだん』では瑣末なことザマス。

週一度の通院。
布団に寝たきりでも何とか趣味の勾玉作りは出来ていたのに
点滴すると、かえって具合が悪くなる。
お祖母ちゃんが拒否したくなるのも当然。
疑いたくなるのも当然。

だけど

「そげだね、酷い薬だね。
中山先生に文句言わにゃいけんね」


この言い方はないだろう、めぐみ！


まあ、そんなこんなで＞ぇ
告知すべきか否か―
今日はただ、これだけの話。


こんな生活がずっと続いたら、遅かれ早かれ自分の病気が深刻なものであると気付くだろう。
医学的知識がなくたって医学書がなくたって、ドラマから得られる情報もある。
この『だんだん』みたいに病気を安易に取り上げたドラマが存在しているのだから（笑）

勿論、真剣に作られたドラマも少なくないと思う。
病気を題材にした理由は何かを訴えたいとか啓蒙したいとか告発したいとか、
感動や共感や応援や慰めや希望や…色々な前向きなメッセージを伝えたいとか、
そうした真摯な動機もしくはテーマが根底にあるのだろうと思う。

『だんだん』の場合は、そんな真っ当な要素はどーでもよくて、
全ては上記の蕎麦ジイの言葉に集約されているように感じられる。

めぐみ、お祖母ちゃんのために活躍

めぐみ様マンセー

石橋、おかげでベッドサイド恐怖症を克服

めぐみ様マンセー

晴れて二人で離島へ

めぐみ様マンセー

…てな具合に（＾＾；）

そんなワケで、お祖母ちゃんは自分の病気と自分の使命（笑）に気付き
早速めぐみに話を振るのだ。
忠父さんにでも嘉子母さんにでも、まして健太郎君にでもなく…
中山先生にでさえなく…
めぐみに真相を聞くのだ。
ちゃんと石橋も傍にいる時に（笑）


ひじゅにの周囲は少し前、癌旋風に見舞われていたのよ＞何ちゃ、それ？
部位はそれぞれ異なるけど、複数の人が次々に癌に罹った。
どの場合も全て本人に告知された。
先に家族だけ呼ばれて話を聞いた例もあったけど、少し後には本人にも伝えられた。
だから、今は告知するのが当たり前なんだと思ってたよ。

　　　ちなみに現在は、元気になった人もいれば亡くなった人もいる。
　　　日常生活には支障はないものの、あまり無理は出来ない状態の人もいる。

物凄くショックだったし、眠れない夜もあったけど、
大切なのは病気の名前じゃない。
病状をよく知り、それへの対処をどうするかが重要なのだと理解できた。
だから、出来る限り告知はすべきだと思っている。

　　　でも、その人のタイプや状況によっては伝えない方が良い場合もあると思うよ。
　　　まあ、臨機応変っちゅうのが理想ですな。

ちゅうことで、理屈だけで言うならば、
忠父さんではなく、めぐみ派なわけ。
わけなんだけど…

こんなに不快なのは何故？

ひとつは…
めぐみが伝えたいのは何故なのかが、よく伝わってこないからかも。
「自然治癒力」という中山先生の言葉の表面的というか字義的な意味にだけ拘ってて
自分で何も深く考慮していないように感じられるからかも。

ひとつは…
牛島さんの時と同じで、有る意味基本的な一事に過ぎない事柄が
病気を完治するための秘訣みたいに持ち上げられている感があるからかも。
牛島さんの時はストレスの原因を探ることだけが、
お祖母ちゃんの場合は癌という病名を知ることだけが、
全てを良い方向に導く大きな鍵であるかのように聞こえるからかも。

ひとつは…
家族の頭（かしら）である忠父さんが言わない派である以上、
めぐみの口から勝手に伝えてしまっては越権行為だと感じられるからかも。
いや、まだ勝手に言っちゃうかどうか分からないんだけどさ（笑）
でも、今日のラストの雰囲気では言っちゃいそうだもんな。
まだ分からない先の展開を想像して文句を言うことこそ僭越かもな（笑）


ところで―
出番が増えるほどキャラ崩壊するのが『だんだん』の法則だと
今日身を持って証明してくれたのが後藤先生。

ナース・ステーションでお祖母ちゃんの病状を聞いちゃうなんて…最低。
石橋に往診に行けと指図するなんて…最低。
お前、婦人科だろ？
担当医どころか部外者だろ？


とことんバカにされる哀れの中山先生である

徒然亭しなもんさん作