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カテゴリ:ドラマ-3-
監督:岩本仁志
脚本:木村春夫 脚本協力:山岡真介 出演:佐藤健(隆志)、谷村美月(ゆかり)、小出恵介(桜田)、林泰文(橘刑事) 玉木宏(結城) 音楽:池頼広 主題歌:『MW~Dear Mr.&Ms.ピカレスク』flumpool ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ やっぱり観てしまったよ。 ながら観ではあったけど>ぉぃぉぃ 映画版の宣伝ということで、その前に起きた事件を描いたもので 全くのオリジナル。 主人公の隆志@佐藤健は、本編の主人公@結城の駒に使われただけ… ちゅーことで、映画での結城の活躍に期待を持たせる、という作戦だな。 密室で2人の男性のどちらを殺すかと選択を迫られる隆志… というインパクトあるシーンで始まったけど、 これって思いっきり『SAW』じゃん。 で、そうした現在の隆志の状況と、 そこに至る迄の過去の事情とが交互に描かれる。 この手法が効果的だったか否かは、まあ置いといて>ぇ 隆志の事情は、悲しいものではあるんだけど、物語的にはベタな設定だな。 まあ、結城が仕掛けた罠の冷酷さを際立たせるために、 わざとベタにしている…という風に見ることもできるけど。 原作は遠い昔に読んだので細かい部分は忘れてしまったけど、 徹底した“悪”を描いているのが凄いな、と思った。 だって、他の大抵の物語は変なところで人間味を出して腰砕け…なんてのが多いでしょ? Wetな日本人の特色? その点、手塚治虫はクールでニヒルで、とっても俯瞰的。 悪の描写にしても、生温いか妙にグロいか…てな他作品が少なくない気がする。 まあ、そこは好みの問題かもしれないけど。 手塚治虫は、描写は容赦ないんだけど、それを描く視線が知的で品があると思う。 でもって、原作の結城はレイプに殺人に…と、ありとあらゆる悪事を行っていくんだけど 最後には政治に関わっていくんだよね。 究極の悪は政治…みたいに。 個人単位の悪から国家単位に向かおうとしていく。 何て凄いんだ、手塚治虫! ―ちゅーことで、 今回のドラマは前座の前座。 これで映画版に大いに期待が持てれば良いんだけど…どうかなあ。 佐藤健クンは頑張ってて◎だけど>ぉ 噂によると、映画版では結城と賀来のホモ関係が省かれるとか… もしそうなら、それだけでもダメダメの匂いが。 だって、神父である賀来が同性愛に溺れるというのも“悪”だし、 政治だけでなく宗教も関わってくるところが、これまた手塚治虫の凄いところなのに。 ―ちゅーことで、 ドラマの感想とは、ちょっとズレた話になってしまいました。 スミマセンスミマセン。 クリックしてね♪ よろしく、お願いします。 にほんブログ村 映画ブログ ◇人気映画・TVBLOG◇ ◇人気ブログランキングへ◇ ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります ☆やっくんち☆ MW(ムウ)(1) MW visual book (CD)flumpool/MW ~Dear Mr. & Ms. ピカレスク~/夏Dive【初回限定盤:CD+DVD】 (フランプー... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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