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カテゴリ:加藤虎ノ介
脚本:橋本祐志
演出:平野俊一、大岡進、松田礼人 音楽:佐橋俊彦 主題歌:『STAY』コブクロ 原作:城山三郎 出演:佐藤浩市(風越)、堺雅人(庭野)、高橋克実(鮎川)、北大路欣也(池内) 床嶋佳子(道子)、村川絵梨(貴子)、蟹江敬三(朝原)、市毛良枝(弥生) 加藤虎ノ介(日向) ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 虎様目当てで観たので前知識まるでナシ 一般知識もまるでナシ …の私なので、理解できてない部分が多いかも>スミマセンスミマセン 昭和の町並みは、実際には知らない風景なのに懐かしい。 あまり大々的に出さず、所々にさり気に見せていたのが良かったな。 電気炊飯器とか洗濯機等の家電の移り変わりに関しては、 やはり日常いじっているものなので興味深い。 釜での炊飯には慣れているはずの風越妻@床嶋佳子が、 うっかり焦がしてばかりいるのはどうなのか…という気もしたけど、 それだけ難しいものだったってことですねそうですね(^^;) 電気炊飯器に変えた時、ブレーカーから煙が出始めたので 火事になるのかと心配してしまった>私も時々落とすけど煙は出ないので 女性達が家事に奔走する間、佐藤浩市は浴衣姿でくつろいでいて 同僚が訪ねてくると妻に伺いもせずに食事に招いたりして 女の私としては、ちょっぴり引っかからないでもなかったけど… それが昭和の男ってヤツなんでせう>ぉ でも、そうした男社会の中に女性@吹石一恵が入ってくるエピも挟まれていたのが 平衡取れてて良かったかも。 反面、いかにも昔の女学生って感じの村川絵梨が可愛かった>一番好きかも まあ、そのように当時の様子を実写も交えて細かく描きつつも、 いかにもドキュメンタリー調という作りではなく、ドラマになっていたと思う。 まあ、ドラマとしては淡々としていてイマイチ盛り上がりに欠ける気はするけど>ぉ 個人的に「官僚」ちゅー人達に信頼感持ってないからなあ… それで物語に素直に乗れなかったのだと思う。 実在の人物をモデルにしている佐藤浩市他登場人物達は、皆それぞれ良い感じだった。 戦後の大変な時期だからこそ、夢や熱意を持てたのかもしれない。 時は昭和30年― 通産省が打ち出したのは「国民車構想(国民車育成要網案)」 *排気量350~500cc *4人搭乗して時速100kmが出せる *走行距離10万kmを走っても大きな修理をしなくて良い *60kmの走行でリッター30klの燃料 *月産3000台 *工事原価15万円、販売価格25万円以下 ちゅーことで虎様が働く“アケボノ自動車”に話が持ち込まれたのであった。 もう、虎様ったら、やる気満々。 鋭い目付きに若者らしい意欲が輝いておりましたわ。 それに社長@蟹江敬三との会話で、ほんのちょっと映った指や爪が しっかりと油汚れしてたのも芸が細かいですわ。 社長の娘婿というのが、ち~とばかし「きいいい!」でしたわ>ぇ ドラマは「官僚たち」が主だけど、実際に頑張ったのは庶民。 良く言えば夢と方向性を与えて貰えたのだろうけど、 悪く言えば翻弄されたとも…>こらこら 結局のところ、上記の条件をクリア出来たメーカーはいなかったらしいけど それにより日本の自動車が格段に進歩したのは事実。 蟹江敬三の残した日記が、その後の日本を示唆していたとも言える。 聞くところによれば、ほんの少し前まで アメリカでは日本製品=安かろう悪かろう、だったらしい。 ドラマの中でも玩具扱いされてたしね。 それが、あっという間に、憧れの製品になっちゃったんだものね。 さらにその後は…悲惨な状態になっちゃったけど…(^^;) あえて、こういう時代にこういう話を持ってきたのは、どういう意図があるんだろう? 派遣切りされて苦しんでいる人達には皮肉と感じられるかもしれないのに。 それとも、自分達の過去にプライドを持つ助けになったかな? ああいう上昇気流に乗った時代もあったのだ…と遠い目をするのでなく 全てが順風満帆だったのではなく壁も多かったのだという点に注目して、 今の苦境を前向きに変える気概を持てと促してる? ともかくも、虎様中心に観ればなかなか見ごたえがありました。 輝く瞳の青年ぶり、 試乗する時の真剣な表情、 痛々しくも色っぽい包帯姿、 そして喪服姿まで。 堪能させて頂きました(笑) クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ◇にほんブログ村 テレビブログ◇ ◇人気映画・TVBLOG◇ ◇人気ブログランキングへ◇ ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります ☆やっくんち☆ 官僚たちの夏改版 [枚数限定][限定盤]STAY/コブクロ[CD+DVD] TV Taro (テレビタロウ) 関東版 2009年 08月号 [雑誌] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私も包帯姿と喪服姿で充分です。^^
久し振りにハルカも見ました。 (2009.07.08 22:46:38)
絵梨ちゃん目当てで観る・・ちゅーか実家で録っています(^^;早く見てえ~~!
今回の彼女は16歳(ご自身のブログで照れてはりました(笑))の設定で、これから回を重ねる度に年齢が上がって行くのだとか・・ この時代は官民一体となって高度経済成長の中を駆け抜けている“情熱”が伝わってきますが、今の官僚は権力の上に胡座をかいている悪いイメージしかないですもんね。 それより、扱うネタが『プロジェクトX』とカブっているのが少し気になりますが・・(^^; “アメリカでは日本製品=安かろう悪かろう”この事は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中での会話が物語っていました。1955年にやってきたタイムマシン(車)を修理していたドクが「こりゃダメだ。日本製の部品が使われてる」するとすかさずマーティーが「何言ってるの、1985年では日本製が最高なんだよ」って。(笑) (2009.07.08 23:19:02)
虎さんがどういうふうにストーリーに絡んでくるのかちょっと不安でしたが、不幸な生い立ちで拗ねたところも無く、熱血エンジニアとして結構重要な役で、妙に似合ってるちっこい車を運転してて、オマケに蟹江さんとの義理の親子関係というのが何気に嬉しかった。
現代の俗に言うエリート官僚に関してはあまりいい印象が無いのですが、あの時代の出世は二の次熱血官僚(ちょっと美化し過ぎの感はありますが)対エリート出世コース熱望官僚の戦いはちょっと楽しみなので、次回からも視聴予定です。 それに、もしかして、虎さんの再登場もあるかもと淡い期待も。。。 そうそう、ひじゅにさんはWOWOWは見れますか? 26日に「死者恋」というドラマで怪しさ全開の虎さんが見られるみたいです。 残念ながら、私はムリなのDVD化されるのを期待してます。 (2009.07.10 01:05:04)
ありがとうございます。
色々な虎様を拝むことができて、予想以上に嬉しいドラマでしたね(笑) やはり、包帯姿というのは、特別なものがありますなあ>ぉ ハルカを見るのは、私は『セクシーボイス・アンド・ロボ』以来です。 それも子供の役で再会できるとは、何だか嬉しくなりました(笑) (2009.07.10 23:24:59)
ありがとうございます。
キャストも見てなかったんで、最初のうちは絵梨ちゃんだと気付きませんでした。 普通に10代の新人女優が演じてるのだろうと思ってましたよ(笑) 声も高く子供っぽくしていましたが、不自然さはなく、可愛かったです>女優としての好感度アップ 『バック…』好きな映画なのに、その部分はコロリと忘れていましたぜ。 (2009.07.10 23:40:04)
ありがとうございます。
熱い雰囲気は好感持てましたね>虎様を期待して見続けようかしら 我が家もWOWWOWは観られないんです(残念) でも、随分前ですがWOWWOW制作ドラマ(京極夏彦『怪』)DVDをレンタル店で見つけたことがあるので 今回も、もしかしたら期待できるかもしれません>でも、その後『怪』は見かけなくなっちゃいましたが (2009.07.10 23:44:04) |