2009/12/27(日)08:11
『ブスの瞳に恋してる』
『ブス恋』再放送で観ました。
2006年の作品なので今更かもしれないけど(笑)
少しばかり思うことがあったので書いてみます。
ちなみに、原作のエッセイやマンガは未読です。
でも、設定も物語もかなり異なると聞きますからOKですよね(^^;)
でまあ、ドラマの方も全話観られたわけでもないんですが>ダメじゃん
え~っとですね、
全体的には面白かったです。
結構、胸キュン(死語)したところも多かったです。
外見に自信がなかったりドジだったり何かコンプレックスのあるヒロインが
超美人のライバルを退けてハンサムな王子様的キャラをゲットするという、
まさに少女マンガの王道的作りですよね。
韓ドラとか台湾ドラマとかに通じるものがあると思います。
ただ、ちょっと気になったのが、あまりにもブスを強調しているということ。
まあ、五郎ちゃんが演じる主人公はお笑い作家なわけで
だからヒロインに理想の「笑い」を見出す…というのは分かるんだけど…
だったら何で、お笑い要素のない美人とばっか付き合ってたんだよ!?
という気がしなくもなく…
でも、それを言っちゃあオシマイだとも思うので、横に置いといて>ぇ
ヒロインが、彼が主張する程「面白い」と思えなかったところが痛いというか…
いやいや、演じる村上知子は本当のお笑い畑の人なので一般的には面白いのでせう。
つーか、それも言っちゃあオシマイなので横に置いといて>ぉ
覆面歌手が実はブスだった、という事実を知って笑い転げるヒロイン&主人公
というシーンがあるんだけど…
ここが、このドラマの根底を支配する感覚というか、ソコハカトナク流れる違和感を
象徴しているのかもしれないなあ…と思わざるを得ませんでした。
だってさ、
ブスであることで散々辛い思いをしてきたヒロインが
美しい声と歌唱力を持つ歌手の顔が良くない、ということだけで笑えるなんて変じゃね?
主人公だって、ヒロインの笑顔を天使だと思うシーンがあったことからして
実は彼女の内面の魅力に最初から気付いていた、ということだと解釈してたのに
結局は美醜で判断してただけなのか…?
彼の言う「笑い」というのは外見の「滑稽さ」という初歩的というか原始的なものなのか?
と、ちょいっとガッカリしてしまったのでした。
まあ、その点において、この2人は感性が合っているのだから
ラブストーリーとしては正しいのかもしれないけどね>そうか?
【ここから先は悪口になっちゃうかもしれないので、ご注意下さい】
モデルになってる実在の2人について、詳しい事は知らないんだけど
奥さんの方は確かに美人かブスかって聞かれればブスと答えざるを得ないんだけど
加えて、彼女の「笑い」についても、まだよく知らないんだけど
だからって、結婚できたのが不思議ということにはならないですよね。
だって、誰でも何かしら魅力的な部分を持っているはずだから
彼女ならではの魅力に、相手の男性は惹かれたんだろう…と思うだけ。
ただ、その相手の男性が絶世の美男子で凄い才能の持ち主で超セレブで人間性も立派で…
という完璧に近い人だったらば、ちょっとばかり嫉妬心を抱いて
「何だってまた、あんな女性を選んだのよ?」
と言いたくなる気持ちは分からないでもないです(笑)
でも、CM等で見かけた彼女の御主人は
ハッキリ言ってイケメンじゃないじゃん>言っちゃったよ
外見だけで判断するなら、不思議どころかお似合い夫婦じゃん。
なのに何故、彼女の「ブス」ばかりが強調され不思議がられるのか不思議。
私が無知なだけで、彼は類い稀な才能に恵まれた凄い人なのかもしれないけど
それを言うなら、お笑い芸人として頑張っている彼女だって同じなんじゃ?
それとも、まるで格が違うの?
ていうか
男性はステータスで計られ女性は外見の美醜で計られるしかないってこと?
それとさ…
御主人が手がけた手塚治虫の『ジャングル大帝』のアニメは観たことあるんだけど
原作を大幅に変える意味が全く感じられなかったんですよね。
正直言って、めちゃくちゃツマラナカッタ。
こーいうのを原作レイプと言うんじゃないか…と思ってしまいました。
スミマセンスミマセン
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