もう…何がなんだか日記

2010/05/27(木)22:37

『龍馬伝』第21話

ドラマ-2-(98)

第21話『故郷の友よ』 嫌味を言っても泣き言を垂れても弥太郎ってばカワイイ            少数派? つーか、今回は 日本のためにと侍になった長次郎― 刀より算盤を信じると商人を目指す弥太郎― 覚悟を決めて侍になったと言う長次郎― 自分の行く末を覚悟している武市― 仲間達に本音を言えない武市― 汚れきった姿で供え物を盗み食いしながら逃げ惑う以蔵― 土佐には帰らないと宣言する長次郎― 土佐に武市らを助けに行くことを望む龍馬― 友達を思う龍馬― 弟子を思う勝― 等々の色んな“対比”のオンパレード。 そして弥太郎と武市― 先回、妻@喜勢から「おまけ」というヒントを貰い 「物やのうて人の気持ち」と気付いた弥太郎は遂に材木を完売。 地味~だった彼にも、ようやく波がやってきた様子。 喜び抱きしめ合う夫婦の姿が微笑ましい。 それとは対照的に、あまりにも悲しいのが武市夫婦 武市が土佐に帰ってきて、今回捕まるまでの僅かな日々が 夫婦揃って過ごせた基調な期間となったんだなあ… 虚勢を捨てて、やっと本当の顔を見せた武市が 寄りにも寄って妻との2人だけの朝食の最中に連れて行かれるという悲劇。 ここは、武市本来の優しさが感じられ 控えめな妻の心も察せられ 開け放たれた座敷に差し込む外の光と、それが作り出す影との色合いが 美しくて悲しかった。 それにしても、ロナウ二郎…じゃなくって薩摩藩士のひとり              『つばさ』未見の人には通じません 嘲笑的な態度ですっかり悪役的扱い。 今迄、龍馬も含めて「攘夷」「攘夷」と言ってきたから? 武市達が「罪人ではない」のに「理不尽」な扱いを受ける、 その悲劇性を高めるため? こうした世の中の流れを上手く利用して土佐勤皇党を一気に潰しにかかる、 容堂の不気味さを強調するため? 今迄、龍馬との対比のためか、武市は決して「罪人ではない」描き方ではなかった。 ブラック武市も出現したし(笑) だから、ここに来て、単純に彼を可哀想…と見ることが出来ないのが辛いよね。 と言っても、まあ、結局のところ 時代に翻弄された…ってことで、やはり悲劇は悲劇なんだと思うけどさ。 またしても、肝心の龍馬は大して活躍しなかったのだけれど 気持ちは焦っても結局のところ何も出来ないのだと勝に諭されるところは良かった。 建物の裏側には追い詰められる以蔵がいて 表側には子供達に笑顔を向ける龍馬がいる。 その子供達は、ほんの少し前の龍馬や武市や以蔵の姿… という意味を持たせたシーンなのだろうと思う。 感慨深いシーンだな…と思う気持ちの隅っこの方で ああ、また龍馬の能天気ぶりが晒されちゃったよ… なんて考えてしまう私は、決してアンチ龍馬でもアンチ福山でもありませんから。 言い訳? クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)                                                      ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります ふんどし 風雲児・坂本龍馬 朝廷急進攘夷派の公卿。七卿落ちで長州に流される。三條実美 家紋マウス フレーク状のチョコでビターチョコを包みました武家チョコ(チョコトリュフ) 武市半平太

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