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カテゴリ:ドラマ-2-
第24話『愛の蛍』
先回は龍馬視点で最後の方だけサラッと描かれた池田屋事件。 今回は別視点で新撰組が乗り込んでくるシーンからスタート。 逆に 先回は意気揚々と帰っていく新撰組の連中が客観視点で映され 今回は物陰から彼らを見かける龍馬視点。 こーいう転換は好きだな。 思わず刀を抜いて向かっていきそうになる龍馬を桂小五郎が止める… というのは、ちょっとデキスギだけど(笑) お龍の家に匿ってもらう… というのは、もっとアザトイけど(^^;) 池田屋襲撃の噂を聞き、全員が死んだのかと確かめたり 駆け込んできた龍馬の様子を気にしたり 新撰組を睨みつけたり お龍ったら、もう既に龍馬にラブラブ 彼女と龍馬が結ばれることは分かりきっているので 恋話を盛り上げるのは良いけど、そのために脇のシリアスな話を利用してほしくないような… なんて言ったら酷っすか?(^^;) おにぎりを皆で分け合うところは良かったけどね。 足りないんじゃないかと心配してたら龍馬は食べなかった様子だし。 僅かな食べ物を分け合う話で、どうしてもどうしても思い出してしまうのが 『鉄門海上人伝-愛朽つるとも-』なんだけど… 逆を言うと、私の中でアレを超えるエピにはまだお目にかかってないってことだよな… なんてことはどーでもいいけど>どーでもいいんかい 「志を貫かれたんでしょ、あの人は?」 もう一つ、お龍絡みで良かったのはこの台詞かな 「坂本さんは褒めておあげにならんとあかんのと違いますか?」 うん、これは良いな。 今の龍馬には、こういう発想はなかっただろうからな。 でも、それならば死ぬ間際の亀弥太に 「お前の言う通りにしちょったら良かったかのう」 なんて言わせるなよ! そういう微妙なズレは既に武市に表れちゃってるけどね(^^;) さんざんブラック武市を見せ付けてきたのに、今は悲劇の主人公。 利用されてもなお彼を慕い続ける以蔵は本当に悲劇的だけど… それを武市が嘆き苦しむのは当然としても… 妻@冨との夫婦愛で泣かせようと持ってくる今の展開って… まあ、それでも蛍のシーンはウルッときたのだが(笑) それにしても蛍が綺麗に飛び立ってくれたから良かったよね。 布(手拭い?)を開いたら蛍の死骸がポロポロと零れ落ちた… なんてのだったら、どんよ~りしたシーンになっちゃっただろう>こらこら それもこれも“対比”を強調して描くという手法のせい。 今回は、冨と武市の夫婦の絆を強調するために 乙女姉さんが武市に片思いしてた…なんて話まで出してくるし(笑) 別の女性を連れてきて云々…は 昔は女性=“産む機械”だったことを踏まえれば、なかなか感動的な話なんだろう。 でも、そんな武市の妻への愛を持ち上げた後で 子供がいないことで、より寂しそうな冨を描くのはナンダカナ…という気がしなくもなくも… おまけに子供を挟んで幸せそうな弥太郎夫婦を、これまた対比的に映してるし。 そんな弥太郎を武市の説得に行かせるエピは、さらにナンダカナ…だったな。 ―と言いつつ、武市は好きなのよ>ぉ 今迄は彼が主人公の様なものだったんだもの。 緩急付けて面白い武市像を描いてくれたとは思う。 彼と以蔵の恋話でも私的には一向に構わな…(以下略 結局、何も出来ず、何の被害を受けることもなく、帰路につく龍馬。 武市夫妻の愛と悲哀を象徴した蛍を、 最後はちゃっかり自分のシーンの効果に使っているし>ぇ そして伏見で亡き母そっくりの女性に出逢う― っちゅーことで、また道草食うのか>こらこら クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります
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カメの時とは違い、意外と龍馬伝に関しては肯定的に見られてるみたいなので。 色んな思想を持った志士達が命をかけて駆け抜けた時代なのに。こういった脚本で龍馬を語られるとは…残念。 お龍とのわざとらしい脚色にゲンナリさせられました。 大河って昔はこんなじゃなかったと思いますけど…。
(2010.06.17 10:32:31)
>また道草食うのか 大爆笑です!
早ぅ神戸村に帰らんと!って心配になりました。 あと印象に残ったのが、「塩むすびと漬物」で、見てるほうも横道に逸れまくってしまいます(笑) (2010.06.17 10:54:49)
>彼と以蔵の恋話でも私的には一向に構わな…
そういう感じ、以前から少ししましたね(笑) 私も2人のカオバナで一向に構わないです♪(^^) そして今は、SMかって感じで(^^;) 下士だけ拷問されて可哀想ですね。 (2010.06.17 22:37:06)
“彼女と龍馬が結ばれることは分かりきっているので
恋話を盛り上げるのは良いけど、そのために脇のシリアスな話を利用してほしくないような…” “でも、それならば死ぬ間際の亀弥太に 「お前の言う通りにしちょったら良かったかのう」 なんて言わせるなよ!” “結局、何も出来ず、何の被害を受けることもなく、帰路につく龍馬” ↑最近の『龍馬伝』が何と無くつまらないのは、龍馬が道草を食ってばかりだからなのでしょう。しかも自分から進んで脇道に逸れて行く傾向が有りますね。苦労もせずに大成されても困りますし嫌ですが、志は何処に行ってしまったのでしょう。 亀弥太の台詞は私も引っ掛かりました。龍馬を必要以上に持ち上げて“主人公様”にしてはいけないと思うのです。亀弥太は“志を貫いて死んだ”ので有って、“龍馬の言う通りにしなかったから死んだ”のでは有りませんよね。 武市と以蔵の恋話、私は一向に構いません♪ と言うか寧ろ見たいです。ならタイトルは『半平太伝』でしょうか(単純)。いっそスピンオフで『以蔵伝』を放送して欲しいです♪ (2010.06.18 09:07:01)
ありがとうございます。
『かめ』のおかげで大抵のものは肯定的に見られる様になってしまいました>『重力ピエロ』にも感動してしまった私 『龍馬伝』は弥太郎目当てで観ていて彼は概ね好演なので余計に肯定的です>今回の扱い方は難だったけど 正直言えば龍馬の描き方には不満ですし、彼を持ち上げるために他を落とす手法もナンダカナ…ですね。 ツッコミと半々に書いたつもりですが、今度から思い切ってツッコミ部分をもっと強くしてみようかなあ(笑) (2010.06.19 00:01:02)
ありがとうございます。
もう、あちこちやたらとフラフラしてますよね>龍馬 史実なら仕方ないなあと思ってたけど、池田屋事件の時などは明らかに別の場所にいたとか… 何だかダメ朝ドラと似た匂いがしてきたような気がしますね(^^;) 第3部になれば少しは変わっていくのでしょうか(一応ちょっこし期待)>キャラも動きもエピ作りも (2010.06.19 00:04:36)
ありがとうございます。
佐藤健クン始め、配役を見ると、そういう意図もあるんじゃないかという疑いはありますね(笑) なら、思いっきりそういう風に描いても良いのに>良いのか? 『龍馬伝』だからと龍馬一人に拘らずに、群像劇としてもっと俯瞰的な描き方をしてほしいです。 そうすれば逆に龍馬というキャラも際立ってくるんじゃないのかなあ…>素人考え? (2010.06.19 00:08:25)
ありがとうございます。
主役だからと、何でもやたらと龍馬を絡める必要はないですよね… 清く正しく美しい龍馬像にしたいのだろうけど…却って魅力を削いでいる気がします。 亀弥太の扱いも気の毒でしたよね…あそこに、このドラマの悪いところが集約されているような…(^^;) 『以蔵伝』良いですねえ~彼の視点から武市や龍馬を描いたら面白そうかも。 (2010.06.19 00:14:38) |