もう…何がなんだか日記

2010/10/21(木)14:52

『てっぱん』レビューの危機

朝ドラについて考える(53)

今日の『てっぱん』の感想、もう半分は書いてあるんだけど 某所での某レビューを読んで、何だかとっても虚しくなってしまった。 その人は絶賛派。 もう、これ以上ないってくらい褒めまくってる。 私のレビューにガッカリされた方は、その人の所なら至福の時が味わえますぜ(笑) その人に言わせると このドラマを「ベタ」と言う方がベタなんだそうだ。 そして賞賛は○、批判している人は「気の毒」なんだそうだ。 ひじゅには自分ではどちらでもないつもりだけど>信じないだろうけど(笑) でも絶賛派ではない以上やはり「気の毒」の範疇なんだろう。 「気の毒」と言われてまでレビュー書き続ける意味ないかもね あかりを「朝ドラの典型的なお節介ヒロイン」だから苦手と言う人を 「図式的な見方に嵌っている」と糾弾しているけど それって逆に言えば、過去朝ドラのヒロイン達を貶めていることになるんじゃ? それこそ、「図式的な見方」じゃ? 苦手な人は苦手でええやん。仕方ないやん。 真の姿は美しい蝶なのだと言われても、その人の目に映るのが芋虫だったら、 それはもう本当に仕方のないことなんだと思うよ。 それとさ、 描いているもの、訴えているものまで否定している人は少ないんじゃないかな? どんなドラマだってテーマってものがあり、それは大抵「良いもの」だ。 直接伝えられれば、誰でも頷き共感できるものがほとんどだと思う。 でも、ドラマってテーマを直接提示するものではなく、 そこに肉付けし娯楽に仕立てたものじゃ? 寧ろ、テーマが簡単には透けて見えないものの方が優れているとさえ思う。 だから、ドラマの感想って テーマが良いから全て良い…じゃなく、 その肉付けの具合を論じるものじゃないかと思う。 勿論、テーマそのものを味わうのが好きな人を否定するわけじゃない。 それは視点が違うってことなんだから。 だったら、過去の駄作群だってテーマに免じて褒めてやれよ!とは思うけど(笑) あのドラマのテーマは嫌い、このドラマのテーマは好き…てのだったら、 それは単に個人の好みの問題で、他人様を「気の毒」呼ばわりできないものね。 ひじゅに的には、今の『てっぱん』はベタに見える。 寧ろワザとそう描いているのだと疑っている。 ワザとであるなら否定する方が野暮じゃないのかな? その向こうにあるものを探ることが大事じゃないのかな? 同様に、ベタな作りもワザとだと疑っている。 今週の食事エピなんて、木曜日でアッサリ解決だもの。 これを大真面目に作っているんだったら、金曜か土曜のクライマックスに あの食事シーンを持って来るんじゃないかなあ。 それを、あんなにもアッサリと、あんなにも「ベタ」な描き方をした… それって何故?って気持ちで観ている。 まあ、若干買いかぶりな気もしなくはないのだが(笑) でも、もしも、ひじゅにの読みが正しかったら ベタに描いているものを「ベタじゃない」と真面目に主張する方が 物凄くベタじゃないのかなあ>言っちゃった 単なる買いかぶりだったら、つまりはマジで「ベタ」ってことなんだから 「ベタ」と言う方が正しいってことになるしな(笑) ひじゅには、テーマっちゅう高尚(?)なものとはまた別に そういうベタな手法を使っている意図に興味がある。 そういう意味で『てっぱん』に面白味を感じている。 だけどさ、 やっぱ「気の毒」なんて言葉を見ちゃうと激しく脱力… こんな風に、その人が見る可能性が低い場で反撃っぽいこと書くのって 物凄く卑怯なやり方だよな…って自己嫌悪も感じつつ 取り合えず吐き出してみました。 スミマセンスミマセン 取り合えず今日の分は続きを書いてみます。 応援クリック、よろしくお願い致します☆                                                  にほんブログ村     人気ブログランキングへ    blogramランキング参加中! 朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります やっくんち

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