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カテゴリ:ドラマ-2-
第43話『船中八策』
「わしゃ涙が出てきたぜよ」 たまにしか登場しないけど、いつも熱い男の中岡さん 要堂は歯痛。 四侯会議で浮いてたこと、土佐に帰ってしまったことの上手い言い訳? もしくは心境の象徴? そんな容堂に龍馬が見せたいと考えているのは「船中八策」。 舌を出して興奮ぶりを表現する後藤。 そんな後藤に言われ清書する龍馬。 本当に綺麗な字なので見惚れてしまった>毛筆は苦手な私 大政奉還は、桂小五郎― イギリスに倣って2つの議院を作るというのは、横井小楠― 身分を問わず優秀な人材を用いるというのは、吉田東洋― 異国との約定は対等にというのは、高杉晋作― 軍隊を作らなければというのは、武市半平太― 海軍を拡張するというのは、勝海舟― 異国と金銀物貨を平均にというのは、久坂玄瑞― 侍も町人も分け隔てなく加わらせるというのは河田小龍― 全ては、今迄に出逢った人々の思想や生き方から 龍馬が学び取ったものが基になっている。 今迄の龍馬は良く言えば狂言回し的な存在で それによりスポットを当てられた人々の方が華もあり魅力的だった。 それを龍馬が上手いこと繋げたり生かしたりして、 彼らの光を自分に吸収させる様子が窺えたなら このシーンは、もっとズシンと胸に響いただろうなあ…と思うのだけど、 ぶっちゃけ、彼らの影に隠れてしまいイマイチ精彩を欠いていた様な印象が強い(酷 そこは、ちょっと残念だったなと思うけど>感想には個人差があります(笑) それでも、こうした描き方は正解だったのだと確信できる良いシーンだったと思う。 ともかくも、龍馬の上に皆の思いが生きていて こういう形に昇華されたのだと思うと、とても感動的。 それに、最後の最後、 「憎しみからは何ちゃー生まれん」 と、母親の教えに全ては集約される― というのが、なかなか良いなあ。 後藤に続き、中岡の熱い反応、そして今回初登場の藤吉の涙…という 三段オチ…じゃなくて、三つ巴の感動表現(ぇ)は、少~しばかりアザトイ気がしなくもなくもなくも… だったけど>こらこら あまりにも出番の少なかった中岡が唐突に再登場して相撲まで取っちゃったりするのも 近づく龍馬暗殺に向けて強引に周辺を整え始めましたね、って感じ? 新撰組も唐突な感じで再登場したり 龍馬贔屓になってたグラバーと、やっとこ龍馬と肩を並べて活躍し始めた弥太郎が 最大のビジネスチャンス=戦争、と(まあ真理だけど)言い出したり 高杉亡き後のイケメン枠を引き受けた感じのミッチー@大久保利通も初登場だし 真犯人候補を次々と並べてみせるミステリーの王道的手法? 直接手にかけるのは市川亀治郎らしいけどね。 クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります やっくんち
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