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もう…何がなんだか日記

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2011.04.10
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カテゴリ:日本映画
スポンサーが東電で、クライマックスでは発電所で地震が起きると聞き
東日本大震災後の今、まるでネタドラマじゃん!
と興味を持って観賞。
そしたら、そんな不純な動機で観たのが恥ずかしくなる程の
純粋なラブストーリーであり成長物語だった。


HINOKIOとは、主人公サトルの父親が作った遠隔制御の介護ロボットの渾名。
軽量化のため一部にヒノキが使われていることから、ピノキオをもじって名付けられた。

サトルは事故で母親を亡くしたショックで引き篭もりになってしまった少年。
自分も脚に怪我をしたもののリハビリをすれば回復すると保証されているのに
それを拒否して車椅子の生活を続けている。
父親にも心を開かず、自分の部屋でゼリーや冷凍食品を食べながらネットゲームをする毎日。

そんなサトルの代わりに学校に行かせるため、父親はHINOKIOを作った。

代わりといっても身体だけの問題で、サトルは自分の部屋にいながらも
HINOKIOを通して色々なものを見たり聞いたりできる。
最終的には感触も(そのためのソフトをインストールすることによって)得られるようになる。
つまり外界と接触するツールとしてHINOKIOは機能する。

サトルはHINOKIOを通して人と出逢い、少しずつ人間性を取り戻していく。
周囲の人々はHINOKIOを通してサトルと触れ合い、少しずつ心の傷を癒していく。

…というような物語。


東電が関わったのって、正解じゃなかったかも…>言っちゃった

おかげでオール電化だのバリアフリー住宅だのインターネットだのが登場するんだけど
この映画が公開された2005年頃であっても、別に近未来的という程ではなかったんじゃ…?
震災後の現在においては、オール電化なんて全く憧れの対象じゃなくなってしまったしね。

それどころか、そういう要素がことごとく画面から浮いてしまっている気がする。
まあ、バリアフリーは好ましいんだけどさ、
インターネットにしたってゲームが中心で、そのゲームも決して良いものとして描かれてない。

それに対し、
サトルが(HINOKIOを通して)友達と遊ぶのは釣り…
友達になったジュンがいじっていたのはチャンネルをガチャガチャ回す昔のTV…と
最先端どころか寧ろレトロな雰囲気。
その他もキャンプだったり線香花火だったりカレーライスだったり遊園地のコーヒーカップだったり…

もしかして監督はこっちを狙ってたんじゃない?
昭和の香りが心地良いし、人情を感じさせるし、何よりHINOKIOとの対照が面白いし。


それと、もう一つ
成長のきっかけとなる“試練”の場が
ゲームないでは煉獄、現実世界では発電所の煙突―
というところや

試練を潜り抜けて“生まれ変わる”ことのメタファーが
発電所での地震―
というところは

何気に皮肉ちゃう?

震災後の現在では尚更だけど、当時でさえ
映画の内容に気付いていないかのように自慢気にオール電化を謳ってた東電って痛い。


ところで、このジュンというキャラが魅力的。
思いっきりネタバレになるけど
多部未華子が演じてる時点で十分ネタバレだけど(笑)
少年の格好をした女の子だ、という設定がミソ。

いや、多部ちゃんはこれが長編映画デビュー作だそうだから
当時の観客は、ジュンが本当に男の子だと信じた人の方が多かったかも?
で、正体が明かされた瞬間、ビックリしたかも?

ショートカットの多部ちゃんは、とても自然に少年に見える。
ちょっと神木隆之介君風の美少年で、知らずに観てたら惚れたかも?

そういう楽しみ方をしたかったな(惜

で、このジュンの設定だけど、
子供の観客を意識してかサラッと触れるだけだけど、彼女は性的虐待を受け
そのために自分が女性であることを嫌悪している…という、なかなか凄いもの。

心に傷を持つ同士だから、彼女とサトルが心通じ合うようになることに説得力があるし
ラストでは姿が映っただけで彼女が苦しみから立ち直れたことがハッキリ伝わってきて感動する。


他にも、男の子達は割とシンプルなんだけど女の子達が個性的に描かれている。

スミレは、ジュンとは違う形で歪んだ心を持っていて
動機は恋心なので可愛いいちゃー可愛い部分もあるんだけど、
外側への表れ方がイカニモ敵役な上に、どんどんアブナイ方向に行っちゃうところが
面白いっちゃー面白い。

江里子まで過去にワケあり、みたいな設定はtoo muchな気もしたな。
ジュンとの関わりの理由として必要だったのかもしれないけど…
でも、そうしなくても成り立ったと思う。

まあ、子供であっても“心の傷”もしくは“闇”を抱えている…
というのが重要なのかもしれないけどね。


ツッコミどころは結構あった>東電のことだけでなく(笑)

海に落ちた後のシーンは所々端折り過ぎな気がしたし、
HINOKIOのイジメの件は回収されてないような…

でも、全体的に面白かったし
HINOKIOのCGは完璧だと思うし
SFファンタジーとしてキチンと作られてるし
瑞々しい初恋物語にもなっているし
成長が描かれているところが、とても良い。




2005年/日本
監督・原案:秋山貴彦
主題歌:『Tomorrow’s way』(YUI)
出演:本郷奏多(サトル)多部未華子(ジュン)
中村雅俊(父)小林涼子(スミレ)堀北真希(江里子)林原めぐみ(ゲーム・キャラの声)




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Last updated  2011.04.10 15:31:54
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