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カテゴリ:平清盛
第15話『嵐の中の一門』
「兄上はやることが一々仰々しい」by頼盛 アッサリ亡くなってしまった哀れの家盛。 最後の言葉「兄上…」は頼盛により清盛に伝えられはしたけど あの時の家盛の思いは誰にも分からないまま… 幼い日の木登り― 家盛は兄の手に届きたかったし 清盛は弟を支えたかった。 それが再び、しかも取り返しのつかない形で起きてしまって 傍目から見ればまさに「犬死」なんだけど 最後の言葉「兄上…」が、せめて良い形で清盛に届いてほしかった。 でも、あの頼盛の言い方ではどうなんだろう… 純粋に家盛の死を悲しむ清盛には、ちゃんと伝わったのだろうか? 父母を同じくする唯一の兄弟である家盛には特別な思いがあると言う頼盛は その言葉に含まれる家盛の思いを感じ取ったからこそ 清盛に嫉妬めいた感情を抱いたのだろうか? そうであってほしい。 それに 宗子の反応は木登りの時と同じ。 そりゃあ…自分のお腹を痛めた子供と、そうでない子供を同等に見ることは 普段は同等であろうと努力していても いざとなれば違ってしまって当たり前なのかもしれないけど… とにかく木登りが全く同じ形で繰り返されてしまったことが悲しい。 今回は忠正まで加わってたしな。 まあ、これは後へのネタ振りでもあるわけだろうけど。 現代の感覚では、ここで清盛を責めるのがワケワカメ。 感情の持って行きどころがなくて八つ当たり…ってのもあるだろうけど 当時の信仰の問題だよな。 神輿を射たエピはイマイチな気がしたけど、ここで関係してくるのね。 まあ、そんなこんなで今回は平家内でのアレコレがメイン。 「嵐」というのかなあ…って気はしたけど>こらこら あっという間に一周忌。 頼盛にツッコミを入れられながらも 時忠に呆れられながらも 中二病がぶり返したみたいに悩みまくってた清盛。 つーか 頼盛は視聴者の辛口派代表 時子は支持派代表 ってとこ? 久しぶりに再会した西行@佐藤義清に励まされ ようやく目力が出てきた清盛。 曼荼羅に朱を入れるという行為としてあらわされるのが良かったな。 それにしても、 曼荼羅すげー! 線も色もすげー! イミテーションなのにアップになった時の迫力がすげー! 何か感動してしまった。 いやあ、今迄興味なかったけど 近いうち本物を見に行ってみようかなと思ったぞ。 清盛の「心の軸」がどーたらこーたら言っていた忠盛は 自分はその「心の軸」がしっかり出来たからこそ行動してきた、みたいな顔していたけど 家盛の跡取り宣言で揺れ 頼長の話を聞いて完全に弱ってしまった。 武士の未来を考えた“大願”を捨てる発言まで… そんな父に殴られ、流した血で曼荼羅に筆を入れる清盛は 逆に「心の軸」が出来上がった証拠。 忠盛に見込まれ平家の跡取りと考えらていながらも色々あった清盛だけど 今、自分の意志で立ち上がり、進んで行く決意をしたってことで 遂に父を超えた…ってことなのだろうな。 これを機にドラマでも目立つ様になってほしい>ぉ 曼荼羅の仏の唇に血の紅を差すところは良かったんだけど その周辺を血で汚してしまったのがイマイチだったな>ぉ これまた、遂に清盛を認めた宗子は う~ん…ちょっと取って付けた感じだったけど(^^;) でも、清盛の血を唇に受けた仏の絵に家盛を重ね ようやく家盛の心を悟ったのかもしれないね。 桜吹雪の中で家盛が言った 「当たり前の母で」という言葉の意味を。 それにつけても、頼長の白目… ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/553-2b963568 クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK ☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆ やっくんち
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