|
|
|
2012.07.15
カテゴリ：平清盛
第27話『宿命の対決』
「それでこそ貴様だ」by義朝 信西を押しのけて地位についた朝廷最大の実力者となった藤原信頼 …って 実力ないんですけど？ 無能だと言われていたのは事実らしい。 実際には、それなりのものを備えていたからこその “ご寵愛”であり出世であると思うけど でも、後白河がドラマの様に“変人”であるならば 無能の信頼を可愛がるのもあり得るな（笑） ここのところをデフォルメして描いているこのドラマは、 やはり少年マンガチックで面白い。 有能かつ大望を抱いていた信西を死なせ取って代わった信頼は遊び三昧… という絵に描いた様な対比。 男色を仄めかしている部分でも、 妖しくも麗しかった頼長と情けないほどに対照的（＾＾；） 「大きな過ちを犯したのではないか」by経宗&親政 ↑だから笑えた 平氏が攻めてこないことで、苛立ちを通り越し居眠りし始める源氏にも笑えた。 そうしたコミカルな描写の中、着々と作戦を実行する清盛は、 やはり“大人”になったのね。 そして、いよいよ清盛VS義朝 並行して、 元服して平宗盛と名を改めた清三郎と 後のナレーターである源頼朝と 平氏と源氏の棟梁となる2人が共に初陣を果たすというところや 「4つ目の“平”の字は我が名にあり」by義平 平氏の長男@重盛と源氏の長男@義平の一騎打ちが 描かれるところが面白かった。 そして、清盛VS義朝 この2人が一騎打ちしたという史実はないらしいけど この2人の“対比”をジックリ描いてきたこのドラマにおいては 絶対になければならないシーン。 途中で剣を飛ばされた義朝が、馬から降りてもう一刀の剣で清盛に向かうところで その剣をうっかり落とし急いで拾って走り出したよね？ あれは演出？それともハプニング？ ま、そんなことは置いといて＞ぉ 義朝の首を取らない清盛は、やはり甘ちゃん？ 武士の礼儀からしたら、勝負に負けた義朝はもはや反撃はしないと考えられるけど 保元の乱で夜討ちを進言した経験からすれば、手段を択ばない可能性もある。 夜討ちというのも戦に置いては堂々とした作戦なのかもしれないけど 少なくとも保元の乱の際、頼長はそれを否定し拒否してみせたものね。 いや、史実では義朝は敗走中にあまり名誉とは言えない死に方をしたので ここで清盛にカッコよくクビをはねられるわけにはいかなかったのでせう＞ぉ つーか、今や成長を遂げた清盛も義朝の前でだけは昔の甘ちゃんに戻るってことだろう。 信西も加えた3人で新しい世を作ることが夢だったのだし。 それが義朝の不名誉な死に繋がってしまったことを知った時の 清盛の心中が心配になるけど。 どの道、これが最後の別れになってしまった2人。 清盛はそれを悟っていたかの様に涙を流していたけれど 義朝は後ろ姿だけで、顔は映さないままだった。 これも、昔の競べ馬との“対比”？ あの頃を思うと、泣けてくるよね… ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/660-51f4c433 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆    にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中！ ☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆  やっくんち
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[平清盛] カテゴリの最新記事
|
