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カテゴリ:平清盛
第45話『以仁王の令旨』
「殿はまだ道半ばにおられる」by盛国 いつの間にか老人班までできて一気に老けた清盛。 確かに老けメイクの点でイマイチな今作(には限らないか)。 それでも清盛は表情や声の出し方で年齢を表現していて感心していたのに 他の人達はそのままに、清盛だけ老けメイク強化って…(笑) でも、いよいよ終わりが近付いてきて 「欲」に囚われた醜さ その内で今尚燃え続けている「夢」というか執念 そうしたアレコレで狂気染みた姿を見せるためにメイクの力も借りようぞ! って感じだったら素敵だ。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/828-b8cdd4ba ☆クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK ☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆ やっくんち ↓Tシャツ ↓平宗盛の和歌フラワー(指貫) ↓映画『モンガに散る』を思い出してしまう それにしても 「欲に取りつかれているのでござりましょう」by藤九郎 「我らには思いもつかぬ外道の業」by藤原秀衡 「だんだん言うことが理不尽になってくるの」by兎丸一派 「果てしのないものでござりまするな、人の好くというものは」by時忠 …等々 敵味方関係なく皆で寄ってたかって清盛を貶める。 つーか、解説する(笑) “驕る平家は久しからず”を裏付ける清盛の図ぅ―を。 おバカひじゅにには、まだ甘い期待をかけている。 これは、説明台詞なのか? ミスリードではないのか? まあ実際、清盛は前者にしか当てはまらない所業を続けているわけだけど それを皆が口々にレッテル貼りをしするのは面白くもあるけど>安易な説明台詞でなく でも、唯一人盛国が清盛を庇うのが 虚しいものとはなってほしくない気持ちがあるので 清盛のご乱行は大石内蔵助かハムレットか… って感じの芝居であってほしいと思ってしまうのですよ>例えがナンダカナ? 時忠の「弔いの様にも見える」という言葉もあるし。 まあ、これは 清盛の心境が垣間見えたとかいうのではなくて その先に滅びが仄見えたということなのかもしれないけどね(^^;) 若い白拍子を侍らせた後は 色っぽい白拍子に鞍替えする清盛。 その白拍子の名は「仏」 弔いに仏だなんて、いつもの言葉遊び。 加えて先回から続く「穴」。 既にその穴の先の暗闇の中に迷い込んでしまっている清盛。 個人的には宗盛の方がムカつく。 そう、あの馬の件。 幼い頃の竹馬の恨み? ここで忠正が出てくるとは思わなかった。 終盤に付き物の回想シーン? 宗盛にとってはトラウマなんだろうけど 忠正の優しさと悲しい最後は知っているだろうに… ライバル@重盛はもう死んでしまったし… で、この宗盛のちっちゃい感じは 清盛の現状を示す象徴? にしても… 思い出すのは藤原信頼。 彼も滅びる寸前に宴を繰り広げていたなあ… 何か「天下」とか「繁栄」とか「驕る」とか「欲」とか 全て宴で表現? てことで、以仁王が令旨を出すことに― あの禿が活躍(?)してた頃に平家の悪口を流していた八条院、 まもなく兎丸の死により禿もまた消滅したのに、その後大きな動きもなく 以仁王の「30歳になっちゃったよ」との嘆きを聞いてイキナリこんな手に? つーか、自分達だって「欲」で動いてるわけじゃん>皆そうだけど まあ、おかげで源氏が立ち上がるきっかけになったわけだけど それにしても、頼朝が弓を射損じたのは何故? 本人の言う様に練習不足? 妻や義父が清盛の悪口を言うのを制するため? 直後に対比する様に義経の上手過ぎる弓のシーンが出てきたので どうしても前者に見えてしまうけど、 それって意味ないよね?>あるのか? でも後者なら後者で、ちょい唐突かな… 命を助けてもらった時に清盛の背中に「父」を見たはずなのに その表面上の言葉@「平家の繁栄を指をくわえて見ておれ」の方が呪縛となり つい最近まで呆けていたし 八重姫との子供に起きた悲劇や政子の説得(説教?)により 急激に平家打倒に燃えていた頼朝… それが、いつの間にか原点に戻って清盛讃歌? まあ第1話では平家を打ち滅ぼしておきながら清盛賛美していた頼朝だからな。 ドラマとしては、そこに結び付けなければならないしな。 頼朝と対照的に(?)凛々しく描かれているのが義経。 知らない間に秀衡のお気に入りになっちゃってるし 財産まで貰っちゃうし 息子達は父親に全面的に賛同しているのかな? でも、金を金貨や延べ棒にするだけでなく 鳳凰の像を作っているところに注目してしまった。 勿論、手塚治虫『火の鳥』を思い出したから。 前にも書いたけど、そこでは義経が悪い奴に描かれていたので このドラマとは全くスタンスが違うけど でも、準備する上で『火の鳥』も参照していたのだったら嬉しいんだけどな。 と、変なところに萌えてしまった(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.28 00:46:57
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