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カテゴリ:朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん
ドラマだからって
ドラマチックでなくたって良い 主人公は完璧である必要はない どうしようもない悪人だって、屑だって良い 何かを成し遂げることもなく、寧ろ挫折続きでも 大きく成長することもなく、卑小なままでも良い 登場人物達が本当に生きている“人間”に感じられるほど 描き込まれ、表現されているなら― 作者が訴えたいテーマが息づいているなら― 同時に、娯楽はやはり娯楽なわけだから しっかり面白さも備えていてくれるなら― ドラマとしては完璧! そして その全てが全く欠けているのが『半分、青い。』 …あくまでも、個人的見解です! …ひじゅにですが何か? 「私の世界は半分になった」by鈴愛 ↑ポエトリー台詞も極まれり!って感じッスな(^^;) その前に、鈴愛にとってユーコが「半分」と言えるほどの存在だったのか ちょっと不明なんだけど… ユーコは鈴愛を徹底的に持ち上げていたけど 鈴愛の方は特に彼女に何もしなかった様な記憶。 ユーコは“秋風塾”を辞めた後も鈴愛を気にかけてくれていたし この間の「生と死の間」発言の時まで何回か訪ねてきてくれたけど 鈴愛の方は全く動きがなかった様な記憶。 終盤も終盤だからタイトルとリンクして 「半分」「半分」とあちこちで強調している様子だけど このドラマのテーマというか、悦吏子様が一番(唯一?)描きたいのは 律&鈴愛なんでしょ? ユーコの死で「半分」になっちゃったら もはや律と世界を分け合う余地がなくなっちゃうんじゃ?>ぉ それと、ユーコは常にボクテと一緒で 鈴愛よりも仲良さそうだったのに 何故こーいう時はボクテが出てこないの? ボクテと分かち合うべき時じゃないの? それでも勿論、友達なんだから 死を嘆くのは当然のことなんだけど… 何かこの言い回しってさ 自分の気持ちを語っているだけで ユーコを偲んでいるって感じしないよね。 「生と死の間」発言は (個人的には今も納得し難いのだけど、そこは置いといて) とにかくユーコが何がしかの不安もしくは恐怖に苛まれていて 鈴愛に助けを求めていたのは事実。 どうしようもなかったこととはいえ、その言葉を受けた鈴愛が 彼女を助けられなかった罪悪感に苦しむ…とかなら分かるんだけど そういう感じでもないよね。 何か、結局、自分のことだけなんだな…と思ってしまった。 それに、またもやカンちゃんを放置しているし(^^;) 転校すると決めたことでイジメ問題は解決? あれからずっと学校は休んでたの? で、今は春休みらしいから、もうイジメは完全終了? 心の傷なんて最初からなかったってこと? カンちゃんは離婚して父親に逢えなくなったことを 「同じ地球に住んでいる」とか何とかいう理屈で 平気な顔をしてみせていたけど 父親に貰ったキツネのぬいぐるみを離さなかったり この間、再会した時には父親に飛びついて泣いたり そもそも母親に悩みを打ち明けられなかったり… 鈴愛の様に無神経な人間ではなく、やはり心はあるし その心はかなり傷ついている様に見えるけど? それでいて、自分は母親に甘える。 いや、母親にくらい本音を晒して甘えたって良いよ。 でも、全ての人に甘えているんだものなあ…鈴愛は。 自分も母親だということは忘れているって感じだし。 「あんたら見とったら涙出てきたわ」 草太にも、ブッチャー&菜生にも気を遣わせ 表面的にも元気そうにしてみせる…という努力もなく 自分の気持ち優先。 「おじさんは偉いね」 「和子おばさんのこと乗り越えて、こうしてちゃんと生きとる」 弥一さんにこういうこと言うって、最低じゃね? 誰もかれもが、いつまでもグズグズ泣き続けていたり 他の人達の前でも仏頂面しているわけではない。 表面的には笑っていても、心は悲しみや喪失感を抱えていて いつ爆発しそうか分からない状態でいることもある。 …つーか、そういう場合の方が多い気がする。 寧ろ、哀しみが大きいほど、そうなる気がする。 鈴愛の様な、いかにもアピールしてます的な態度は それだけ軽いってことの様な気がする。 鈴愛自身にも和子さんは大切な存在だったハズ。 その和子さんの死を自分も経験したし その前には、お祖父ちゃん さらに前には、お祖母ちゃんの死を経験した。 そりゃあ「半分」と断言できるほどの存在であるユーコの死とは 気持ち的に違うっちゃー違うのかもしれないけどさ もうちょっと死への向き合い方を学んでいても良さそうなもの。 もっとも、これこそが鈴愛!ってとこではある(笑) 好意的解釈をするなら ユーコに関しては、ボクテの様にTV報道を確認するということもせず 寧ろTVは観ない…と、逃げていた鈴愛。 娘のイジメ問題にも向き合っていない鈴愛。 それが今回、ユーコの家を訪ねるという行動が取れた ↓ ユーコの死にしっかり向き合う ↓ カンちゃんのことも扇風機のことも そして律のことも、しっかり向き合える様になりましたとさ。 メデタシメデタシ! という算段? ともあれ これだけ自分の気持ちに浸れる鈴愛は幸せだよね。 実際には、アレコレやらなければならない事だらけで めちゃくちゃ忙しいもんじゃね? ゆっくり悲しみたい…思いっきり悲しむことで乗り越えたい と思いながら動くしかない。 それが生きるってことだという気がする。 あ、そうか 鈴愛は“生きている”とは言い難いものな。 悦吏子様の傀儡に過ぎないのだから。 ↑個人的見解です! ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3043-6a29148e ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! イタリアンティラミス>砂糖不使用 大人のティラミスタルト シルキーティラミス>選べる1個 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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