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カテゴリ:朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん
思ったよりもずっと
存在感も存在意義もなかった(酷)咲太郎に ようやく方向性というか、一貫した動きが出てきたことや それに雪次郎も絡ませて 当時のアフレコ現場に有り勝ち(と思われる)アレコレを コミカルに描いているところは良かった ただ そのアレコレの一つであり 雪次郎の最初の挫折(と思われるもの)が 故郷ナマリって… そりゃあ難しいことだろうし 結構よくある問題なのかもしれないけど 役者として基礎の基礎って気がする あれだけ大騒ぎして 覚悟を決めて選んだ道のハズなのに… って、どうしても思っちゃうんだよね 酷かしら? …ひじゅにですが何か? 「麻子さんだって、まだまだ若いですよ」by茜 ↑茜さんったら、今日もセクハラ(笑) でも、なつに対しても 「それは少し分かる」 「結局、それしかできないかもね」 と、結構シビア。 単なる、なつアゲアゲ要員もしくは盲目的信者 ってわけではなさそうなので、ちょっと見直しても良いかも?>ぇ 脚本家を立てない…ってことを筆頭に 今迄にないやり方をどんどん取り入れていく新人軍団。 そうした新しさや柔軟さにこそ 短編とはいえ作品を一本丸々新人たちに任せる という快挙(?)に出た意義があるってものだろう。 さらに、ここに 高畑勲(チックな坂場さん)と 宮崎駿(チックな神地さん)という 稀有な存在が出現してきたわけで、これはまさに奇跡。 でも、残念なことに>ぇ 主役はあくまでも、なつなんだよなあ… そして、とてつもなく悲しいことに>ぉ それを描くのが(既に黒歴史化つつある)『なつぞら』なんだよなあ… やたらと、今迄のやり方を口にする麻子さん― これは、アニメ素人である視聴者に“違い”を説明する目的もある …と思うので、そこの部分はOKなんだけど 麻子さんが、その柔軟性に欠けた厄介な人物に見えてしまう。 それ故に移籍へと繋がるのだろう …と思えてしまうので、そこはナンダカナ(^^;) この話は上手く進めないと 単純に“挫折”とか“脱落”とかのニュアンスを含んでしまうし ヒロインなつとの勝敗みたいな意味合いにも受け取られかねない。 そそそそれとも、本当にその意味で行く算段? 台詞で幾ら説明しても 目に見えるもの(映像、エピソード)の方が印象は強い。 今の印象では、麻子さんの考えや資質の問題というよりも なつが坂場さんと2人だけで進めるばかりで 麻子さんを意図的に排除している …って感じだよね。 だから、麻子さんが居たたまれなくなるのも当たり前。 なつ達が追い込んでるんじゃん!? …と受け取れちゃう。 それを和らげようとの大森的算段なのか 麻子さんを喫茶店に呼び出し 咲太郎の声優プロダクションを宣伝しまくった後で(笑) 「あまり乗り気じゃないですか?」 だなんて、なつに言わせちゃうとは…(^^;) 「面白くないと言ったらどうするの?」 「辞めます」 おいお前、いつからそんなに偉くなったんだよ!? 企画ではなく個人的に辞めるということだろうけどさ(笑) でも、麻子&なつの2人が動画に起用されたのに 2人共辞めちゃったり、「乗り気じゃない」麻子さんだけ残ったりだったら 短編はどうなるんだよ? …あ、坂場&神地がいるからOKか。 寧ろ、大OKだな。 ともかくも、こうした行動を取らせることで なつが殊勝な子、気配りできる優しい子…とはならず 麻子さん排除はやはり意図的なもので 女特有のイジメだな…と確信させてしまう結果に>ひじゅにだけ? 「何でも一途に自分の情熱だけを貫こうとする」by麻子 いやいや、なつには“熱”なんてないから。 周囲がお膳立てして、その上を歩いて行くだけだから。 それで結果的に自分の望みが全て叶っちゃうわけだけど(笑) 叶えるために自分が頑張るってわけではないから。 (人を操る手練手管はバッチリ身に着けているけど) 「それじゃ私が人のことを考えられないみたいじゃないですか」byなつ その通りなんだけど、それは今迄、考える必要がなかったからだよね。 だって、ほとんど全ての人が自分のために動いてくれているから。 自己中でKYな朝ドラヒロインは山程いるけど 思いの強さと突っ走る熱は持ち合わせていた。 なつからは、それさえも取り除かれている。 かつて『天花』という朝ドラがあった。 まだ朝ドラはチラ見程度だった頃だけど、ヒロインの写真を見て 「何て可愛い…」と感動して視聴してみた。 でも、ヒロインの台詞を一言聞いて気が遠くなって、気が付くと終わっていた。 だから自分では、ほぼ未見なんだけど チラリ耳にした評判では ヒロインがいかにもオヤジ好みの言動しかせず 話もその範疇なので 物凄~くキモチワルイ作品なのだとか― なつも、口元ケチャップといい派手な着せ替え人形ぶりといい オヤジ達相手にポンポン言い返す様子といい… オヤジ好みの描かれ方だよね。 周囲も、本をプレゼントしたり特別に試験を受けさせたり キャバ嬢に貢ぐオヤジ達の姿そのものだよね。 でもって、今日の麻子さんへの態度は 同じ女なら(敏感な男性にも)腹黒さがバレバレなのに ちょっとでも苦情を出したりすると 「こんな良い子をそんな風にしか見れないなんて嫉妬してんだろ」 と、コロッと騙されたオヤジ達が庇いまくる …というリアル世界でよくある図ぅを彷彿とさせる(笑) これもまた、オマージュ? もはや、オマージュも超えている? 批判じゃありませんぜ。 つい最近までは、制作側の意図とは逆の結果になっているのだろうと (ある意味)好意的に捉え、それ故にモヤモヤが残ったけど 本当は確信的なんじゃないかと思い始めたもんで。 うん、なつはこーいう女で 人間的弱さを描くとか、完璧な人間なんていないとの主張…なんていう 甘いものではなくて…ピカレスク的な意味で。 なつを中心とした物語だから、こーいう進み方で だからこーいう作品になるのだと 素直に認めると、斜めな面白さが見えてくる…気がする。 そして、そういうドラマが作られることに 意義が見出せる様な気もしてくる。 でもって、大森を大いに見直そう! という気もしてきそう…な気がする。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3309-d16dc233 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ スタジオジブリ絵コンテ全集(トトロ) 絵コンテ用紙 絵コンテ グッズ(トトロ)>ネクタイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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