2019/07/18(木)14:57
冷静に>『なつぞら』第94話
「古い」VS「新しい」論議に続き
今日は「冷静」という言葉で
夕見子恋話とアニメ・パートをリンク?
脚本を書いている時は
「複数のエピを同時進行させ、散漫な様でいて
しっかり繋げているし
意味合いは深まるし、かつ分かり易いし
何てイケてる手法!」
…と思っていたのかな?
その通りに出来上がっていれば良かったのにね(^^;)
…ひじゅにですが何か?
「描く人の苦労は考えないんでしょうか」byなつ
↑えっ
描く人の苦労を思いやって作品の質を落とせってこと?
朝ドラ感想を始めた、比較的初期の頃のことだけど
批判的なことを書いたら
「○○(役者)だって頑張ってるんだよ!」
「現場は和気藹々として良い雰囲気だと本人も言ってるんだよ!」
というコメントを頂いたことを思い出した。
え~っと…
そりゃあ、お仕事だから頑張っているだろう。
イイカゲンにやってたとしたら、論外なわけで…
“作品”を作るってのは、そしてそれを世に出すってことは
そうした裏側への忖度を求めるもんじゃないっしょ?
↑エラソウ
それでも、廊下で実際に動いてみながら模索するなつ-―
は良かったと思うよ。
それこそ、一貫性があるし(笑)
逆光の中、白系のピッチリ・パンツだったのが
ちょいっと気になった、オヤジひじゅにではあったけど>ぉ
なつが相談に行くという形で陽平さん再登場。
以前に顔を見せたのは、天陽君の結婚を知らせる役だった。
天陽繋がりの関係とはいえ、それだけの出番だなんて不憫
…と思っていたから
今回は先輩らしい役割で良かったじゃん!
…と言おうとしたら
「天陽の絵も知ってたんだよ」
やはり天陽絡みか(笑)
天陽の絵を褒めていたから坂場=絵も深く勉強している
…という理屈は強引な気がするけど
まだ全国的に知られているわけでもない天陽のことまで
知っている上に、好きだと言えるほど理解もしてくれている
…ってことで、勉強家認定か。
そそそそれとも、実弟を褒めてもらえた嬉しさで?
話は前後するけど
坂場さんがダメ出ししまくっているシーン
かつて、麻子さんは
白蛇姫が泣き伏すまでの心の揺れを動画にしなければダメだと
堀内さんに描き直しを要求していたよね
なのに今回、坂場さんにダメ出しされて憤慨するって…
「昔の君も、あんな感じだったけどな」
堀内さんがすかさずツッコミを入れていたので
ここは軽く笑うところなのかもしれないけど
作品作りの方向性が見えてきて、やる気が起きてきたハズなのに
ここで感情的になるのは麻子さんらしくない気がする。
幾ら坂場さんの変人ぶり(?)を強調するためとはいっても。
ちゅーても、ここはまあ大したことない>ぇ
「麻子さん、落ち着きましょう!」
「麻子さん、 冷静に!」
宥めるのにも上目線な、なつ(笑)
なつが坂場さんの影響をかなり受けていると
仲さん達に何度も言わせていたので
ここは、坂場さんの唯一の賛同者である、なつの図ぅ―
を表現しているのかな、と思った。
なのに、自分の番が回って来ると
途端に逆切れをかまし、話もちゃんと聞こうとしないって…
…まあ、元々、なつが彼の主義を理解している様にも
ましてや、それに同調している様にも
全く見えなかったわけだけれども(^^;)
だって、なつの提案は
魔女が竈で焼け死ぬという結末は残酷なので子供に見せたくない―
というものだったよね。
それって、どちらかというと
アニメ=子供のものという仲さん達の考えに近い。
悪魔だとか狼だとか木の怪物だとか、話をインフレ化するところには
大いに乗っていたけれど
それぞれが実在する何を象徴し、作品として何を訴えたいか…なんて話は
坂場さんがちょこっと呟いただけで、なつは一言も発していない。
なつはまだ坂場さんのアニメへの信念をまるで分かっていない
…と見た方が自然なんだけど>それが悪いわけじゃなく設定の問題だからね
でも、そうだとすると、坂場さんが一生一緒にやって行きたいと口にするほど
なつの才能に惚れ込んでいるのはオカシイってことになっちゃう。
(女性として好きか否かの前に、アニメーターとして認めている言葉だったもの)
ねえねえ、大森!
そこんとこ、どーなの?
夕見子恋話の方は早くも陰りが…
そんなこんなも全て、柴田家に駄々洩れ。
親も介入しなければ収集が付かない段階なのだろうけど
でも、夕見子だったら、形的には綺麗に収まったとしても
精神的には却って傷が残るんじゃないかなあ…
屈辱だと感じるんじゃないかなあ…
と、一瞬不安がよぎったけど
いやいや、きっと
家族って素晴らしい!
ってかんっじのハッピーエンドだよね、きっと。
予告にあった
泰樹さんが誰か(恐らく高山さん)を引っ叩く―
というシーンに向けて、今は直走っているところなんだろう
なんだろうけど…
泰樹さんが、なつに対すると同じ様に夕見子にも
熱い思いと行動を示してくれるなら
じーちゃんコンプレックスの疑いありの夕見子にとって
もしかしたら一番のハッピーエンドかもしれない―
という気もするんだけど
泰樹さんが自主的に東京行きを言い出すのではなく
富士子さんに促されて…だなんて(^^;)
しかも、富士子さんがそう言い出したのは
「昔、なつが言ってた」方法だから…だなんて(^^;)
やっぱ、不憫だわ(涙)
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