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カテゴリ:朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん
お父ちゃんに泣かされちゃったなあ…
最初はちょっとね 泣き過ぎ…と感じたんだけど(酷) だって、このドラマに 過剰な演技はいらないんじゃないか って気がして でも、すぐに思い直した お父ちゃんは、こういうキャラやねん これがええねん …で まんまと泣かされてしまいましたとさ …ひじゅにですが何か? 「ラジオはあります」by喜美子 カメラなんて買えない貧しい実家。 高校に行けなかった自分。 強がっていたけれど、本当は進学したかったし 家族と離れたくなかったし 信楽にずっといたかった。 そんな本音を隠しながら元気に働いているけど 荒れた指先は隠せない。 そんな喜美子がラジオを自慢する。 自慢できるものなんて、これくらいしかないから。 これが唯一のプライドだから。 つーか まだ何者でもない自分が 小さいながらも抱いているプライドの象徴。 地方で育ったヒロインが東京なり大阪なり出て行く― というのは朝ドラ“お約束”ちゅーより、基本の基本。 デフォルトちゅーヤツですね。 勿論、それに当て嵌まらない朝ドラもあるけれど 基本パターンがあるからこそのハズシ設定。 で、故郷の様子をどうやって入れるか…ってのも 結構、失敗しがちなんだよね。 ワザトラシイ形になったり ドラマ全体のバランスが悪くなったり… 今作の場合、少なくとも今日のところは 自然で良かったと思う。 昨日、喜美子が書いていたハガキが故郷に届く。 青空繋がりで喜美子に移る。 遠く離れていても空は繋がっている、というのが 今更ながら感じられる。 それから、喜美子の仕事の話。 今日教えられたのは、電話の応対。 ここのところはギャグ。 笑えるほどじゃないけど>こらこら 「あるある」だよね。 ある意味、リアル。 それから再び信楽に移り、電話の話が出る。 「楽しいなんてずるいやん」 相変わらずの直子。 大きくなって、喜美子がいなくなって今や長女の様な立場で 少しは変わったかと思っていたら全く変わらず(笑) そんな直子のキャラを示すと共に 喜美子の「楽しいで」を額面通りに受け取っちゃう まだまだ世間の狭い子供の直子と対照させて お母ちゃんはちゃんと喜美子の気遣いを理解している …という示唆というか強調だろうな。 この、お母ちゃんの親心と 「電話は高いさかい、そう簡単にはかけられへん」 というマツさんの言葉が、お父ちゃんのシーンに繋がって行く。 従業員達にイイ顔を見せる、お父ちゃん。 2人も雇ってしまったために、喜美子は大阪に行く選択肢しかなかった。 でも、お父ちゃんにもまた、2人を引き受けないという選択肢はなかったんだよね。 お父ちゃんの、良く言えば“優しさ”悪く言えば“ええかっこしい”で 草間さんと出逢うこともできたわけだし 草間さんは喜美子の内面に大きな影響を与えたから 悪いことばかりではないよね。 そんな、お父ちゃんが思わず電話をかけてしまう。 電話応対のギャグが、ここでは切ない。 お父ちゃんはあの声で、喜美子の苦労を察したのだろう。 次のシーンは郵便繋がりで、照子からの手紙が喜美子に届く。 喜美子はハガキに絵と短い文章を綴ったけど 照子は便箋を何枚も使ったもの。 共通しているのは「楽しい」という言葉。 そして、その言葉の半分は>大半かな 強がりであること。 高校に進学できた照子も できなかった喜美子も それぞれ大変だよね。 最後は、ちや子さんとの会話。 彼女と最初に仲良くなるのかな? 「旅のお供」の信楽焼の欠片が もしかしたら高い価値があるかもしれない― そう聞いて舞い上がっちゃう喜美子。 ラジオの件も生きている。 こういうところが子供っぽくて可愛いし お金に基づいているのが、ちょびっと悲しい。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3396-7a3ae206 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ ![]() ![]() にほんブログ村 人気ブログランキングへ 黒電話とカエル ![]() クッキー型 ![]() カフスボタン ![]()
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