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2020.03.24
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​随分前に読んだので、うろ覚えだけど
『テレヴィジョンシティ』(長野まゆみ著)の主人公が味覚障害で
意地悪なクラスメートにクッションの中身か何かを食べさせられた
…というエピソードがあったっけな

彼の親友は烈火のごとく怒ったけれど
本人は味が分からないので、食感は寧ろ良かったと内心思っていたのだった

武志の周囲にはそういう嫌な人がいなくて良かった

…ひじゅにですが何か?



「生きていくために、食べて下さい」by喜美子



これまた私事なんだけれども…
祖母の介護をしていた時のこと。
飲み込む力が弱くなり、誤飲を防ぐため
食べ物は全て細かくし、かつトロミを付けなければならなかった。
美味しそうには見えなかったし、それ以上工夫し様もなかったし
本人も嫌がったけど
食べなければ死んでしまうから、毎回強く促していた。

老いは止めることはできない。
死は遠い先のことではない。
それでも、少しでも生きていてほしいから食べてくれることを願った。

武志ももう、ただ死を待つしか仕方ない状態なのだろう。
実際、どんどん弱って行く。
「変わらない一日」はほとんど崩れ去った。

我が子が
人生の良いところも悪いところもまだ碌に経験しないまま
死に向かっていくのを止める術もないまま…

​喜美子の気持ちは安易に推し量れない。​



武志の大皿が
完成したので、もう終わりかと思っていた大皿が
「生きている」音を立てる。

「貫入」
焼きあがった後、釉薬と素地との収縮度の違いから
ひびの様な状態になって固まることを言うのだそうだ。

皿の形状のせいか釉薬の塗り方のせいか…と問う武志に
「そやろな」とそっけない返事をする喜美子。

これが喜美子の教え方なんだろうな。
簡単に答えてしまうのではなく、本人に考えさせる。
以前にも何度か見たことがある様な気がするし
今の様な状態になっても変に甘くならないところが喜美子らしい。

貫入が落ち着いてからも
「ほんでも生きてるで、作品は生き物や」
と、肝心なところを教える喜美子。


これが陶芸の神髄であり、面白さでもあるのだろう。
象徴でもあるよね。
作者が亡くなった後も作品は生きている。

​喜美子が拾った、あの欠片の様に。​


「ご飯食べるんが今日の仕事や」by武志
一日を過ごすことが闘いになっている。

そんな時にもたらされたのが
「みんなの陶芸展」

陶芸家だけでなく一般人の作品も展示するということで
武志も参加を表明。

「親の力借りて出品するんか?」
「自分で頭下げなさい」
こういうところも厳しい喜美子>一貫してるな(笑)


「作品ひとつふたつは作れるな」
早速、土を捏ね始める武志。

食事さえもが「仕事」であり闘いだったのに
再び陶芸に取り掛かる。
また目標ができて良かった。

ここが凄いよね。


ところで
「みんなの陶芸展」に演歌歌手を呼ぶと言っていたけど
​​ももももしや信楽太郎!?​



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貫入>信楽焼


食べることは生きること


テレヴィジョン・シティ








Last updated  2020.03.24 17:26:57
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