|
カテゴリ:ドラマ-2-
今頃だけど(笑)、ちょこっとだけ感想を―
実は、この原作が大好きで、実写化と聞いた時は不安しかなかった。 まあ、汐見ゆとり役は朝ドラ『スカーレット』でお馴染みの黒島結菜さんなので 全くイメージ通りとはいかないものの、悪くないな…と感じた。 それと、原作では男性の芹沢社長(通称「ラーメンハゲ」)が 女性で、タイプも違うと思われる鈴木京香さんなのも 却って原作のイメージに引っ張られなくて良いかも…と思った。 だけど、他の配役は…ハッキリ言って、全員がイメージと違う。 芹沢社長みたいに「逆に良いかも」的希望はなく… ひじゅにの個人的に抱いているイメージなので すっごくピッタリ!と思う人もいるかもしれないけど(笑) だから、最初は一話だけ観て挫折。 でも、録画予約しておいたので最終話まで溜まってしまい ながら見ではあったけど>スミマセンスミマセン! 今になって視聴してみたというわけ。 で、その感想― マンガの実写化にありがちな、変にお笑い仕立てにしようとするところが (ある意味、マンガよりも大袈裟で、実写である分痛い…みたいな) この作品にもあり、そこはちょびっと鼻についたけど 嫌になるほど多くはないので、比較的スッキリ観ることができた。 物語は、ほぼ原作に忠実。 ただ、所々端折っていて、物足りないというか 原作は論理的なのにドラマは感覚的…という印象を受けた。 第1話において ゆとりが最初に出逢ったのが芹沢社長ではなく 夏川先輩に変えたのは、寧ろ良かったと思う。 後のシーンにも自然に繋がったし。 この2人の絡みがメインといって良いくらいだからね。 ただ、その分(?) 芹沢社長がデレるの早過ぎ(笑) あと 「社長のお若い頃そっくりですよ」 とか何とかいう河上さんの台詞は要らなかったと思う。 第2話は 原作で、ゆとりが先走って夏川先輩を出し抜く形になってしまったところが ドラマでは、2人してタッグを組む展開に変えてあったのは TVらしい無難な方針に見えなくもなかったけど(笑)後味は良いからOK。 最終的に芹沢社長のお手柄にしてしまったのはナンダカナ…って感じ。 まあ、ドラマでは、ゆとりではなく社長が主人公らしいから 花を持たせたってことなのかもね。 ラストで社長の予想3パターンの内の一つが原作のそれだったのは 言い訳なのか、宣言なのか?…(笑) でも、ゆとりの「ピッコーン!」が観たかったな。 あれこれアイディアが生まれるところが面白いのに 割と簡単に社長を頼っちゃうとは…って感じ。 それに、白坂さんにご執心の「奥さん」を折角登場させたのに その後に絡ませなかったのも、何か消化不良>それとも、これから? 今回のクライアント夫妻に、原作にはない小さな子供を配したのは 夏川先輩の子供時代と重ねるためかと思い そこも、第1話の出逢いと同じく原作の改善と言える点だと期待していたら そういうわけでもなかった>薄~くはあったかもしれないけど 先輩の思い出シーンは子供時代ではなく高校生くらいの姿だったし。 まあ、ここは先輩役の高橋メアリージュンさんのJKコスプレに 「萌え~」となるのが正解か(笑) ちゅーことで、第3話も観てみませう。 原作:(作)久部緑郎(画)河合単『らーめん才遊記』 脚本:古家和尚 監督:星護、池澤辰也、吉川厚志 音楽:佐橋俊彦 主題歌:THEイナズマ戦隊 『WABISABIの唄』 オープニングテーマ:LOVE PSYCHEDELICO 『Swingin'』 ラーメン監修:はんつ遠藤 出演: 鈴木京香(芹沢達美)黒島結菜(汐見ゆとり) 高橋メアリージュン(夏川彩)小関裕太(白坂隼人) 前野朋哉(須田正史)杉本哲太(河上堅吾) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3683-3c672825 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ らーめん才遊記の芹沢さん コミックス完結セット ラ・カンティーヌ バーニャカウダソース お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ドラマ-2-] カテゴリの最新記事
全体的に悪くはなかったのですが、「コレじゃない」感が終始感じられました。
どこか躍動感がないというか。ラーメンに賭ける執念が足りないというか。 キャラ的にも、ゆとりにはもっとゆるさと大らかさがあった方がいいし、 芹沢の、皮肉が効いて相手をバッサリ切り捨てる毒の切れ味なんかも足りなくて。。。 でもそう感じるのは、このドラマのせいではなく、受け手の私の問題だと途中で気づきました。 というのもタイトルが「ラーメン才遊記」ではなくて「行列の女神」だからです。 つまりこのドラマは、鈴木京香様が雲の上から下々に説教垂れる姿を愛でることのできる人に向けてのものとして制作されたものだと考えれば、きっとアリなのではないかと思えるような気もしてきた訳です。 でも私はそれを求めていないからなあ。。。 ここでテレ東らしく「金がないからセンスで勝負する」というならウエルカムでしたが、それもあまり感じられず。 今、思い返すと「普通のドラマ」だったように思います。 -- もし 芹沢 :タカユキ ヤマダ ゆとり:清原果耶 とかだったら、抜き差しならない緊張感のあるドラマになりそう。絶対見たい。 (2020.08.24 18:39:59)
ありがとうございます。
あー、まさにそれですね>コレじゃない感 最初に観た時、「う~ん・・・」で、ラストで京香様がポーズつけてるところで、「もうダメだ・・・」と思いました(笑) それでずっと放置してたんですけど、HDDがイッパイだし、ただ消してしまうのも勿体ないかな、と。 駄作とまでは思わないんですけど、原作を愛する身としては受け入れ難いものがありますね。 清原ゆとり・・・ちょっと見てみたい気も(ゴクリ) (2020.08.26 19:27:07) |