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2021.02.19
カテゴリ：朝ドラ-4＞わろてんか～おちょやん
何や、アッサリ終わってしもたな…
いや、もっと拗れろと言っているわけではないよ。 寧ろ、そーいうのはメンドクサイので苦手。 今回、いつもとは逆に 芝居にインスピレーションを得た千代 …という形だったけど 例えワンパターンだとしても、やはり 最後に芝居に昇華させてメデタシメデタシ …というのが個人的には好きだったりするもんで＞スマソ …ひじゅにですが何か？ 「必ず許してくれはる」by千代 衣装のまま走り出す千代の図ぅ― で、昨日は終わり、今日は始まった。 朝ドラ“お約束”で言うなら 唯我独尊ヒロインがお節介するために暴走する図ぅ― だけど、千代はそうならないので イカニモ典型的な朝ドラヒロイン像を皮肉ってるのか！？ …という疑惑が濃厚(笑) 駆け落ちを力づくで阻止するのでもなく 目いっぱい背中を押すのでもなく 理解のない大人達に説教するのでもなく 無理くり和解させようとするのでもなく… 子供達の方に、もっと親に迫れと説得するとは 少～しばかり斬新？ 「もっと無理言うたらええねん 何遍でも無理言い続けたら、いつかきっと寮人さんも許してくれはる」 キーワードは「無理」と「変わる」だろうと思っていたら 早速出てきた「無理」(笑) これぞパワーワード？ 「駆け落ちなんかしたら そのお母ちゃんにもお父ちゃんにも一生逢われへんようになんねんで もう帰る場所がのうなんねん」 千代は故郷へは二度と帰らなかった…と黒衣さんが言っていたよね。 千代は一度、自分の「居場所」を失った。。 でも、“岡安”が、道頓堀が、千代の「居場所」になってくれた。 そう考えると、千代がこう主張するのが分かる。 あのテルヲにさえ、心の底では慕う気持ちを捨てられない千代だから 親という存在への思いは果てしなく強いだろう。 理想化かもしれない。 でも、信頼でもある。 「娘やさかい、無理言います」 母親の前で土下座する、みつえ。 千代の大活躍！で解決させるのではなく 千代の言葉が起爆剤（？）になったとはいえ 実際に行動したのは、みつえであり福助…というところが 朝ドラ破りというか(笑)良いとこかもね。 「また着物が泥だらけやんか」 ちゅーことで、ネタ回収したし(笑) 菊VSシズは明らかにシズさんの方に拘りが強過ぎて 彼女が折れれば全て解決！という雰囲気が強かったので この折れ具合をもうちょい掘り下げて描いてほしかった気がするな。 シズさんはかなり暴言吐いてたんだし(笑) だから、菊さんの方が大人の対応というか… 度量の大きさを示してくれたという感じで 千代の信頼を受け止めたシズさん…という印象は弱かったな。 まあ、ここは、子の無理を聞く親の図ぅ…ってことで シズさんだけでなく菊さんの側も…描く必要があるからなんだろうけど それでも、千代ももうちょい立ててやった方が良かった気も。 ヒロインはいなくても良い…なんて言われちゃいそうでさ(笑) 「何でやろ…今やったら分かります」byシズ もう一つのキーワード「変わる」は、ここに集約？ 「あんたのお母さんの代わりに」 ハナさんも、菊さんにお酌するシーンに集約させているけど もうちょい話に関わっても良かった気がする。 「親は子の幸せを願うもんやて みんな、ほんまに幸せそやな」 まあ、千代に関しては、ここで報われたってことなんだろう。 「親」という存在に対する信頼、「親と子」に対する夢 それが肯定された瞬間だから。 「大阪のお母さん」になる土台になったわけだし その「お母さん」ぶりが伺える様なエピだった…とは言えると思う。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3837-cbd0fbfa ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆   にほんブログ村 人気ブログランキングへ お酌赤鬼  無償の愛と思いやり＞インカローズピアス  みんな幸せ＞博多屋台のおでんセット  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[朝ドラ-4＞わろてんか～おちょやん] カテゴリの最新記事
今週は、みつえと福助メインの話と見せて、実は千代が普通の家族の在り方を痛感させられている週でしたね。
「うちがあんたを捨てたんや！」と啖呵を切った千代が、「家族を捨てたらあかん」とみつえに言っているのだから。シズさんが家族を捨てられず、延四郎さんを捨てることになった因縁の神社で・・（これもお導きやなというセリフもささる） 千代がテルヲ等の夜逃げを聞き、シズさんに言われた用事をしくじって１度はクビを言い渡され、岡安を飛び出した第２週の話。 帰る場所を失ったからこそ、千代がみつえに掛けた言葉には重みがある。 「何でか分かるか？みつえのお母ちゃんやからな」 自分が殆ど得られなかったものを信じて他人の背中を押す千代。 千代の心の傷が脳裡から消える事はないでしょうがそれでも強く言うのです。 全て繋がっている、無駄なエピソードなどない、実際に彼らが無駄だと騒いだ話は全て繋がっている（のに対して私の指摘した点には彼らは一切答えられない）これが連続テレビ小説。 残念ながら前作では使い捨ての話ばかりでした（詳しくは過去記事でも見て下さい、まだ言うのならもう一度書きますよ…ヤレヤレ） 劇中劇にもちゃんと意味がある。 実母は幼い時に亡くなり、父親が勝手に連れてきた女性をお母さんと呼ぶ事は出来ず、岡安が実家代わりになったけれど、今回の件でシズさんの事を、決してお母さんとは呼べない事を痛感した千代が芝居の中では「お母さん」と言う事ができる。 女優の醍醐味を今回ほど痛感したことはないでしょう。 そしてこの話を要らないという人は決定的に何かが足らない人だと思うよ。 (2021.02.19 17:12:57)
追記
読解力がない人の為にシズさんについても書いておくか…ヤレヤレ（難癖つけたいのがバレバレですよね） 仲が悪い理由は親のせいですが（今週から見た訳でも無いのにまだ言葉通りの話だと思っているの？）菊さんとのやり取りは明らかに「姐さんにだけは、芝居茶屋辞めんといてほしかった」が本音で、菊さんも痛いところを突かれてついカっとなって言い返した。お互いに相手の反応を見て反応していました（ゾロとサンジが本当に仲が悪いとでも思っているのだろうか？） だから「意地を張っていた」意地を張らずに素直に認めましょうね(笑) 千代が探したらすぐ見つかる？ 前回、乞食達に探させていましたよね？（記憶力） 乞食達は街の様子を常に見張っていて、千代が出て行った時もすぐに情報を集めました。 そして千代は乞食達に弁当をあげて仲良くなって何度か千代に協力してくれましたよね？（記憶力） 逆にここまで丁寧な作りの作品って中々無いと思いますよ？ もしかして私があなた方の悪口を言っていると思っていませんか？ だから頓珍漢な事しか言えないのです。 私が今作を無理やり「よいしょ」しているとでも？ むしろあなた達以上にアラを探しているのです。だが本筋に穴が全く無いから褒めているのですよ。 だから、すぐに説明できるのです。 (2021.02.20 06:42:08)
色々あり過ぎて忘れないようにハナさんについても記録しておこう。
ハナさんには２つの心残りがあった。 一つは「本家の客を引き抜いた事」これは祝言の席における菊さんとの盃で解消されました。 もう一つは「延四郎さんとシズさんの仲を無理やり引き裂いた事」 今では愛する家族に囲まれ、どんなに「この道しかなかったのだ」とシズさんが頭で納得しても、ハナさんの心から過去の罪が消える事はないでしょう。 ハナさんができる罪滅ぼしはシズさんに自分と同じ過ちをさせない事。 かつてシズさんが追い返そうとしていた千代に、救いの手を差し伸べたのはハナさんでした。 その千代が、冷静さを失くしていたシズさんに、無償の愛を取り戻させる…この事件でハナさん、シズさんの魂が完全に救われると同時に千代も借りを返す事ができた。 (2021.02.20 21:00:42)
正直、久しぶりに朝ドラでうるっと
きました！（酒のせいもあるかもですが） みつえちゃんがヒロインやんみたいなくらい輝いた祝言への流れでした 菊姐さんが認めてくれるのはわかっていたけれど「シズにこんだけされたら」とかハナさんとのやりとりで泣かし処はありました。 けどちょっこし某ちり◯て風味な鶴亀芝居と絡めて頂きたかった様な気も、まぁマットン婆さんで示した、的な事でしょうね。 私的にはなかなかの回でございました。 (2021.02.23 16:40:32)
ありがとうございます。
彼らとは受け止め方が大幅に違うので（感性の違い？経験の違い？） 私も時々、自分のブログの中で反論めいたことを書いてしまうことがありますが、根本が違うので恐らく通じることはないでしょう･･･ そもそも、こちらの文章をどれだけ真面目に読んでいるか分からないし、コメント欄は尚更かも･･･？ (2021.02.27 19:18:40)
ありがとうございます。
脇役とはいえ、みつえは好感持てるキャラだし、今回の最後の対応は良かったですよね。 シズさんと違い、菊さんはあまり前面に出ていなかったので、今回は良い感じで目立ったのが嬉しいです。 確かにね、お芝居とダイレクトに繋がってメデタシメデタシになってほしいですよね。 そういう点においても、やはり『ちりとてちん』は最強かも？ (2021.02.27 19:28:20) |
Re:みんな幸せ＞『おちょやん』第55話(02/19)
