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カテゴリ:カムカムエブリバディ
変な言い方かもしれないけど…
庶民 って感じ。 特別目立つわけでもなく 奇異な人物でも人生でもなく 当たり前の様にそこにいて ただ一生懸命に生きているだけなのに否が応でも時代に翻弄される 言い方を変えれば 時代に翻弄されながらも一生懸命生きている 庶民 私達と同じ高さを歩いている人達。 …ひじゅにですが何か? 「皆で、るいを守るんじゃ」by勇 第2週『1939-1941』 第3週『1942-1943』 第4週『1943-1945』 二代目ヒロイン誕生!…の図ぅ。 名前が「るい」になるのは視聴者には明かされていたから 稔が勿体ぶっているシーンでは 「うちら知ってんで~!」 というツッコミが全国で上がったかも?>ぉ でも、ルイ・アームストロングから来てるというのは ドラマを観るまでは分からなかった。 つーか、あちらの頭文字は「L」で こちらはローマ字にすると「R」だから 本当は違う名前ってことになっちゃうよね。 まあ、時代的にバレバレだとマズイわけだし 日本人らしいっちゅーか、異国文化を受け入れている日本人感があって 却って良いのかも? それにしても三世代に渡るヒロインってことで 時代の流れは分かっていたわけだけれども るいが、この時に生まれたことで その時代の波の激しさが改めて感じられた気がする。 安子は平和で、まさに“古き良き時代”に生まれ るいは、その世界が崩壊しようとしている瞬間に生まれたのだから。 何かさ 物凄~くベタとも言えるんだけど あの時代と、あの時代を生きていた人達を 物凄~く凝縮して描いているとも言えるよね。 ちょびっと韓国映画『クロッシング』(キム・テギュン監督)を思い出した。 2002年に25人の脱北者北京のスペイン大使館に駆け込んだ事件があったけど その脱北者達の経験談を纏めて架空の一家族に起きた出来事として描いたもので まさに凝縮…濃過ぎのカルピスって感じの作品だった。 特に主人公の少年に過酷な出来事のほとんどを背負わせたものだから 泣けてしょうがなかった。 『カムカムエブリバディ』もそんな感じ。 実在しない人物達を通して「時代」が匂いや肌触りまで伴って迫って来る。 それにしても今日は、あまりにも明確な死亡フラグで 他の朝ドラなら奇跡的に無傷で生き延びることができるはずの ヒロイン家族や周辺の人物がアッサリと亡くなってしまった。 容赦ないわね、藤本氏! ↑褒めてます>ぇ ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3891-4347666a ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ あじさい おしるこ クロッシング 防空壕きくらげ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>庶民
>私達と同じ高さを歩いている人達。 毎週末にクライマックスと感動を持ってきた「ちりとてちん」に対して、「カムカムエヴリバディ」は全ての出来事にクライマックスを持たせません。 ここに描かれていることは全てが「日常の一部」であり、それらは皆、等価に淡々と描写されているように思います。 例えば、出征シーンを見せ場にしようとかしていないし、爆撃を受けたことですら淡々と描き、「ここで泣いてください」と徐々に盛り上げたりしていません。 なにか客観的に出来事を綴っているかのよう。 私の日常は、週に一度ドラマチックなことがある訳でもないし、特別に秀でた才能を持っていて大活躍しているわけでもありません。 かつて、作家の岩下尚史さんは「主役ばっかりの世の中じゃねえんだぞ」と言っておられたのですが、「カムカムエヴリバディ」は特別な人たちの物語ではなく、まさに(主役じゃない人たちの)「庶民」のドラマ(内容的にもつくり的にも)と言えそうです。 -- 「ちりとてちん」を "動" とするなら「カムカムエヴリバディ」は "静" のドラマだと感じます。 これからどうなっていくのか楽しみです。 (2021.11.24 18:54:03)
今回はなかなかの良作になる可能性が高いのではないかと
いい意味で裏切られる展開 しかし海外ドラマぢゃないんだから 一気に母と祖母が。ある意味リアルですよね、私の母はルイとほぼ同じ年ですが、当時の日本はたまたま地域差があったのかも。 藤本さん作ですので、いろいろな意味で見続けたいと思います、ひじゅにさんもまたご無理の無い範囲でレビューお待ちしております。 (2021.11.26 22:27:08)
ありがとうございます。
「歴史にも書かれねえで死んでった立派な人間がゴマンといるんだ… そんな人間を土台にした歴史に残る奴など許せねえ」 という手塚治虫の『陽だまりの樹』の台詞を思い出します。 『ちりとてちん』は落語をモチーフにするというよりも世界全体が落語になっていましたが 今作は三世代を描く中で、英会話講座がどんな風に生かされて行くのか興味があります。 (2021.11.30 22:59:49)
ありがとうございます。
最初は面白そうでも後に大きく裏切られる…というのが朝ドラのデフォルトなので(笑) いつも、ついつい身構えて観てしまっているのだけど、今作はあまり肩に力が入らず、文字通りまったりとした気分でいます。 まあ、今は内容的に悲しい部分ではありますけども…それでもドラマ的には何だか安心感があります。 よくできているなあ…とは感じますね。←ちょっとエラソウ (2021.11.30 23:06:39) |