他愛ない毎日>『ばけばけ』最終週
予告でいきなり八雲先生の死のシーンが出て来ておいおい、そこ見せちゃって良いのかい!?と思ったけど…最終週のメインは死後にあったのね。まあ、考えたら>考えなくても主人公はトキだから彼女の物語を完結させなければならないもんな。つまりは、これはトキの視点で描いた小泉八雲というよりもたまたま小泉八雲の妻となったトキという一人の女性の物語…ひじゅにですが何か?「他愛もない、ほんに他愛もないスバラシ毎日だったじゃない」byフミ第25週『ウラメシ、ケド、スバラシ。』皆で開いた「レッツパーティ」がテーブルの具合とか全体の構図とかがダビンチの『最後の晩餐』を思い出させた。これも今作らしい示唆?最終話が近づいてくると、いつも思う。もう半年が過ぎちゃったのか…まあ、去年、久しぶりに大河ドラマを観てもう一年が経っちゃったか…と思ったばかりだけどね。ちゅーことで、『ばけばけ』も終わり。ハマる>死語?今は「ヌマる」?までは行かなかったけど結構好きな作品だった。高石あかりさんの笑顔に惚れた…ってところが大きかったけど(笑)トミー・バストウさんの佇まいも好ましかった。最初に感心したのは池脇千鶴さんだったし『虎に翼』に続くダメ親父(つーか、ユル親父)を好演した岡部たかしさんも良かった。小日向文世さんは前から好感持っていたし堤真一さんは相変わらず場面をさらうし吉沢亮さんも『なつぞら』ではイマイチだったけど>スマソ今回は魅力的だった。北川景子さんも板垣李光人さんも円井わんさんもさとうほなみさんもその他、皆良かったと思うよ。まあ、こんな風に出演者ばかり挙げるのは私には珍しいことで褒めるところがそこしかないんだろ!?…とツッコミいれられそうだけど(笑)そもそも今作は波乱万丈の物語で引き付ける、というものではなくキャラの魅力を生かした緩~いコメディと言えると思う。その象徴が司之介なのかも…というのは先回書いた(笑)小泉八雲を取り上げたのも彼の生涯を描くというよりも有名な彼を中心に配置することでちょびっと普通とは違いちょびっと波乱万丈な雰囲気を醸し出しつつ実は誰もが体験している様な「他愛もない」日々の幸福を描こうとしていたのかもしれない。八雲先生の仕事内容をあまり描かなかったのがそういうのが好きな私には少し物足りなかったし特に『怪談』がアメリカでは不評でトキが自分の存在意義まで疑う様になり落ち込む-という最後のエピソードを弱くしてしまったのも事実と思う。それでも、結論が上記のフミこ言葉に集約されるところが凄く良い纏め方だった。八雲先生の死で締めくくられていたらマイナス要素で終わってしまったであろう彼の仕事描写がこの結論に至ったことで、却って生きたと思う。だって、トキはそれを知らなかったのだから。そして、これはトキの物語だから。ついでに言うと私も小泉八雲の著作は『怪談』しか知らない。それも『耳なし芳一』や『ムジナ』等の有名どころしか知らない。だから、トキに近い。八雲先生の仕事を熟知し、才能を認めていたイライザは究極の存在。こちら視点の描き方だった方がもしかしたら私好みだったかもしれないけどでも、ここらへんの面白さは去年の大河『べらぼう』で味わえたしな。最後は彼女の罵倒(と言ったら言い過ぎ?)で終わっちゃって何だか唯一の悪役みたいな印象を残してしまったけどそこに今作の立ち位置がハッキリ示されていた気がする。まあ、聞くところによるとリアル八雲先生はリアル・イライザへの思いもずっと抱えていたとか何とか…そこのところを踏まえての下世話な意味合いもあったりして?(笑)>穿ち過ぎともかくも、この最終週を観終わって今迄のアレコレがストンと腑に落ちた気がした。そして、いつもなら枷となるはずの朝ドラらしさ(もしくは朝ドラ”お約束”)を上手く生かした作品だったと思う。まあ、完璧にこなしたとは言わないけどね>ぉ『怪談』が2人の死後にベストセラーになったというのも(それが史実だから…に過ぎないとしても)このドラマらしい結末になっている。もっと緩~い視線でまた最初から観てみたいという気持ちになった。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4117-6d3cc67d☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 蚊【楽天ブックス限定全巻購入特典】連続テレビ小説 ばけばけ 完全版 ブルーレイ BOX1思ひ出の記