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秩父武甲0231

秩父武甲0231

2024.08.12
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見慣れたる秋嶺に山の日忘る

 昨日が山の日だった事を、今日の振替休日で思い出しました。
 海の日は海なし県としては羨望がありますが、毎日見ている秩父連山なので、山の日という特別な感慨はありません。
 山の日の意味を調べて見ると、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」と書かれています。
 何時も武甲山の石灰岩を掘られて身を削っている醜い姿を見て、地域の発展や被災地の復興や建設に貢献していると思っていても、実際にはそう深く考えていないのかもしれません。
 検索すると「石灰石の大鉱床として知られる武甲山のふもとの地に、渋沢栄一や諸井恒平(共に現在の埼玉県出身)らが中心となって「秩父セメント」を創業したのは1923年(大正12年)である。
 とありました。 
 関東大震災の復興や戦後の東京などの復興に役立ったセメントの原料の石灰岩を、秩父太平洋セメントと名を変えた現在でも、石灰岩を積んだ20両の貨車を曳いて機関車が走っています。
 笑い話ですが、株主の人が1日線路脇に立っていれば、20両の貨車が何回走ったかを数えれば貨車1両の値段が決まっているので、どのくらい利益をあげているかわかるよ、とある人が教えてくれました。
 株主ではないし、暇も無いので立っていることはありませんが、車で出掛けた時などに遮断機が下りて目の前をこの貨車が通過すると、つい1.2と数えています。
 確かに20両積んでいます。
 武甲山をはじめ秩父連山は今日もどっしりと佇んでいますが、それにしても今日も厳しい残暑です。





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Last updated  2024.08.12 14:32:12
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