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テーマ:写真俳句ブログ(38808)
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![]() 彼岸明けの翌日墓へ父立ち日 昨日でお彼岸も終わりましたが、今日もお墓参りに行ってきました。 今日は父の命日で、あの日の慌ただしかったことを思い出します。 まだ現役の頃で東京の職場に勤務している頃、お彼岸で帰省していました。 何となく元気がないので掛かりつけの病院に行き、主治医の診察を受けました。 いろいろな検査をしても異常はなく、「別に普段と変わったことはありませんよ」という診断でした。 「環境を変えてみるのも良いかもしれませんね」ということで社宅に連れて行きました。 次の日は趣味のジョギングをやりたいというので、妻がシューズを買いに一緒に出掛けました。 そしてあの日、朝仕事で出勤する時は、行ってくるよと言うと、「おう」と元気な声が帰って来ました。 任された仕事をしていると、妻から救急車で運ばれたという電話が入りました。 引き継ぎをしなくてはと、メモを作って担当できる人を探していました。 そんな中で、「亡くなった」という電話があったと、事務担当の人が連絡してくれました。 急いで引き継ぎをして病院に駆けつけると、闘病45分の診断書を見ることになりました。 妻と父は葬儀社の車で先に秩父へ向かい、私は警察署に行き、異常なしという書類を頂いて後を追いました。 隣組の人達や連絡をした親戚も驚いていましたが、すぐに葬儀の準備に入ってくれました。 中には「環境の違う所へ連れて行ったからだ」という批判の声もいただきましたが、もし1人でいて孤独死になっていたらと考えると、妻に看取られて亡くなったほうがまだ良かったと思うことにしました。 今日はお墓参りの人は誰もいなくて静かな墓地でしたが、静かだけに当時のことを思い出していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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