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血小板

血小板

病院で行われる検査シリーズの第6回目です。テーマは血小板

血小板数は止血(出血を止める)の機能を見るときには必須の検査です。
血小板も、先にお話しした赤血球白血球と共に血球の一つに分類されます。

血小板は、赤血球の7-9μm, 白血球 10-18μm に比較すると 2-4μm と小さく、 顕微鏡で見ると見過ごされやすいぐらいの大きさです。
時には固まりになって見られる事もありますが、 僕みたいに普段顕微鏡を見慣れないものにとっては、あまり目に入らない存在です。

しかし、その役目は重要で、 血管が傷ついて出血したときに、その部分に集まり付着し、そこで固まることで傷口をふさぎ、 出血を止める働きをします。
ですので、血小板が減る(通常は血液1立方ミリメートルあたりに15万~40万個程度存在し、1万~5万個以下に減少する)と出血しやすくなったり、出血が止まらなくなってしまいます。
ひどくなると脳出血などを起こしやすくなりますので、注意が必要です。

逆に血小板が増加する事もあります。
血小板数が40万以上になると血小板増多症といいます。
60万~70万くらいの増加では無症状のことも多いようですが、 100万を超えるようになると血液が凝固しやすくなり、 小さな血管が詰まる血栓症状や出血症状を示すようになります。

また、血小板は動脈硬化にも関係があります。
血管壁に集まった血小板が、赤血球や白血球といったものを巻き込んで、 血の塊である血栓を作ります。
その血栓が次第に大きくなり、狭窄が来たり閉塞したりして、心筋梗塞や脳梗塞といったものに発展するわけです。

そこで、一度心筋梗塞や脳梗塞を起こした人や 起こす危険のある人には血栓を予防するお薬を飲んでもらったりするわけです。
ドロドロの血液をサラサラに変えるわけですね。

気を付けないといけないのは、血を固まりにくくしていますので、 逆に血が止まらないといった事が起こります。
ですので、手術をする方は手術前にそう言ったお薬をやめて、 しばらくしてから手術しないと、手術中に出血が止まらないといった事があり危険です。
そう言ったお薬を飲まれている方は、必ず主治医に報告しないといけないわけです。

血小板についてもっと知りたい方は、臨床検査の館さんの血小板のところをご参照下さい。
(臨床検査の館の管理人さんからリンクのご許可をいただいております)

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