2004/12/12(日)19:23
■■男性のあなた、その症状は更年期かも■■
12/7の「たけしの本当は怖い家庭の医学」見ましたか?
一昨年、僕が大変お世話になった 今の病院の創業者であるM先生が他界しました。
まだ50代の働き盛りだったのですが、がんに倒れました。
その先生が10年以上前から言っていた事がありました。
「男にも更年期があるんだぞ!」
メガネの奥からのぞき込むようにして話しかけるM先生。
「男の更年期の方が女よりひどくなる事がある。」
当時、更年期にはほど遠い僕にはあまり興味を持てませんでした。
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TVでの話し。
部下からも信頼の厚い53歳のゴルフ好きの男性。彼は責任感が強くまじめな性格です。
前触れは関節痛でした。
最初は「ゴルフで肩を痛めたかな?」程度の思いしかありませんでした。
その後、PCに向かっているだけなのに大量の汗をかいたり、集中力がなくなったりするようになりました。
そのうち、体がだるくて朝方はベッドから起きあがれない、めまいがするなどの症状が。
結局、会社を休む事が多くなり、病院に行くと「うつ病かもしれません」との診断。
その後、彼は会社にも行けなくなり一日中 自宅で過ごすようになりました。
彼のこの症状は男性更年期障害からくるものでした。
男性ホルモンであるテストステロンは、生殖機能や骨・筋肉を増強する働きをします。
最初にでた関節痛は、男性ホルモンが低下したことによる骨や関節に対する症状だったのです。
そのあとの症状は、体温調節機能の低下・精神バランスの崩れによる物でした。
男性更年期障害の症状は、集中力の低下、無気力、不安、不眠、精力の低下・・・等々です。
男性の場合、女性に比べホルモンの減少が緩やかで、更年期障害に気が付かない人も多いようですが、中にはこのような例もあるようです。
男性更年期障害はストレスも大きく関係しています。
そのため、男性更年期障害を起こしやすいタイプがあり、責任感が強くまじめな性格の人に多い傾向にあるそうです。
男性更年期障害にならないためには、次のような事に気を付けると良いそうです。
ストレスをためない
気晴らしや趣味をもつ
軽い運動をする
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女性でも早い方は僕ぐらいの年齢から更年期にはいるそうですので、僕もそろそろ気を付けないといけないでしょうね。
そこのあなた、あなたのその症状も男性更年期障害かも。
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