野球場日記

2006/04/20(木)14:30

池田北―工芸 高校野球春季大阪大会 1回戦 豊中ローズ球場

高校野球(50)

 平野佳とインチェの投げ合いが見たかったのに、雨。球団から中止を知らせるメールが来た。中止は残念やけど、メールで教えてくれるのは、とてもありがたい。  甲子園は試合決行だとしても、チケットはすでに完売。  ということで、試合があるかどうか電車から確認できる豊中ローズ球場へ。阪急宝塚線の服部駅と曽根駅の間から見ると、試合は行われていた。スコアボードも見えて、池田北が3回表に4点先制しているのがわかる。  初めてこの球場に来るツレとの待ち合わせに手間取って、着いたときには工芸が2点返していた。5回表、池田北の攻撃中らしい。  トイレに行って、電話を1本かけてから席に戻ったら、池田北が一挙に6点取っていて驚いた。ツレの話では、長打連発やったらしい。  第2試合 池田北 12-2(6回コールド) 工芸  工芸は投手を代えたが、名前はわからない。スコアボードには得点と審判の名前しか表示されていないのだ。守備位置も選手名もないボード上を、赤いランプだけが移動して、打席にいるのが何番打者か告げている。アナウンスもなし。春の大会って、こうやったんか。その分というか、入場無料やった。  6回表にも2点追加した池田北が、10点差をつけてコールド勝ち。  ホームベースをはさんで整列した両チーム。見ると、工芸は11人か12人しかいないようだ。少人数でがんばっててんな。うっかり帽子を忘れて並んだ選手が、審判に指摘されてベンチへ取りに走ってたのが、ほほえましかった。  勝利チームの校歌もなかったけど、池田北の選手たちは甲子園と同じようにスタンドに一礼。雨をよける屋根の下、3塁側に陣取った応援の人たちから、改めて拍手がおくられた。

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