野球場日記

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• 合併球団－イーグルス　大阪ドーム

  　地下鉄に乗ったら、いつもと違う「なんば、天王寺、長居方面」のアナウンス。世界陸上やってるからか。　イーグルスは礒部・高須・リックを欠くオーダー。しかし、６番から川口・吉岡・鷹野という並びにも、Ｂｕを感じてグっとくる。野村監督が「旬の選手」と表現した草野が３番。　合併球団にはアレンがいない。１番センター坂口だ。　６組のファンがつくったアーチをくぐって選手が守備につき、プレイボール。　東北　０００　０００　０００　　０　合併　０００　０００　６４０　１０　　Ｅ：永井(６．１)→有銘(０．１)→戸部(１．１)　　合：金子(９)　７回裏。８番阿部真左中間先制３点タイムリー三塁打。代打水口ライト線タイムリー三塁打。２番村松ファーストゴロの間に１点。４番ローズセンター右タイムリー。　８回裏。途中出場前田左中間３ランホームラン。３番ラロッカセンターオーバータイムリー二塁打。　永井と金子の投手戦。５回が終わった時点で走者を２人ずつしか出していない。めっちゃ早い試合の流れ。　６回に円陣を組んだイーグルス。先頭の９番嶋がヒットで出る。　鉄平は初球バントの構えで見送って、ボール。ここで鉄平がベンチに呼ばれた。野村監督、どんな策があるのか。ワンツーからの作戦は強攻やった。サードファールフライ。　１死１塁で渡辺直。ファールで粘ってフルカウントからエンドラン。外角高めを捉えたが、ライト線へのライナーになった。嶋はぎりぎりで帰塁できず、ダブルプレー。　７回も先頭の草野がヒットで出たが、併殺。　２死からフェルナンデスがヒット、さらに二盗を決めた。しかし、川口は次の球を見送って三振。　その裏、ついに均衡が破れる。１死２・３塁から後藤を敬遠して満塁策。阿部真は低めスライダーを捉えて、左中間を深々と破る走者一掃タイムリー三塁打。１点勝負として前に出てた外野を破られたけど、仕方がない。　このとき、スコアボードにはなぜか６点と表示された。もちろんすぐに訂正されたが、まさかこの後本当に６点入るとは。　永井から代わったリリーフ陣はボールが多く、ファールを打たれ、なかなかひとつのアウトが取れない。ゴールデンウィークの千葉マリンを思い出した。結局、７回は打者１１人、８回は打者９人の攻撃となって、投手戦だったのが１０－０に。　情けなかったのは、１０点差の８回２死２塁で、ローズを敬遠気味に歩かせたこと。ワンワンから３球続けて外に外した。勝負せんかい。山崎とのホームラン王争いを考えてのことやったら、最低や。僕だって山崎にホームラン王を獲ってほしい。しかし、それなら全力でローズを抑え、１打席でも多く中軸の山崎にまわすように努めるべきや。正々堂々と闘ってこそ、山崎の成績は輝く。　山崎には今日３打席しか回らなかった。金子はプロ初完封だ。入団前に当時の球団社長から難クセ付けられてたけど、やったねえ。　金子のヒーローインタビュー。　初完封の感想は、「ホントに僕が完封したのかな」と初々しい。　「完封は野手の方の力の方がたくさんある」と、めっちゃ謙虚。　でも、入籍について触れられ、「奥さんの力は？」と聞かれると、「それがいちばん」と初めて緊張を解いた。　野村監督になってから、イーグルス生観戦全勝やったけど、ついに負けてしまった。　渡辺直(Ｅ)　２番ショート　右打者　６回１死１塁。エンドランで遠い球にバットを投げ当ててファールにする。おっつけたファールを多く打って粘る。フルカウントからエンドランで外角高めを捉えたが、ライト線前へのライナーで併殺に。　社会人時代評判だったショート守備では、気のせいかスローイングに苦労してるようにも見えた。　山崎武(Ｅ)　４番ＤＨ　右打者　ホームラン３８本。現在リーグトップ。　１打席目・２打席目とも、ノースリーから打つ気なくストライクを見逃す。狙ってほしかってんけどな。まさか、待てのサインだったのだろうか。　フェルナンデス(Ｅ)　５番サード　右打者　５回、ローズの打席の守備。スタンドぎりぎりのファールフライが切れ、残念そうな顔でネットを叩く。こういう表情の豊かさが、フェルナンデスを見るときの楽しみ。　６回無死１塁、日高の打席。バントシフトで猛ダッシュ。ファースト前のバントでも捕りそうな勢いやった。　７回２死。レフト前ヒットで出塁。次打者川口のカウントツーナッシングから、虚を突いて二盗成功。フェルナンデスには前々からこれがあるのだ。　ファールボールをわざわざ拾いに行ってスタンドに投げ入れたり、ファンを楽しませてくれる選手だ。　嶋(Ｅ)　９番キャッチャー　右打者　５回、ローズの打席の守備。３塁側カメラマン席の外野寄りに入ったファールフライを、走って走って追っていた。その姿勢、いいぞ。　６回先頭。外角カットボール？に食らい付いて、センター前ゴロのヒット。第１打席の四球と合わせて、２出塁。　永井(Ｅ)　先発投手　右オーバー　生観戦は東都の入れ替え戦以来のはず。　ベルトの高さでセットポジション。グラブを上げてから足を上げる。　最速１４５キロ。フォーク。シュート。カーブ。スライダー。チェンジアップ？　四球は敬遠の１つだけ。ローズから２打席連続三振を奪うなど、見事なピッチングやった。イーグルスの中心に充分なり得ると思う。　ローズ(合)　４番ＤＨ　左打者　ホームラン３７本。山崎と１本差で２位。　２回先頭。フルカウントから、ワンバウンドするカーブを空振り三振。　５回先頭。ツーツーから、スライダー？を見逃し三振。　７回先頭。フルカウントからファールで粘る。外角低め１４２キロに合わせて、センター前ヒット。驚いたことに、これが３０打席振りのヒットだという。そこまで調子悪そうには見えへんかったけど。　７回２死１・２塁。外角シュートを捉えて、センター右タイムリーヒット。復調のきっかけを掴んだか。　８回２死２塁。ワンワンから３球続けて外にはずした敬遠気味の四球に、３塁ベンチを見て不満そう。　前田(合)　代走からキャッチャー　右打者　打席登場曲が「タッチ」じゃなくて残念。神戸限定なんかな。　８回１死１・３塁。外角スライダーを捉えて、左中間３ランホームラン。　神戸で杉内から打ったホームランに続いて、今季のホームランは２本とも生で見られてるな。　金子(合)　先発投手　右オーバー　ベルトの高さでノーワインドアップ。ゆっくりしたフォーム。　最速１５０キロ。カーブ。スライダー。フォーク。カットボール？　前半は永井との投げ合い、後半は大量点をもらって、プロ初完封。４安打３奪三振１四球。

  2007年08月26日

• 合併球団－ホークス　大阪ドーム

  　ずーっと工事してる大阪ドーム正面。道路の真ん中に何か建てられて、車道も歩道も狭くなっていた。　グラウンドにはダイドーのハノちゃんが２人。野球場によく来てくれるから、もうおなじみ。　ホークスは昨日と同じオーダー。一昨日と比べると、多村がＤＨにまわって、ＤＨだった田上がキャッチャー。センター辻。サードに一昨日途中出場で同点劇に貢献した本間。　合併球団は左腕大隣対策でローズ以外全員右打者。　１回表の守備につくラロッカが、帽子に手をやってセカンド塁審とサード塁審に挨拶。試合中は熱くなることもあるけど、こういう爽やかな態度は感じいいな。　福岡　１００　０００　０００　１　合併　３００　００１　００Ｘ　４　　Ｈ：大隣(５．０)→藤岡(１)→三瀬(１)→山村(１)　　合：ユウキ(７)→菊地原(１)→加藤大(１)　１回表。３番多村セカンドゴロフィルダースチョイスの間に１点先制。　１回裏。３番ラロッカ右中間同点タイムリー二塁打。５番アレンライト前勝ち越しタイムリー。７番阿倍真ライト前タイムリー。　６回裏。ワイルドピッチで１点。　　(つづく)

  2007年08月12日

• 合併球団－ホークス　グリーンスタジアム神戸

  　２ヶ月振りの神戸のボールパーク。おいしいパニーニとミックスピザを食べ、視界を遮るフェンスなどないスタンドから、近くて美しいグラウンドのプレーを見る。至福の時間や。　ところが、この楽しみも今季は今日が最後。まだお盆前やというのに。　ほんの数年前までは、この迫力も快適さも花火も毎週のように味わえた。それなのに、今やブルーウェーブとバファローズが潰されたうえ、半減させられていた神戸での試合はさらに減らされてしまった。それも、替わりに試合をするのが死角と閉塞感たっぷりの大阪ドームとは。かえすがえすも、あの合併という暴挙に強い憤りを感じる。　プレゼントのバッジは萩原やった。今はファイターズの選手やん。かえってレアなのか？木元と清水のは作られてないんかな。　内外野天然芝のグラウンドで、子どもたちが真喜志コーチのノックを受けている。　選手への花束贈呈は、近視矯正に成功したという子どもとその伯母さん。受け取る選手は本多と大西とアナウンスされた。しかしホークスは、サード後ろの芝で走ったり素振りしたりしてた川崎が、本多に代わって受け取りに行った。伯母さんが出てきたあたり、彼女が川崎のファンやったんかな。それとも、川崎が１番打者である本多を気遣ってのことなのか。　始球式も近視矯正に成功した子ども。左腕から見事ストライク。あっぱれ。　ホークスは大村と小久保がスタメンから外れている。王さんは「満身創痍」と表現したそうだ。それでもホークスは強いと思うけど。　福岡　０００　０００　０５０　００　５　合併　１２０　１００　１００　０２ｘ　７ｘ　　Ｈ：杉内(３．１)→山村(２．２)→小椋(１)→水田(２)→馬原(１．１)　　合：川越(７．０)→菊地原(１)→本柳(２．０)→山本(１)　１回裏。４番ローズレフト線先制タイムリー二塁打。　２回裏。９番前田レフト２ランホームラン。　４回裏。９番前田レフト前タイムリー。　７回裏。７番阿部真レフト右犠牲フライ。　８回表。８番井手レフト前タイムリー。１番本多一塁線３点タイムリー三塁打。２番川崎センター左同点犠牲フライ。　１１回裏。４番ローズレフトサヨナラ２ランホームラン。　杉内がまさかの４回途中ＫＯ。０－５の７回裏から多村も交代。やはりホークスは満身創痍なのかと実感した。　８回の一挙５点の同点劇は素晴らしかった。途中出場の選手や若手がチャンスをつなげて。　この同点劇があったのも、７回裏の井手の超ファインプレーがあったからこそ。　そして、ホークス怒濤の攻撃を同点までにとどめたのは、平野恵の大ファインプレーがあったから。　村松の長い距離のスライディングキャッチ、阿部真の一二塁間ダイビングキャッチ、本多の二塁ベース左からのジャンピングスローも含めて、ファインプレーをたくさん堪能できた。川崎の動きもさすがの見事さ。　そんないい試合を最後に決めたのはローズ。レフトへサヨナラホームラン。ホームインした代走木元に阿部真が駆け寄って、ペットボトルの水をかける。ローズは手荒い祝福のためホームに集まったナインを前に、１度止まってからホームイン。　来日中の息子とともにローズのヒーローインタビュー。　インタビュアーの日本語がわかるから、返事が早い。「パ・リーグを代表する守護神・馬原投手から打ったことについては？」という質問にも、「最高です」とごきげんに繰り返す。　「父を誇りに思います」という息子が、あと３本に迫った４００号ホームランについて英語で何か言うと、通訳が訳す前にローズが笑いながら「ゼッタイ、ムリ！」。「僕が帰るまでに４００号打ってくれるんじゃないか」と言ったそうだ。　花火ナイターやったけど、ネッピー＆リプシーは浴衣じゃなくユニフォーム姿。かつてはセンターで点火スイッチを入れてたけど、今日は１塁ベンチ前で。　その後現れたネッピー＆リプシーは、画用紙を手にしていた。そこに言葉を書いてファンに見せたり、選手やコーチに何か書いてもらったり。これでファンといっそう多彩にコミュニケーションが取れるね。いいアイディアやな。　それにしても、このボールパークで、川越のスライダーやフォークの軌道が見える程の位置で観戦できるなんて、野球ファン冥利に尽きるなあ。　田上(Ｈ)　６番ＤＨ　右打者　３方向へ３安打。一挙５点の同点劇も、田上のヒットから始まった。　１塁に出ると、しきりにスタートの構え。キャッチャーだけに、そうすることでバッテリーにプレッシャーをかけられると、身をもって知っているのか。　井手(Ｈ)　８番レフト　右打者　守備の上手さに目を奪われた。どんな打球にもしっかりチャージして、返球が早い。　７回裏１死満塁のピンチ。４点ビハインドだから、前寄りの守備位置。阿部真の左中間深くへの打球を、右斜め後ろへ体をいっぱいに伸ばしてダイビングキャッチの超ファインプレー。　続く８回表無死１・３塁。外角球を打って、ダイブしたサードの右をゴロで破るレフト前タイムリー。　レフトスタンド上段に横断幕。「夜空に輝け　井手正太郎」　ブキャナン(Ｈ)　代打　右打者　広いスタンス。８回無死１・２塁で登場。投手は代わったばかりの菊地原。スライダーにタイミングの合わない空振り２つ。しかし、そこから粘る。何とか食らい付いてファールを続ける。最後は低め１４５キロを見て、四球。　杉内(Ｈ)　先発投手　左オーバー　ベルトの高さでセットポジション。軸足を少し曲げて構える。例によって、グラブから一瞬球を出す、ゆったりリラックスしたフォーム。　間近に見る低め直球の伸びなんて、ほれぼれする。　ところが、調子は悪かったみたい。空振りが取れず、ファールで粘られる。ボールも多く、球数が増える。７５球でストライク４０球、ボール３５球。　最速１４８キロ。カーブ。スライダー。チェンジアップ。　水田(Ｈ)　４番手登板　右オーバー　ベルトの高さでセットポジション。　最速１４８キロ。カーブ。シュート。スライダー。フォーク。変化球がいい。直球もずっと１４０キロ台後半。　同点にした後の８回・９回を、ヒット１本に封じる。９回先頭のローズをセンターフライに打ち取ったとこなんて、しびれたね。　馬原(Ｈ)　５番手登板　右オーバー　１０回から登板。ベルトの高さでセットポジション。グラブが膝に当たるフォーム。　直球が速く、キレている。最速１５１キロ。フォーク。スライダー。　ローズをツーナッシングと追い込みながら、フォークをファールされるなどして、逆に追い込まれた雰囲気に。フォークを続けるのは危険だと、バッテリーは考えたか。でも、直球も危ない。そう感じた瞬間、直球をサヨナラホームランされる。　それでも、いつもながらほんまにいい直球投げてたで。　ローズ(合)　４番ＤＨ　左打者　同点の９回先頭。外角低めスライダー、ボール。高めボール。内角スライダー、ストライク。外角１４７キロ、ボール。ワンスリーから真ん中の球をアッパースイングで、センター左フライ。　１１回１死１塁。外角１５１キロ、ストライク。フォーク、空振り。外角に１５１キロで１球外す。ワンバウンドのフォーク、ボール。外角シュート回転の１５０キロを当てて、三塁側へフライのファール。低めフォークを引っ掛けて、一塁ベンチへゴロのファール。低め１４８キロをコンパクトなスイングでレフトへ打ち返して、サヨナラ２ランホームラン。　前田(合)　９番キャッチャー　右打者　ブルーウェーブ時代から変わらず、打席登場曲は「タッチ」。　グリップは低い位置で、ヘッドは立てている。前足チクタク。肘も上下に動かす。狭いスタンスから足を上げて強振。　２回２死２塁。大きな空振りの後、少し高いスライダーを捉えて、レフトへ２ランホームラン。今季第１号。　４回１死１・３塁。外角球を引っ張って、レフト前タイムリー。この一打で杉内をＫＯ。杉内から３打点だ。　キャッチャー守備で打球を受けてベンチで治療するなど、いろいろと目立った試合。すんなり行けば、川越とともにヒーロー間違いなしの活躍だったが。　平野恵(合)　代走からセンター　左打者　センター守備で今日も魅せる。８回無死３塁。川崎が打った左中間への鋭い当たりを、高くダイブして捕る大ファインプレー。あれを捕っていなければ、ホークスの勢いは止まらず、一気に逆転していただろう。

  2007年08月10日

• 合併球団－ライオンズ　大阪ドーム

  　７月中旬、オールスター５日前にして、ようやく今季１２チーム目、最後のライオンズを見ることができる。　試合前、ドーム通路のモニターでは、昨日２ホーマーの下山のインタビューが、映像のみ流れていた。　ライオンズはカブレラ抜き。今日もＧＧ佐藤が４番。　左腕の帆足に対して、合併球団はローズ以外全員右打線。北川はまだ復調していないらしく、６番に下がっている。ラロッカ・ローズ・アレンの外国人クリーンアップや。下山は７番。キャッチャーも右の辻だ。　西武　００２　０００　０００　２　合併　０１０　００４　１０Ｘ　６　　Ｌ：帆足(５．１)→小野寺(０．２)→山崎(１)→正津(０．２)→星野(０．１)　　合：岸田(５．２)→高木(１．２)→大久保(０．２)→吉田(０．１)→加藤(０．２)　２回裏。６番北川左中間先制ソロホームラン。　３回表。１番福地左中間同点タイムリー三塁打。２番石井義レフト線勝ち越しタイムリー二塁打。　６回裏。４番ローズライトポール際逆転２ランホームラン。８番大引センター前２点タイムリー。　７回裏。５番アレンセンター前タイムリー。　先制されてもすぐ逆転し、ライオンズペース。中村レフト線二塁打、福地左中間三塁打、石井義レフト線二塁打の畳み掛けは見事やった。　帆足は５回まで北川の２安打のみに封じていた。際どい判定からふくらんだ５回１死２・３塁のピンチでも点を与えなかった。　ところが、帆足が６回にローズに逆転２ランを浴びる。代わった小野寺もつかまり、完全に形勢が逆転した。　ヒーローインタビューを聞くのはガマンして、甲子園のドラゴンズ戦へ急行。　石井義(Ｌ)　２番セカンド　左打者　グリップは低い位置。ヘッドは立て、手の力を抜いて揺らしてる感じ。　二塁ベース後ろへのゴロをダイビングキャッチ、一塁封殺のファインプレー。痛烈なライナーのレフト線勝ち越し二塁打も放ち、逆転されなければヒーローの１人やったところ。　ＧＧ佐藤(Ｌ)　４番ライト　右打者　スタンスは狭く、かかとを浮かして構える。そこから早めに足を上げて、大きく踏み出していく。投手が足を上げるのに合わせて自分も足を上げているようだ。形は違うけど、そこは王さんと同じ一本足打法やな。　低めを捉えた鋭いレフト線二塁打１本。　応援歌は「ミラパルコ」のメロディのと、「ＧＯ！ＧＯ！」のと。　中村(Ｌ)　９番サード　右打者　レフト線へ鋭いライナーの二塁打。意外に速い足を飛ばしてセカンドへ。俊足だと聞いたことはあったけど、ほんまやった。　下山(合)　７番ライト　右打者　フェンス際へのフライを追いかけ、フェンスに付いて駆け登るように２段階ジャンプ。ボールはスタンドに入ってファールにはなったけど、ナイスプレー。　加藤大(合)　４番手登板　右オーバー　４点差で余裕を持って勝つと思われたが、９回１死１・２塁となって、抑えの加藤大がマウンドへ。　最速１５１キロ。低めにビシッと決まる。高めに威力がある。速い。ナックルが落ちる。これぞ加藤大輔という最高のピッチング。　１死１・２塁、８番細川(右打者)。直球を３つ続けた後、ナックルで泳がせて、ハーフスイングの空振り三振。　２死１・２塁、９番中村(右打者)。直球２つでツーナッシングと追い込む。３球目は直球で真後ろへのファール。そして、１５０キロで振り遅れの空振り三振。結局、４球全部ストレートだった。

  2007年07月15日

• 合併球団－イーグルス　大阪ドーム

  　ユニフォームを着た少年少女の野球チームが、スタンドに目立つ。試合後に軟式野球の開会式があるとか。　イーグルスはフェルナンデスとリックを欠いている。これはかなり痛いな。　５番にはウィットが入っている。生で見るのは、２年前の横浜スタジアムのイースタンリーグ以来か。　合併球団は６番に由田を起用。オープン戦でクルーンからホームランを打ったが、今日はスタメンでどうか。　東北　０２０　１１０　０００　１　５　合併　０００　２０２　０００　０　４　　Ｅ：岩隈(５．０)→渡辺恒樹(０．１)→松本(３．２)→福盛(１)　　合：平野佳(６)→ユウキ(３)→カーター(１)　２回表。５番ウィット左中間先制ソロホームラン。８番草野ライト犠牲フライ。　４回表。４番山崎武レフトソロホームラン。　４回裏。３番ラロッカレフトソロホームラン。７番後藤レフト犠牲フライ。　５回表。２番高須センター前タイムリー。　６回裏。エラーで１点。８番大引センター前同点タイムリー。　１０回表。２番高須ライト線勝ち越しタイムリー。　ホームランが出たらドームビジョンに、メイトーのロゴが現れるようになっていた。「ホームランバー」とかに付いてる、野球帽をかぶった男の子のイラストだ。どっちのチームのホームランでも登場して、「出たー！ホームラン！」とナレーションが入る。　四球の際にビジョンに映るＷＡＬＫのアニメに新作が。４つのボールが歩くやつは、ブルーウェーブ時代からのお気に入り。でも、新作はかわいくなかった。　延長に入ると、スコアボードは１８回までの表示になった。１２回までしかないのに。そんなのも調整できひんのか。　ウィットが先制ホームラン。もっか二冠王の山崎武にも一発が出て、イーグルス快勝の展開。ところが、エラーで追いつめられ、岩隈はけがで交代し、同点に追い付かれてしまった。ムードとしては最悪だろう。　それでも、イーグルスは勝った。１０回表、代打鷹野が四球で出ると、代走森谷が思い切って盗塁。バントでチャンスを広げ、高須がしっかり決勝タイムリー。　抑えの福盛は先週の千葉マリンスタジアムに続いて２死満塁のピンチを招いた。打者は長田。期待の若手やけど、ここは代打ではなかったか。前の打席の内容が悪かったから。結果、初球の内角低めフォークを打って、セカンド後ろフライ。狩野(Ｔ)に続いて「プロ初安打がサヨナラヒット」とはいかなかった。　イーグルスは球団創設１０１勝目。　ヒーローインタビューは高須。　２日連続のお立ち台は「初めてで戸惑ってます」。　「頼もしい選手会長ですね」「そうなれるようにがんばります」　控え目で真面目なインタビューやった。　僕の中でのヒーローは松本。　岩隈は先週の千葉マリンスタジアムほどの出来じゃなかったけど、チームとしては、できれば８回まで行ってほしかったやろう。けれど、６回途中緊急降板。渡辺恒も同点を許し、なお１死１・３塁のピンチ。　ここで松本が登板。代打下山をショートゴロダブルプレーに仕留める。さらに、無失点で９回裏まで投げ切る好投だ。今日の勝利は松本あってこそ。先日の１２年目の初勝利に続く、見事なプロ２勝目おめでとう！　松本(Ｅ)　３番手登板　右オーバー　腹の高さでセットポジション。　最速１４４キロ。スライダー。チェンジアップ。シュート。　ピンチを救う好投。９回に初めて走者を出したが、そこでも内野ゴロダブルプレーで切り抜けた。　３回３分の２を、１安打２奪三振１死球無失点。

  2007年05月12日

• 合併球団－マリーンズ　大阪ドーム

  　センバツの決勝を閉会式まで見届けてから、大阪ドームへ。プロ公式戦今季初生観戦や。　試合前に「野球場へ行こう」が流された。このときの映像がよかったな。屋外球場の気持ちよさをもっと伝えてくれたら、さらによかったけど。でも上出来でしょう。かなり楽しい。試合前の楽しみがひとつ増えたな。　今日の晩ご飯は球場グルメ。「らいすばーがー　とりカレー」と「泉州あなご天むす」。らいすばーがーは今季初めて見たのに、「名物」と名乗ってる(笑)。あなご天むすはかなりのデカさ。これ１つでお腹いっぱいになるな。　始球式は新車男の伊藤淳史。ちびノリダーや。背番号「２年新車男」て。　せっかくマリーンズ戦が見られるのに、福浦がけがで欠場とは残念。　ここは合併球団からマリーンズに移籍した早川に期待。元々いい選手やし、マリーンズのチーム構成に合ってると思うのだ。　５回裏終了後の「千房お好み焼きタイム」は、今季から「５５１蓬莱タイム」に変わっていた。　６回表、どこから迷い込んだか、ドームのスタンドで蝶が１匹ひらひら舞っていた。　千葉　０２０　１００　０００　３　合併　０００　０００　０１０　１　　Ｍ：小林宏(７)→薮田(１)→小林雅(１)　　合：デイビー(６)→本柳(３)　２回表。８番今江レフト前先制タイムリー。１番ＴＳＵＹＯＳＨＩセカンド左タイムリー内野安打。　４回表。８番今江センターオーバータイムリー三塁打。　８回裏。１番平野恵セカンドゴロ併殺崩れの間に１点。　マリーンズの圧勝。点差以上に危なげなかった。　小林宏は、アクシデントがなければ完封できる出来やった。スクイズのサインミスで４点目が取れなかったことと、コバマサ劇場で、最後は一発同点の形になったけど。　ヒーローインタビューは、決勝打を含む３安打２打点１三塁打の今江。　「この大阪遠征、３つ勝つつもり」と強気の発言。　背番号２６のユニフォームをスタンドに向かって掲げるパフォーマンス、今季も続けてくれるんや。　ベニー(Ｍ)　３番レフト　右打者　前ヘのフライをスライディングしてすくい上げるファインプレー。　ズレータ(Ｍ)　４番ファースト　右打者　「レッツゴー　マリーンズー」のメロディーで、「フリーオー　ズレーター」の応援コール。　低音がズレータのイメージに合った応援歌は、ジャンプあり。　「○○！○○！ズレータ！」というコールは聞き取れなかった。スペイン語なんやろうな。　ファーストを守ると、走者との背の違いがすごい。ローズでさえ小さく見える。　里崎(Ｍ)　６番キャッチャー　右打者　ワンバウンドを止めるフットワークはさすが。　前後の足幅が狭いオープンスタンス。　いい当たりが２つ。左中間二塁打とセンターヘの大きなフライ。　根元(Ｍ)　７番セカンド　左打者　ヘッドは背中側。　払うように捉えたレフト前ヒット。２つの空振り三振は、ともにフォーク。アンツーカー前まで飛ばした、いい当たりのライトフライ。　早川(Ｍ)　９番センター　左打者　４回１死３塁。初球スクイズ、足下にファール。ワンワンからフォークを空振り、このとき３走今江がホームへスタートを切っていて、挟殺される。どちらかのスクイズサイン間違いだったようだ。　四球と、高く弾んだショート右内野安打で、２出塁。　小林宏(Ｍ)　先発投手　右オーバー　ベルトの高さでセットポジション。　最速１４７キロ。スライダー。フォーク。チェンジアップ。　４回２死まで完全。６回無死１塁から四球を与えたときに、どこか傷めたようだ。しかし、ベンチで手当てを受け、マウンドに戻る。バントで１死２・３塁にされるも、得点を許さず。７回も三者凡退に抑え、出した走者は３人だけだった。あのアクシデントさえなければ、完封していたのでは。　７回裏開始前。風船の騒ぎで集中力が乱れないように、マウンドの後ろ端で下を向く。　７回２安打６奪三振１四球無失点。　平野恵(合)　１番センター　左打者　教育リーグにずっと出場してたけど、早い時期に帰って来られて何より。　セカンドで見たい名手やけど、相変わらずセンター守備も軽快。フライを捕る前に体を軽く弾ませる。余裕を感じるな。新庄ほど大きな動きじゃないけど、今後注目しとこう。　８回１死１・３塁。外角ボールのフォークを打って、セカンドゴロ。併殺かと思われたが、ヘッドスライディングで１塁セーフ。１点をもぎ取った。こういう全力プレーが、平野の魅力のひとつ。　スタメン発表で「ヨシヒサ　ヒラノ」とアナウンスされた。頼むで、ＤＪ。　ローズ(合)　４番ＤＨ　左打者　ヘッドを斜め後ろに向けて、激しく揺らす。２年前までと同じ構えだ。　マリーンズはローズシフト。ショートは二塁ベースすぐ左の深い位置に、サードはショート定位置あたり。　２回先頭。外角高めの抜けた変化球を捉えたが、センター右ヘの大きなフライ。　大引(合)　８番ショート　右打者　新人　ショート守備は堅実そう。右下ヘのライナーを好捕するプレーも。　ヘッドは立てて揺らす。　３回１死。ツーナッシングからファールひとつ。やや低めのスライダーを打って、セカンド後ろフライ。　６回先頭。ハーフスイングがボールと判定され、ツーツーに。真ん中１４６キロを捉えて、ライト前ヒット。　８回無死１塁。フォークを巧く捌いて、いい当たりのライト線ヒット。　初めて見たが、攻守ともけっこうやりそうだ。ただし、まだ厳しい攻めをされてない感じがする。「いちばんいい球を使わずに抑えてやる」と思われているような。これから接戦の大事な場面で打席に立ったとき、里崎がどんなリードをするか見物だ。　本柳(合)　２番手登板　右オーバー　ベルトの高さでノーワインドアップ。以前は二段モーション気味だったが、脚を回して上げるようになっている。　スライダー。フォーク。　ベニーとの因縁の対決は、低めスライダーかフォークで空振り三振。　３回ノーヒット３奪三振の完全投球。

  2007年04月03日

• 合併球団ＶＳファイターズ　大阪ドーム

  　新庄がひちょりとキャッチボールしながら登場。３塁内野自由席にグラブを向けて挨拶。レフトスタンドにも合図。レフト上段席にボールを投げ入れる。センター右の声援にも応える。手を耳に当てるポーズも。　スタメン発表。ひちょりがカメラに向かって手を振り、最後は敬礼から手を前に伸ばしてみせる。　新庄は頭にグラブをかぶっている。その画面左にひちょりが入ってきて、空手の型を連発。左右のパンチを交互に何度も繰り出し、膝蹴りも披露。　ひちょり・賢介・ＧＵＴＳ小笠原・セギノール・新庄・金子。ファイターズのラインアップを見ると、本当に好きな選手がそろっていると、つくづく感じる。ファンになってしまいそう。　今日は恒例の「オールド・ボール・ゲーム」。加藤英が来ている。　せっかくならブレーブスのユニフォーム姿が見たいものだが、白のスーツにチーム帽。　メモリアルピッチという始球式みたいなイベントを行う。打者はガルシア、キャッチャー的山。加藤英は投げる前に、マウンドで何度も頭を指差し、なぜかガルシアを挑発。実際近めに投げると、ガルシアが詰め寄るふりをして、的山が羽交い締めにして止める。加藤英も向かって行って、ガルシアの前に着くと、お互いに笑顔で握手。その後、相川から花束を受け取って、加藤英は退場。　なんでこんなコミカルな演出するんや。ユニフォームで出て来てもらって、始球式とマイクでの挨拶をしてもらって、花束贈呈でいいやん。　子どもによる始球式。バッターひちょり。新庄みたいに打つかと思ったけど、空振りして、すぐ投手に拍手をおくった。　北海　４３０　０００　３００　１０　合併　０１０　０００　００１　２　先発はダルビッシュと中山。　１回表。小笠原ファーストゴロの間に１点先制。セギノール、レフト２ランホームラン。鶴岡三塁線タイムリー二塁打。　２回表。セギノール右中間２打席連続２ランホームラン。稲葉左中間２者連続ホームラン。　２回裏。日高ライト犠牲フライ。　７回表。田中賢レフト前タイムリー。セギノール、サード強襲２点タイムリー二塁打。　９回裏。日高左中間タイムリー二塁打。　ひちょり・賢介の連打から、ファイターズは初回いきなり打者９人２０分攻撃で４点。　２回にセギノール・稲葉の連続ホームランが出たときには、ファイターズを讃えるムードがスタンドいっぱいに弾けた。まるでファイターズのホームみたい。新庄の関西ラストシリーズってことで、もともと新庄歓迎ムードの大入りやし。　ファイターズはバントもあるが、エンドランを積極的に使っていた。小笠原の打席でも走らせるし。　今日の勝利でファイターズはプレーオフ進出に王手。　ヒーローインタビューは２ホーマー４安打６打点のセギノール。　プロ野球タイ記録となった６度目の１試合左右両打席ホームランについては、「記録は意識してなかった」　最後に「北海道にもファイターズファンは多いですが、大阪にもたくさん集まってくれました。メッセージをどうぞ」と言われて、熱い言葉を待っていたら、セギノールのやつ「ちょっと　ちょっと、ちょっと」やって。笑ってもうた。　それから「ありがとう」と言って、レフトスタンドに手を振ってから、ベンチに消えた。　あれ、いつの間にかお約束になっててんなあ。セギノールがさらに好きになった。ブルーウェーブ時代から、人気者になる魅力も実力も充分やったもんね。 　　（つづく）

  2006年09月09日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　大阪ドーム

  　すかいらーくキッズデー。プレイボール前、子どもが１人ずつ守備位置について、そのポジションの選手からサインボールをもらう。始球式も子ども。５回終了時には、グラウンドキーパー体験。アンツーカーの外に出た土をほうきで掃き入れるお手伝い。　マリーンズ応援団、今日はトランペットがあまり聴こえない。「福浦ヒット」もタイコだけでやるように変更されたのかと思った。　なぜか６回から風船をふくらまし始める人が多い。誰かがふくらましたのにつられたんかな。　マリーンズのラッキー７。ビジョンには、ビールのかぶりものをした人が映し出された。こういうの楽しいな。　　ＵＳＪからウッディーとウィニーのウッドペッカー２人も来場。　千葉　０１０　２２２　１３０　１１　合併　３００　３００　０００　６　先発は清水直と中山。　１回裏。清原センターバックスクリーン先制３ランホームラン。　２回表。ワトソン、ショートゴロの間に１点。　４回表。ワトソン、センターバックスクリーン同点２ランホームラン。　４回裏。相川センターバックスクリーン勝ち越し３ランホームラン。　５回表。福浦左中間２点タイムリー二塁打。　６回表。辻左中間逆転２点タイムリー二塁打。　７回表。今江ファースト前スクイズ。　８回表。福浦ライト犠牲フライ。パスクチ、レフト２ランホームラン。　４回までにバックスクリーン弾が３発という派手な展開。清原バックスクリーン３ランの３点をマリーンズがワトソンのバックスクリーン２ランで追い付いた直後、今度は相川がバックスクリーン３ラン。　しかし、今日はマリーンズの攻撃がすごかった。福浦らしい鋭いタイムリー二塁打あり、連打あり、ホームランあり、スクイズあり、若手の活躍あり。４回から８回まで毎回得点。「アルプス一万尺」に乗せて「これから始まるロッテの攻撃　何点入るかわからない」と歌われるなか、その通りの力強さやった。３塁側とレフトスタンドはハイタッチの嵐やったね。　先週札幌ドームで好投したというルーキー中山は、プロ初勝利目前の４回３分の１で降板。　清水直は３回の途中で通算１０００投球回達成。おめでとう！先発して開幕からの連敗を１１で止めた２００２年の神戸や、初めて千葉マリンに行った試合での完封など、いろいろ思い出したよ。　　（つづく）

  2006年09月02日

• 合併球団ＶＳイーグルス　グリーンスタジアム神戸

  　出先のラジオで甲子園の決勝を聴く。球史に残る熱戦に、延長１５回引き分けまで動けなかった。　大急ぎでグリーンスタジアム神戸へ。いちばん好きな日本一の野球場だ。それなのに、来季からは神戸での試合が激減させられてしまうという。神戸で一軍の試合を見るのは、もしかしたら今日が最後になってしまうかもしれない。　そんな思いから、今日は内野Ａ指定席を買った。めちゃめちゃ近いし、フェンスもないし、最高に見やすいのだ。　種類が多くておいしい食べ物も、神戸の魅力。今日はミックスピザとパニーニにする。この大好きなメニューも、来季はもう食べられないのだろうか。　礒部を骨折で欠くイーグルスは、３番高須。塩川が１番で、鉄平は出ていない。　合併球団は、タイガースとの交流戦でケガをした阿部真が復帰している。しかし、セカンド阿部真・サード塩崎・ショート後藤の布陣は疑問だ。後藤は「スポーツ魂」の「光プレー」によく取り上げられるようになったけど、ずっと守備が課題だった選手。阿部真のショート守備は抜群。後藤はサードの方が向いていると思う。それでも後藤をショートで育てたいのか、あるいは阿部真の体調にまだ不安があるのか。　清原はケガで欠場。谷が４番ＤＨ。　東北　２００　０００　０２０　４　合併　０００　３００　０００　３　先発はグリンと川越。　１回表。高須右中間先制タイムリー二塁打。フェルナンデス、センター前タイムリー。　４回裏。ガルシア右中間ソロホームラン。相川レフト逆転２ランホームラン。　８回表。リック、レフト前同点タイムリー。川口勝ち越し押し出し死球。　　（つづく）

  2006年08月20日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　大阪ドーム

  　ドーム外に「こじゃんとガンバレ」ののぼり。１年振りの「高知よさこいシリーズ」だ。　試合前のグラウンドで、高知の商店街のみなさんが踊る。最初は去年と違う曲に思えたが、あの「よう踊る～」の別ヴァージョンやった。　ネッピーが花火ナイトみたいに浴衣着てると思ったら、坂本龍馬キャラの着ぐるみだった。そういや、去年も来ていたね。　みなさんが踊ってる間も、ベニーと堀は外野を走っている。　劇団キャラメルボックスの面々が国歌を歌う。「俺たちは志士じゃない」の衣装で。龍馬つながりやな。この芝居は何年か前に見に行ったけど、めっちゃ面白かった。　マリーンズは２番サードに青野を起用。合は左腕の成瀬に対し、１番迎に始まる右８人打線。左打ちは９番の日高のみ。　今年も始球式は高知市長。　千葉　０００　０１０　０００　１　合併　０１３　０００　００Ｘ　４　先発は成瀬と本柳。　２回裏。相川左中間先制タイムリー二塁打。　３回裏。中村左中間タイムリー二塁打。塩崎ライト前２点タイムリー。　５回表。福浦ライト前タイムリー。　死球を受けた里崎は、バットを後ろに投げ、肘当ても後ろに投げて１塁へ向かおうとした。が、肘当てがなだめに来た球審に当たってしまい、あわてて謝っていた。緊張の場面が一転、ユーモラスに。本柳が帽子を取ると、「いいよ」のポーズをしながら１塁へ。ボビーも心配して１塁まで行っていた。　次の回はベニーに死球。ベニーはバットを投げてマウンドへ向かう。止めに入った１塁走者の福浦をも突き飛ばしたくらいやから、相当怒っているのだろう。両チーム総出の騒ぎになった。　結局、退場者はなく、ベニーが１塁に出て、２死１・２塁で試合再開。　ワトソンがノーツーからセンターフライでチェンジ。３塁へ走って来たベニーに、ノリが何か声を掛ける。ベニーは穏やかに返事をした。許すという内容の言葉を返してる感じ。続いて本柳もマウンドから声を掛けた。ベニーは「ＯＫ」という合図を送った。　さて、こういうことがあった試合の後のヒーローインタビュー。お立ち台は塩崎と本柳。　「ホームでお立ち台というのは、ここ数年なかった」という塩崎は、「(左脇腹も)ご覧の通り全力で振れているので、大丈夫です」　続いて本柳。　「ピンチが多くて危なかった。お客さんのストレスがたまる展開にして、申し訳なかったです。ベニーのデッドボールでああいうことになったのも初めてで、今日はいろいろあって楽しかったです」　「カットボールが抜けて、申し訳ない」と言いつつも”楽しかった”という言葉を不思議に思っていると、インタビュアーが水を向けた。　「６回に、ベニー選手がベンチ裏に訪ねて来たんですよね？」　「はい。「あの場面でああいう行動に出るべきではなかった」と言ってくれました。「当てるつもりはなかった」と、こちらも謝りました」　インタビュアーは「本柳さんとベニー選手の友情」と表現し、「ベニー選手、いい選手ですよね？」　「めちゃめちゃいい選手です」　本柳のその言葉に、スタンドからいい感じの笑いが起きる。３塁側にわずかに残っていたマリーンズファンから拍手が送られる。もちろん僕も拍手。スポーツマンらしい、ほのぼのしたいい話や。最近読んだばかりのガンちゃんの本を思い出した。　「今日もたくさん来てもらって、こういう中で投げられる喜びを感じてやってます。またみんな、いっそう力が出ると思うので、応援してください！」　ナイスインタビュー！本柳も、インタビュアーも、そしてベニーも素晴らしい。すごくいい気分になったよ。　レフト上下段とも一杯にしたマリーンズ応援団は、今日もスタンドの注目を集めた。　跳ねるとき、上段席最前列から前に乗り出すようにしている人たちもいた。大丈夫なんかな。このドームのあの位置で、立って跳んで上半身を手すりの前に出すなんて、かなり恐怖感あると思うねんけど。　ラッキー７には、多くのファンがタオルを掲げる。リーンちゃんのピンクのタオルもあるねんな。マーくんのイラストを描いた幕の、顔の部分がくりぬいてあって、そこから自分の顔を出してるファンがいて、楽しかった。　風船を上げる人もいたけど、そうするようになってきたのか。それとも、タイガースのファンでもある人がしてるとかかな。　３点ビハインドの９回は、「俺たちの誇り」を歌い続ける。３人目の打者・西岡がバットを換えにベンチへ行って戻ってくると、西岡コールなどに変わった。西岡が倒れて２死になると、再び最後まで「俺たちの誇り」。気持ちが伝わってくるね。　西岡（Ｍ）　１番ショート　両打ち　１回先頭、投手本柳。高めに大きくはずれる球を見て四球。何度も牽制を受け、牽制悪送球で２進。２塁でも大きくリードを取って、投手の注意を引き付ける。　３回１死、投手本柳。会心の当たりで、センター左へのヒット。打球が速過ぎてシングル止まり。また牽制を誘い、今度はボークで２進。２番青野のセンターフライで、３進する好走塁。　５回無死１塁、投手本柳。セカンド少し左へのゴロ。４－６－３と転送されるが、１塁セーフ。３番福浦の打席で二盗成功。福浦のヒットでホームイン。　７回１死、投手ユウキ。フルカウントから１球ファール。内角低めぎりぎりのスライダーを見て四球。　９回１死１塁、投手大久保。ファールでバットが折れたか、ベンチへ別のバットを取りに行く。小走りで打席に戻って、ヘルメットのつばに手をやり、待たせた大久保に謝る。フルカウントからランエンドヒット。レフトやや前へのファールフライ。　守りでは、投球直前にセカンド堀に声を掛けることがよくあった。　走攻守にさすがのプレーを見せてくれた。チームが勝つことはできなかったが、１番打者の仕事は充分に果たしている。　　(つづく)

  2006年07月09日

• 合併球団ＶＳホークス　大阪ドーム

  　１階内野自由席は満席だったので、２階へ。ネット裏に席を取る。ＷＢＣ決勝でのケガから昨日復帰したばかりの川崎の動きも、ここからだとよく見える。　子どもによる英語での「プレイボール宣言」は、応援メッセージのコーナーに変わっていた。　ダンスチームの演技もあって、いよいよ試合開始。　　Ｈ １３―２ 合　先発は斉藤和と平野佳。　１回表。カブレラがセンター右タイムリー。松中ショートゴロ併殺の間に１点。 Ｈ ２―０ 合　４回表。柴原ショートゴロの間に１点。本間レフト前タイムリー。 Ｈ ４―０ 合　５回裏。日高センター前タイムリー。 Ｈ ４―１ 合　６回表。柴原ショートゴロの間に１点。吉本が左中間タイムリー二塁打。大村が右中間３点タイムリー二塁打。 Ｈ ９―１ 合　６回裏。中村サードゴロの間に１点。 Ｈ ９―２ 合　７回表。本間レフト前２点タイムリー。松田が左中間へ２ランホームラン。 Ｈ １３―２ 合　川崎は軽快にプレーしていて、心配なし。松中と２人が２安打ずつ。ＷＢＣ代表選手の活躍は、めちゃめちゃうれしい！　松田の記念すべきプロ初ホームランも見ることができた。　一方の平野佳はプロ初黒星。　調整なんやろうけど、１０点以上の大差がついてから加藤とセラフィニが登板して驚いた。　外野席、１階内野自由席に続いて２階も埋まり、内野指定席もけっこう入っていた。関西でのホークス人気を改めて感じる。そういえば、去年はホークス戦を千葉マリンと甲子園でしか見てないんやった。　５回終了時に、柴原の１０００試合出場がアナウンスされた。花束を受け取って、スタンド全体から拍手をおくられる。ナインと握手。　「千房お好み焼きタイム」。ネッピーとリプシーは、自分の似顔絵入りの特大コテを持っていた。　ラッキー７のホークスの黄色い風船、２階から見るとなかなか印象強い。試合に勝った瞬間にも風船を上げていた。　ヒーローインタビューは斉藤和と松田。　松田のプロ初ホームランは、打った瞬間行ったと思ったそうだ。ベース一周は気持ちよかった。走り出しながら「入れ、入れ」と口にしていた。１本出てよかった。「これからも１本でも多く打ちたいと打ちたいと思っていますので、応援のほどをよろしくお願いします」　２人は３塁側スタンドへサインボールを投げ入れる。ビジター球場でもこんなサービスしてくれるんや。素晴らしいな。　レフトスタンドに手を振る。松田はさらに３塁側に向かって両手をあげてみせ、それから３塁側とレフトスタンドに深くおじぎした。　川崎(Ｈ） 　ＷＢＣのイチローに影響された、ストッキングを見せるスタイル。　ヘッドは背中側で揺らす。オープンスタンスで前足をチクタクさせる。　内野安打２本。１０点以上の差がついた６回の打席でも、セカンドゴロで本当の全力疾走。　１塁へのスローイングは強い球でよく伸び、コントロールもいい。もう右肘は大丈夫のようだ。　カブレラ(Ｈ) 　グリップは高い位置。肘を張って、ヘッドは背中側で廻している。スタンスは広くて、少しオープン。　こんなに柔らかいバッティングができるんや。変化球もうまく運んでヒットにする。　１回無死１・２塁。内角の変化球をセンター右へ先制タイムリー。　４回先頭。変化球をライト前ヒット。　６回先頭。フルカウントから、高め１４５キロをライト前ヒット。　走塁も積極的。１塁にいて松中のヒットで３塁を奪うシーンが、２度あった。　松中(Ｈ) 　左足はバッターボックスの後ろの線にかかっている。　４回無死１塁。右に寄ったセカンドの左でバウンドする、センター右へのヒット。　６回無死１塁。代わったばかりの左腕・中山の初球変化球を打って、緩いゴロでダイブしたセカンドの右を抜けるライト前ヒット。　吉本(Ｈ) 　６番ファーストでスタメン。　少しオープンスタンス。ヘッドは立てて少し動かす。グリップを下げてから打ちに行く。足を上げたとき、ヘッドが１塁側を向く。　４回１死１塁。高めの球をピッチャーやや右に送りバント。　６回１死１塁。会心の当たりの左中間タイムリー二塁打。　松田(Ｈ) 　新人。８番サード。　２回２死。同じく大学出新人である平野佳の高め１４５キロに差し込まれ、セカンド前へのフライ。　４回２死２塁。内側からバットを出して、いい当たり。センター後ろへのフライ。平野恵が少しジャンプして好捕。　６回１死１・２塁。投手は社会人出身の新人・中山。フルカウントから低めに落ちる変化球を見て、四球。　７回２死２塁から暴投で３塁。松村から、左中間へ会心の当たりのプロ入り初ホームラン。打ったのは真ん中の変化球か。　斉藤和(Ｈ) 　二段モーションをやめてから初めての生観戦。ワインドアップ。３塁を見るようにするのは変わっていない。　最速１５０キロ。フォーク。カーブ。カットボールに見える球。シュートに見える球。　村松の高いピッチャーゴロをジャンピングキャッチするファインプレー。　篠原(Ｈ)　胸の高さでセットポジション。　カーブ。チェンジアップ。　低めチェンジアップで、中村から三振を奪う。　神内(Ｈ)　ワインドアップ。最速１４７キロ。スライダー。　腕の振りがいい。　中村(合)　無死１塁で大村の三塁線のゴロに対し、半身になって逆シングルで好捕。セカンドへ送球して、５－４－３の併殺に仕留める。　打席ではノーヒット２三振と、まだまだ本来のノリには程遠い。　阿部真(合)　無死１・３塁で前進守備。二遊間のゴロをダイビングキャッチ、セカンドにトスして二塁封殺のファインプレー。　平野佳(合)　ベルトの高さでセットポジション。　最速１４８キロ。スライダー。カーブ。　プロ初黒星を喫する。今日は変化球の制球がやや悪かったか。１回先頭の大村に、フルカウントから四球を与えたのが悔やまれる。本来は制球のいい投手。まだまだこんなもんじゃない。　中山(合)　新人。左オーバー。　セットポジションは高い位置で。　スライダー。カーブ。　６回無死１塁で登板も、ライト前ヒット、ショートゴロファインプレー、左中間二塁打、四球、四球。今日はスピードと球威がなく、ワンアウトしか取れなかった。プロの洗礼を浴びたが、ここからはい上がりたい。　松村(合)　ベルトの高さでセットポジション。足とグラブを同時に上げる。以前より力みが減った感じ。　最速１４４キロ。スライダー。フォーク。投球練習ではシュートらしき球も投げていた。　セラフィニ(合)　胸の高さ、少し後ろにひねったような位置でセットポジション。膝を高く上げる。　最速１４２キロ。スライダー。カーブ。

  2006年04月22日

• パ・リーグ　順位予想

  １．Ｈ　ＷＢＣを見て、今季は王監督に優勝してほしいなと思うようになった。　以前より大砲は減ったけど、つなぐ野球で。　プレーオフに勝ってくれ。２．Ｍ　戦力的にはいちばん整っている感じ。　パスクチも使えるもんね。　小林雅が安定していれば、独走するかも。３．Ｆ　ファースト小笠原で内野も締まる。　後ろの投手が計算できそうになってきたところへ、岡島がプラス。　ひちょりか賢介か川島が１番で走れれば。４．合　ノリ・清原の加入前から、野手はあまる程いる。　プレーオフ進出の鍵は投手陣。平野佳や金子の活躍が必須。　打線は悪くないのだから、平野恵をセカンドにして守備を固めるべきでは。５．Ｌ　やっぱりまだリリーフが不安な気がして。　佐藤がいるし、若手も伸びてきたから打線は見どころ多し。　早く炭谷を見てみたい。生観戦の日までレギュラーでいてくれよ。６．Ｅ　フェルナンデスがいるだけでも、去年より強くなってることは確実。　野村監督の采配、特に奇襲が楽しみ。　予想を覆す躍進を期待してます。新人王予想　平野佳（合）　オープン戦では打ち込まれたけど、大学時代のすごさからして通用すると思いたい。　いつもはもっと穴狙いするねんけど、今季はわりと普通の予想になったかな。　やっぱりＷＢＣ出場選手にがんばってほしい。　普段の試合から、松中（Ｈ）は全力疾走でヘッドスライディングするし、川崎（Ｈ）はファインプレーを連発するし、西岡（Ｍ）は俊足を活かして創造的なプレーをするし、ＧＵＴＳ小笠原（Ｆ）はフルスイングやし、渡辺俊介のピッチングは芸術的なのだ。

  2006年03月24日

• 合併球団ＶＳファイターズ　大阪ドーム

  準備中です。しばらくお待ちください。すいません。

  2005年09月25日

• 合併球団ＶＳファイターズ　大阪ドーム

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  2005年09月24日

• 合併球団ＶＳファイターズ　ＧＳ神戸

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  2005年09月23日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　ＧＳ神戸

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  2005年09月13日

• 合併球団ＶＳホークス　大阪ドーム

  　台風１４号が近畿に近づくのは明日の朝になりそうで、試合は予定通り行われた。　大正区民デーのイベント。女性が国歌を歌う。始球式は大正区在住の、元女子プロ野球選手。スタジアムＤＪは「ナイスピッチング、ミニー！」と愛称で呼んでいた。　先発は和田と川越。　ホークスはズレータが欠場。城島がファーストを守り、松中はＤＨ。カブレラはレフトで、セカンド鳥越。　合併球団は和田対策として、１番村松・９番日高以外、右打者を７人並べている。３番ファーストに牧田を抜擢や。８月７日、ウエスタンの試合でサヨナラヒットを放ち、派手なヒーローインタビューをバック宙２連発でしめくくった選手だ。今季上でプロ初ホームランも打っている。　ファームから復帰の谷は５番ＤＨ。同じく昇格したばかりの下山が８番ライト。先月の生観戦ＭＶＰガルシアはスタメンを外れている。　２回裏。谷の一塁線前へのフライを城島が落球。ボールは足に当たって転がっていく。しかし、城島の抗議を球審が認め、アウトのジャッジ。どういうことかわからなかったが、球審がマイクで説明してくれた。　「谷選手と交錯して落としましたので、アウトとします」　１塁へ向かう打者走者と接触していたのか。１塁ベンチからの再抗議がないところをみると、適切な判定だったのだろう。　５回終了後の「千房お好み焼きタイム」にさらに変化が。　男女スタッフが使うコテ形ラケットに加え、新たなアイテムが登場。筒の片側をくりぬいたような細長い道具で、下の方にボールを入れられるようになっている。ボールを入れてそれを振ると、ボールが勢いよく飛び出すのだ。昔、これを使ってキャッチボールするようなゲームがあったなあ。名前が思い出せない。「ジョカリ」はまた別やったやんな。　リプシーがその道具で楽々とスタンドにボールを入れてくれてた。　ホークスのラッキー７。「ソフトバーンクホークスー」に生まれ変わった応援歌が流れる。　「Ｓｅｘｙ　宮地」と書いたボードを持ってるファンがいた。そうか、宮地はセクシーやったんや。　７回終了後の「ｔａｋｅ　ｍｅ　ｏｕｔ　ｔｏ　ｔｈｅ　ｂａｌｌ　ｇａｍｅ」合唱では、ネッピー・リプシーが修学旅行に来た２つの中学校の生徒たちと一緒にスイング。　この生徒たち、今日よくドームビジョンに映ってたし、松中のライト上段席入口まで届く大同点ホームランも見ることができたし、きっと野球を楽しんでくれたね。　８回表。相手投手がイニング途中で交代するとき、南海ホークスの歌が歌われていたようだった。関西の野球場でのホークス戦には、今も変わらず緑の南海ユニフォームを身に着けた人々がたくさん訪れている。「世界最強」と書かれた緑の旗もレフトスタンドで舞っていた。　１－１の９回表１死２塁。鳥越に代打が送られる。ズレータか、大道か。と思ったが、沖縄水産で新垣と同期の稲嶺やった。「パナマ！ウンガーッ！」のパフォーマンスや、大道の勝負強さが見られへんのは残念やけど、何といっても沖縄出身の若手が登場したのだ。もちろん力一杯応援する。　しかし、稲嶺はサードファールフライに倒れた。１１回の１死１･２塁でも三振。この次こそはいいとこ見せてくれ！　９回の場面でズレータや大道を出すと敬遠されるおそれがあった。このチャンスは無死１塁から宮地にバントさせてつくったものやから、宮地に打たせる手もあったと思う。強攻して１塁に走者が残れば、ズレータや大道が歩かされる心配はなくなっただろう。送らせたのは、ズレータや大道の体調が万全でなかったからなのか。いや、それだけ稲嶺が期待されているのだと思いたい。　今日印象に残った選手たち。　和田（Ｈ）　９回を６安打１失点。いい投球やったなあ。チェンジアップは減ったのかな。真っ直ぐとスライダー中心に見えた。最速は１４３キロやけど、相変わらず打者は振り遅れている。　大村（Ｈ）　大阪ドームでビジターチームにいる大村を見るのは初めてで、まだまだ違和感があった。藤井寺球場からＢｕ一筋やったもんね。Ｂｕ時代の応援歌も少し演奏されていたように思った。　守備範囲の広さは変わっていない。何度も大きな当たりに追い付いてみせた。　川崎（Ｈ）　加藤の高め１５１キロをレフト線二塁打するなど、２安打。　８回１死で２塁走者にいた場面。松中の打球がファールになって、３塁から２塁へ戻るとき。マウンド近くを通るように右へふくらんでから２塁ベースへ帰った。あれは３塁を蹴ってホームインする走りをイメージしてのことやったんかな？　バティスタ（Ｈ）　変則の構えを、今日は３塁内野寄りの席から観察。前で捌くタイプのようだ。踏み込んだ前足がバッターボックスの前のラインを越えそうになったときもあった。　第４打席。後ろへの大きなファールが天井だかスコアボードだかに当たって、スタンドに真っ直ぐ落ちてきた。　第５打席。対菊地原。タイミングが早くて３塁側へのゴロのファールを繰り返す。引っ張りが多いのか。　鳥越（Ｈ）　種田（ＹＢ）に伝授されたというガニマタ打法変身後、初めての生観戦。前足を投手に向けてつま先立ち、両膝は深く曲げている。確かに種田の構えに似てる。鳥越のプレーを見る楽しみがまた増えたな。　水口（合）　和田から２四球を選ぶ。決めた送りバント２つは、いずれも得点につながった。１塁側へのファールで粘る打法も健在。一転、打者有利のカウントでは長打を狙って強振も。相手から見ればいやらしい打者だろう。まだまだ活躍できるね。　サード守備では、ファールフライをフェンス際まで追って捕るナイスプレーと、エラーも１つ。　牧田（合）　第１打席こそセカンドゴロ併殺打に倒れたものの、その後は和田から３安打１打点と抜擢に充分応えた。　４回１死２塁。真ん中のスライダーを打って、ピッチャー左下をゴロで抜くセンター前先制タイムリーヒット。　５回１死１塁。エンドランで右狙い。内角高めを窮屈にセカンド方向へ転がす。２塁ベースに入ったセカンドの逆を突き、ライト前ヒット。エンドラン成功で１死１・３塁とチャンスを広げた。　９回先頭。高めボールの直球の下を叩いた感じ。ショートがバックするも、センター左前に落ちるヒット。ここで代走相川と交代。ベンチに戻る際には１塁側から拍手を浴びていた。　サーパス神戸でがんばっていた、もはや若手とは言えない選手の上での活躍は、感慨深い。２チーム分の戦力を持ったチームで内野を争うのは大変なはずやけど、これからもがんばってほしい。これで上に定着したら、ほんまにすごいことやで。　阿部真（合）　８回表、歌藤から香月への投手交代のとき、ベンチへダッシュ。帽子とグラブを置いて奥へと消えて行った。あれは何かの準備だったのか。それとも、トイレとか？　さて、試合は１－１のまま１１回裏へ。イニングの初めに競馬のＧ１ファンファーレが鳴り響く。関東の方のやつ。関西・関東どっちのも使うようになってんな。球場の演出、工夫を続けてます。　マウンド上は１０回から登板の三瀬。１０回は３者連続三振を奪う快調ぶり。　先頭打者は１番村松。外角低めのスライダーを打って、ピッチャーを越える高いゴロ。ショート川崎が前進し、捕って即１塁送球。村松はヘッドスライディング、ベースを越えて海老反りになるほど猛烈な勢いやった。セーフ。内野安打。プロの１塁へのヘッドスライディングをうんぬんする声もあるようだが、スタンドで見てると燃えるのだ。無死１塁。　ここから右打者が続くこともあってか、投手は吉武に交代。　２番水口。初球、真ん中の球をピッチャー右にきっちり送りバント。１死２塁。　打席には途中から牧田に代わってファーストに入っていた北川。その初球。外角低めのカットボールか。北川はその球を捉えて右中間を破った。サヨナラだ。　北川は両手を広げて２塁をまわる。チームメイトが総出で１塁ラインに並んでいる。手荒い祝福はごめんだというふうにしばらくマウンドの前に座り込んでいた北川、意を決して皆の元へ行ってジャンプ。あちこちからペットボトルの水を浴びせられていた。　ヒーローインタビューはもちろん北川。　「何でも行こうと思っていた」　インタビュアーは早出特打が実りましたねと称える。　「村松のヘッドスライディングで燃えました。明日も勝ちます。また大阪ドームに応援に来てください」　いつものようにライトまで行って、ライトスタンドや１塁側にサインボールを投げ入れる。　そして今日は、１塁側のお客さんへネット越しにカードを手渡していた。チームがつくった、北川自身の野球カードだろう。サインがしてあるのかもしれない。　うれしいサービスがまた増えたなあ。　　＜試合内容＞　４回、３番抜擢の牧田が先制タイムリー。　７回、松中が特大の同点ホームラン。　和田は９回を投げ切り、合併球団は細かい継投で、１－１のまま延長へ。　１１回、先頭村松がショート前へ内野安打、海老反りヘッドスライディングで出塁。水口が送った１死２塁、北川が右中間を破るサヨナラ二塁打。

  2005年09月06日

• 合併球団ＶＳファイターズ　大阪ドーム

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  2005年08月21日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　ＧＳ神戸

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  2005年08月14日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　ＧＳ神戸

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  2005年08月13日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　ＧＳ神戸

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  2005年08月12日

• 合併球団ＶＳイーグルス　ＧＳ神戸

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  2005年08月11日

• 合併球団ＶＳファイターズ　ＧＳ神戸

  　夜中は雨が降っていたが、起きたらやんでいた。夕方近くなっても降る気配はない。これはやれる！家を出たときも雨は降っていなかった。　ところが、グリーンスタジアム神戸の座席につくと、ポツンときた。小雨だが、この席でご飯を食べるのは苦しい。屋根のある１階内野席上段へ移動や。雨に備えて上段に座っている人が多く、レフトポール近くまで行ってやっと席が見つかった。　今日も内野中央デッキ１塁寄りの「ＰＯＴ　ＣＵＲＲＹ」で、キーマカレー＆ナンにハーブチキンとポテトがついた「ポット　セット」を買ってくる。　ファイターズのマスコットＢ・Ｂが３塁内野席にボールを投げ入れている。今日はＢ・Ｂを見るのも楽しみのひとつ。いつでも愛想のいい素晴らしいマスコットなのだ。今はオレンジのモヒカンをつけている。　Ｂ・Ｂはリプシーをお姫様だっこ。続いて、膝をついてプロポーズするが、リプシーには嫌われてしまう。先月の交流戦では、甲子園でラッキーにもお姫様だっこしてたな。聞いた話では、東京ドームじゃシスタージャビットのスカートをめくっていたとか。女にはだらしがないのか、Ｂ・Ｂ（笑）。　その後、Ｂ・Ｂ対ネッピー＆リプシーの応援合戦に入る。まずはファイターズの応援歌に合わせ、Ｂ・Ｂがアクション。今日は右でバットを振る仕草をしている。やっぱり右打ちなのか、Ｂ・Ｂ？それとも、スイッチヒッターなのか。そして、レフトスタンドへボールの投げ入れ。両チームのマスコット３人のサインが入っているそうだ。　続いてネッピー＆リプシーも「ｓｋｙ」に合わせて踊り、ライトスタンドにサインボールを投げ入れた。　立命館大学のチアリーダーが登場。グリーンスタジアム神戸のチアリーダーといえば、今季から神戸松蔭のシーガルズと相場が決まっていたのだが。　立命のチームはピーウィーズという名前らしい。ピーウィー・ハーマンが頭に浮かんでしまったが、もちろん別の意味があるのだろう。　ピーウィーズは大人数で、輪になっての演技がきれい。リフトされた上で、自分の足首を持ってバランスを取ったり、すごい大技も見せてくれた。　合併球団の選手たちがサインボールを投げ入れながら守備位置につく。　始球式は松本引っ越しセンターの取締役。もちろん背番号は０２２２やって。この３連戦は松本引っ越しセンターシリーズらしい。　グリーンスタジアム神戸で流されるＣＭといえば、松本引っ越しセンターと穴吹工務店のあなぶきんちゃんやもんな。あと、女の子が相撲取るやつもあるか。はちみつ黒酢ダイエットやっけ。　１回表。合併球団の先発は吉井。坪井が初球を叩いて強烈な当たり。しかし、センター村松の正面で、１歩だけ下がって捕るセンターライナー。　木元はフルカウントから粘り、内角高め直球を見て四球。１死１塁。　小笠原は豪快に引っ張った。打球はライト線奥に落ち、ワンバウンドでフェンスへ。ライト・ガルシアの強肩を考えて、小笠原は１塁に自重。木元はもちろん３塁へ。１死１・３塁。　セギノール。あっさりと一二塁間をゴロで破るライト前ヒット。ファイターズ１点先制。なお、１死１･２塁。　ここでバッターは新庄。ところが、カウントがワンワンになったところで、審判が選手たちをベンチへ引き上げさせる。　えっ、もう中断かよ。雨が風に乗って屋根の下まで入ってきてたし、さらに霧雨っぽく変わってたけど。先週の横浜スタジアムのシーレックス戦は、もっともっと雨が強くなってから中断したぞ。スコアボードを見ると、試合開始から８分しか経っていない。　とはいえ、３塁側ブルペンにかけられたカバーなんかを見てみると、雨は思ったより強く降っているようだ。このブルペンをみんなとのハイタッチで出発した、ファイターズ先発入来の投球はまだ１球も見てへんねんな。　スタンドに　咲いてくれるな　傘の花　バックスクリーンのダブルビジョン。左は懐かしいオレンジの電光掲示で傘のマーク。「ｒａｉｎｉｎｇ　ｂｒｅａｋ」の文字も出ている。やがて球団応援歌の映像に変わる。平野が超ファインプレーで試合を終わらせ、みんなにベンチまで担いでいかれた、先日の大阪ドームの映像も取り込まれていた。　一方の右のビジョンはずっとスタンドのファンを映していく。　しばらくすると、Ｂ・Ｂが傘を差しながらグラウンドに出て来てくれた。さすが！　３塁側フィールドシートからレフトポール際へ、さらにレフトスタンドまで、最前列のお客さんとコミュニケーションをとっていく。子どもたちが、濡れるのも構わずＢ・Ｂの元へと駆け下りていく。　やっぱりＢ・Ｂはいい奴や。お客さんのことを考えてくれている。人気あるのも大いにわかるよ。今日も「Ｂ・Ｂ　２１２」と背中に入れたユニフォームのファンを見かけた。　ファイターズ応援団もＢ・Ｂに触発されたように、選手の応援歌を奏で始めた。ＧＵＴＳ小笠原、新庄、幸雄ジャンプ、坪井、さらには片岡のファンファーレまで。　Ｂ・Ｂはいつの間にかスタッフと２人連れになっていて、相合傘で戻って行った。　６時３８分頃だろうか。球審が出て来て手を挙げ、ノーゲームが宣告されてしまった。　ダブルビジョン左の表示が「Ｒａｉｎ　Ｏｕｔ」に変わる。中断の間、お客さんの体調を気遣うコメントを続けてくれたスタジアムＤＪは、チケット払い戻しの説明を始めた。　誰かパフォーマンスやってくれへんかなと待っていると、真っ先に出て来てくれたのは、またしてもＢ・Ｂやった。今度は傘を差していない。レフトまで一気に走って行ってヘッドスライディング。そのままお客さんに土下座のポーズ。何度も謝る仕草をしてから、再びファンと握手したり写真に収まったり。　その後、合併球団の選手が現れた。６・７人はいただろうか。肩を組むようにして全員並んでライトまで走り、ヘッドスライディング。続いて１塁側へも走って行ってみんなでヘッドスライディング。カメラマン席から一斉にカメラマンが出て来る。最後はそっちの方へ向かうように、１塁ファールグラウンドでヘッドスライディング。　背番号やダブルビジョンで確認したところ、早川、下山、阿部真は確認できた。上はユニフォーム脱いで紺のシャツやったけど、平野もいたようだ。みんなが戻ったベンチ内に水口も見えたけど、ベテランもやってくれたのだろうか。　こういうのって、うれしいねんな。僕は何年も前、中止が決まった藤井寺球場で愉快な手品を見せてくれたウィンタースのこと、忘れてへんもん。　もしかしたらと思って１塁側に行ってみると、リプシーが子どもたちと写真に収まっていた。ネッピーとリプシーもきっと、中断の間スタンドや通路でファンサービスしててくれたんやろうな。　出口でチケットにハンコを押してもらう。これで、このチケットはまた年内有効になった。　ノーゲームは残念やけど、気分は悪くない。みんなができるだけのことをしてくれたから。さすが日本一のボールパーク。

  2005年07月10日

• 合併球団ＶＳライオンズ　大阪ドーム

  　始球式はインリン様。まずドームビジョンにプロレスイベント「ハッスル１１」のＣＭが２回流れる。　それからインリン様が、紫の大きな旗を持った男２人を従えて入場。白い帽子を斜にかぶり、上は合併球団の大阪ドームユニフォーム。しかし、下は黒の水着みたいなのしかはいていない。そこにはきれいな銀の飾りがいっぱいついている。そして、右手の黒い鞭を打つポーズを繰り返しながらマウンドへ向かう。　マウンドの前からの投球。曲げたままの肘を伸ばすと同時にボールを押し出す。どうやらインリン様は投球が得意ではないらしい。ゆるいボールはしかし、ぎりぎりでワンバウンドになったもののコースは真ん中へ。　インリン様はまた鞭を打つポーズをしながら帰って行く。最後は鞭を頭上で振り回していた。　インリンがプロレスのリングに「インリン様」として現れて、Ｍ字開脚を披露したりしていることは知っていた。けれど、「小川直也を倒し、次は川田利明と対戦する」というアナウンスには驚いた。どういうことやねん。　なお、スタンドからはわからなかったが、翌日のスポーツ紙を見ると、インリン様は首輪もついたボンテージルックの上にユニフォームを着ていたようだ。ヒールの高いブーツでは、マウンドに上られへんやんな。　さて、この試合の先発は、両チームともが一軍登録されたばかりの投手。　合併球団は、つい先日入団した左腕スチュワート。小さなノーワインドアップからフォームを起こす。　記念すべき日本第１球は１３４キロの直球でストライク。　速いテンポでカーブ、スライダー、チェンジアップを投げ込んでいく技巧派。スローカーブもあった。　最速は１４０キロが２球。４回まで奪三振なく、とにかく打たせて取っていく。５回には、おかわり中村くんを低めの変化球で空振りさせるなど、２奪三振。もう１つは、打席の細川が構える前にタイムを要求したが認められず、その間に投げて見逃し三振に仕留めたもの。ここまで無失点。　６回に３連打を浴びるなど２失点。続くピンチを何とか断って、勝ち投手の権利を得たままこの回でマウンドを下りた。これから使えるかも。　ちなみに、結局奪三振は３つ。２点取られた直後の１死１塁で、カブレラを内角いっぱい１３５キロの直球で見逃しに封じた。カブレラは判定に不服だったのか、打席にバットを置いて帰ってしまった。　ライオンズの先発は東。昨季途中、ベイスターズから移籍した右腕だ。　サイドスローのように聞いていたが、上から投げていた。でも、スリークォーター気味ではあるかな。１塁への牽制球は完全に横から投げていた。　ノーワインドアップから、グラブを顔の横まで上げる。二段モーション。変化球はシュート、カットボール、カーブ。スライダーも投げていたか。　２ホーマーを含む８安打を浴び、２回３分の１でＫＯされてしまった。　北川がレフトポール際上段席へ先制３ランを打ち込むと、ドームビジョンには大阪城・通天閣・グリコのマーク・カニの看板など、大阪らしい物のカラーシルエットが次々浮かぶ。そして、ファンファーレが流される。このファンファーレ、どっかで聞いたことあるぞと思ったら、競馬のＧ１出走前のやつやん。西日本の。このファンファーレは６回裏攻撃開始前にも流されていた。　５回終了後の千房お好み焼きタイム。少しずつ進化している。　３塁側には黄色の、１塁側には青のボールを、ネッピー・リプシーとスタッフがコテ形ラケットで打ち込んでいく。男のスタッフが打つボールは、けっこう中段あたりまで届くねんな。　僕はまだキャッチできたことはないけど、ボールにはお好み焼きと書いてあるとか。それを、お好み焼き屋チェーン「千房」のお食事券と引き換えてくれるのだ。　今日最大の注目選手は、おかわり中村くん。生でプレーを見られるのは初めてだ。　第１打席。ファースト少し後ろへのフライ。　第２打席。低めの変化球で空振り三振。　第３打席は、２点差に追い上げてなお２死１･２塁のチャンス。初球を会心の当たり。レフトやや右への大きなライナー。しかし、村松がランニングキャッチの好プレー。アウトにはなったが、打撃のすごさは感じさせてくれた。　第４打席は、同点の８回無死１･２塁。初球バント空振りで、あやうく２走カブレラが捕手からの送球で刺されそうになる。バントの場面ではあるけど、やっぱりおかわりくんやねんから強打が見たい。そう思っていると、ここでおかわりくんと３塁コーチがベンチに呼ばれる。打席に戻ったおかわりくんは、バントの構えをしない。初球を見て伊東監督がバントは無理と判断したのか、それとも初球がサイン違いやったのか。　結局、おかわりくんは打って出て、マウンド右後ろへのピッチャー小フライに倒れた。加藤がマウンドを駆け下りてスライディングキャッチのナイスプレー。マウンド付近のフライは投手が捕ればいいのだ。小さなフライやったから、審判がインフィールドフライを宣告していたかどうかはわからなかった。　もう１人特別注目していたのが、一昨年の生観戦年間ＭＶＰの加藤大輔。　先週に続いて、ナックルはあまり投げず、速球でグイグイ押していく。今日の最速は１５３キロ。　ナックルはカブレラ・フェルナンデスに対して多く使い、僕が見たところ２イニングで計８球ほど投げていた。　エラー絡みとはいえ２点を失い、同点に追いつかれる。　速球とスライダーで組み立てて、要所でナックルというふうにするのが理想なんかな。とにかく他にいないタイプだけに、スケール大きく育ってほしい。　そういえば、加藤の背番号、なんで今季から１５に変更になったんかな。１４は快速球を投げられる投手に似合ってると思ってたのに。スチュワートにあげるくらいなら、１４のままでいてほしかった。元Ｂｕ選手との兼ね合いがあったのだろうか。それとも、本人の意思？　あと、こちらも最近入団したばかりのサイモンも、６番ＤＨで出場していた。　左打者で、ホームベースへかがんで構える。バットのヘッドは背中側で揺らしている。打ちに行くときにグリップが下がる。　第１打席。捕手が立って構えてた外角高めの大ボールをレフト前へゴロのヒット。　第２打席。外角高め、これまたボールのシュートをレフト前へゴロのヒット。　第３打席。左腕三井の高めボール気味スライダーをセンター前へゴロのヒット。　第４打席。左サイド星野の変化球を３回空振りして三振。全くタイミング合わず。最後はスライダー。　ってことで、悪球打ちなのか？高めが好きなことは間違いなさそうや。　ヒーローインタビューは北川。先制３ランを含む３安打１四球で全打席出塁、決勝のホームも踏んだ。　「連敗を止めたかった。これ以上ライオンズに差をつけられるわけにいかない」　８回裏の先頭打者だったが、「初球からストライクなら何でも打ってやろう」と、前のイニング好投していた星野の初球をセンター前ヒット。投手の頭を越えるゴロで、セカンドのグラブの先を抜けていった。　ベース上では、「とにかく先の塁へ」　「調子は悪かったが、何も考えず、行きました」　北川はインタビュー後、ベンチに引っ込んでしまう。あれ？っと思ってたけど、大丈夫、ちゃんとしばらくしてから出て来てくれました。　ライトまで行って、脱帽、お辞儀。サインボールを２つ投げ入れる。　１塁側にも移動して、脱帽、お辞儀。サインボールを投げ入れる。１つは上段席まで遠投していた。　最前列のお客さんとタッチしながら、ベンチ前へ戻ってくる。今日のＭＶＤに選ばれた子どもとも握手。　こういうファンサービスって、いいよなあ。パ・リーグはほとんどのチームがやってるんやし、セ・リーグも見習うべきでしょう。　広島市民球場ではヒーローインタビューを受けた選手と記念撮影できたり、神宮では選手入場時にハイタッチできたり抽選でサイン会参加権が当たったり、横浜では子どもにグローブプレゼントがあったり、だいぶよくなってきてるけど。ヒーローが内外野をまわってサインボール投げ入れるのって、絶対好評を博すと思うねんけどな。　（７月８日　追記）　ベイスターズファンの友だちが教えてくれました。横浜の試合でも、ヒーローインタビュー後に同様のサービスをしているそうです。うれしいなあ。横浜スタジアムはフェンスもなくなった、素敵な野球場です。この前行ったときはベイスターズが負けたから、その光景が見られへんかったんですね。ＢＥ　Ａ　ＨＥＲＯ！　　＜試合内容＞　１回裏、北川先制３ラン。　３回にはガルシアのソロで４－０に。　６回表、赤田タイムリー二塁打、和田タイムリーでＬ２点。　７回表、石井義タイムリー二塁打、赤田タイムリーで同点に。　８回裏、北川が３安打目となるヒットで出塁。代打水口ヒットで１・３塁。阿部真が決勝の犠飛。　初登板のスチュワートは６回２失点の好投。　合併　５－４　Ｌ

  2005年07月05日

• 合併球団ＶＳイーグルス　大阪ドーム

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  2005年06月28日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　ＧＳ神戸

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  2005年06月26日

• 合併球団ＶＳマリーンズ　ＧＳ神戸

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  2005年06月25日

• 合併球団ＶＳライオンズ　大阪ドーム

  　高知よさこいシリーズ。高知市役所踊り子隊が、試合前のグラウンドでたっぷり踊る。鳴子両手によう踊る～よう踊る～♪　坂本龍馬の着ぐるみもいて、くじらの絵の入った旗を振っている。名前は何ていうんかな。やっぱり、りょうまくん？　ボールボーイがロージンを置くとき、マウンドの上り下りでおじぎしたのを、近くの外国人のお客さんがおもしろがる。　子どもによるプレイボール宣言でも、最後の「プレイボール！」で大よろこび。　高知市長の始球式。ナイスボールだったので驚いたが、ビジョンを見ると、若い人やった。　今日の僕の注目は、ＧからＬに移籍した先発河原。　しかし、ホームランを２本打たれるなど逆転され、４回５失点ＫＯ。　合併球団の選手にホームランが出ると、ドームビジョンにグリコ看板の男など大阪名物がたくさん現れた。北川がホームインした時には、球場ＤＪが「マーベラス！」　合併球団がピンチを切り抜けた時は、ＢＬＯＣＫという字が出て増えていき、それが大阪城の石垣になる。　千房お好み焼きタイム。リプシーは小道具を使うのをあきらめたようで、普通に投げ込んでいた。フリスビーのような投げ方をする女性スタッフがいてるねんけど、ほとんどのお好み焼きがネットを越えない。がんばれ。できることならフォーム改造を。　合併球団のラッキー７。応援歌「ｓｋｙ」サビの叫びは、「ｓｋｙ」「ｈｉｇｈ」「ｗａｖｅ」。去年までほどではないが、ライトポール際にポンポンを持った人たちがいる。ポンポンの色はピンクと青。　試合前に配られた応援グッズの「Ｂパンチ」（今は名前が変わったかもしれない。細長くて、空気入れて、２本持って叩くやつ）がセンター左に落ちて、試合中断。２塁塁審とボールボーイが走って行く。　ヒーローインタビューは光原と北川。　光原「（連勝を）シーズン終盤まで（続けたい）」。先週に続いて、観戦に来ている母親へのメッセージをと言われるも、「今日はいいです」と断る。そら、毎回おかんに呼びかけてられへんわな。　北川は、光原が初勝利を挙げた試合でも猛打賞だったがと言われ、「意識はないが、光原君がテンポいいので、打撃に好影響があるのでしょう」　＜試合内容＞　２回に細川の２点タイムリーでＬ先制。河原はいい立ち上がりをしたが、３回にガルシアにソロを打たれ、４回には北川に逆転３ランを浴びるなど４回５失点ＫＯ。　Ｌ中継ぎ陣も打たれ、点差が開く。後半のＬ見せ場は、カブレラの弾丸ＨＲ。　光原は６回２失点で先発デビューから３連勝。　合併　９－４　Ｌ

  2005年04月16日

• 合併球団ＶＳイーグルス　大阪ドーム

  　トイレの中まで、いくよ・くるよの声が聞こえてきた。グラウンドに出て来ているのか、声のみなのかはわからない。一応ネタっぽく漫才らしい掛け合いでしゃべってる。ネタっていうても、「どやさ！」の他は「おりっくすの「お」は、仰木監督の「お」」とか言うてるだけやけど。　同じく試合前に、親子の２人３脚競走もあった。距離は４２．１９５ｍ。スポンサーからのスニーカーのプレゼントは、新記録を出した時だけらしく、今日勝った親子は勝利者賞のみもらていた。　どうやら「ネッピーに挑戦」は神戸だけで、大阪ドームではこのイベントをやるらしい。　合併球団の新しい歌「ｓｋｙ」のプロモーションビデオが流れる。グリーンスタジアム神戸を使っての撮影だ。なかなかいい歌で、合併球団の歌じゃなかったら、ＣＤ欲しいくらい。　いくよ・くるよの始球式。合併球団大阪ユニフォーム姿（背番号１）のやせたいくよが投げる。くるよは、オレンジや黄色の派手なワンピース？に同じく派手な色の球がいくつもぶらさがったものを着ている。つまり、いつもの漫才の衣装だ。　マウンドの前から投げて、キャッチャーまで届く。新聞によると、ここでくるよが「どやさ！」とお腹を叩いたことになっているが、そんなん聞こえへんかった。　３塁側にはＢｕユニフォームを着た人が多い。Ｅユニフォームもたくさんいる。レッドｄｅハッスルＴシャツの人も見た。　プラカードやＥのマフラータオルを掲げる人が目立つ。「ガンバレ田尾監督」と出しているのは、監督の出身中学の野球部の方らしい。大阪ドームは田尾監督のめちゃめちゃ地元やもんね。　Ｅ応援団は「東北魂」と染め抜かれた旗を２本振る。関西と関東の応援団のものみたい。　トランペットの演奏もあり、１番打者から３番までは、同じ勇壮な曲。ちょっと「バビル２世」を思い浮かべた。　４番ロペスの時はいつもなぜか「ド・ド・ドリフの大爆笑」の音楽。「ロ・ロ・ロペスの大爆発」とか、そういうことなんかな？　音楽の頭につくコールは一定で、手拍子４連打・選手名・手拍子４連打・選手名・手拍子８連打・選手名。８連打のところで「ウォーー」っとうなりをあげる。「ドンドンドンドン礒部！　ドンドンドンドン礒部！　ウォーーーーーーーーいーそーべーっ！」って感じ。　千房お好み焼きタイム。お好み焼きをなかなかフェンスオーバーさせられないリプシーは、得意のパチンコではなく、ラケットを用意。ラケットの上にお好み焼きを載せて振るが、全然客席まで届かず、へたり込んでしまう。グラウンドを叩いて悔しがったり。　Ｅラッキー７。初めて聴く応援歌が流れる。　サビは「らーくてん　らーくてん　イーグルス　勝ーつぞ　勝ーつぞ　イーグルス　がーんばれ　がーんばれ　イーグルス　らーくてん　らーくてん　イーグルース」と最後を伸ばす。　ヒーローインタビューは光原。母へのメッセージをと言われて、「無事勝った」　大正駅への帰り道。並んでいる合併球団の旗に、タイガースの大阪ドームヴァージョンシールが貼られてあった。　阪神百貨店では、「阪神Ｖ奪回ぼんち揚げ」なるものが売られていた。　Ｔが開幕から好調で、大阪は早くも盛りあがってきている。　　＜試合内容＞　岩隈が２回までに内野安打や自らの失策などで３失点と不調。１３安打６失点。８回完投だけは果たす。岩隈初黒星でＥ最下位に。　Ｅは敵失絡みで１点を返したのみ。光原は７回３分の０を１失点。　関川と大島が１塁へヘッドスライディングしての内野安打。ハッスルプレーのガルシアも。　合併　６－１　Ｅ

  2005年04月09日

• マリーンズ対ホークス　千葉マリンスタジアム

  　関東遠征。初めての千葉マリンスタジアム。　海浜幕張駅には、今日予告先発の清水直行のポスター。マリーンズの映像を流すモニターも設置されていた。みどりの窓口では内野自由席券も売っている。　駅を出ると、「花の都ちば」と書かれた、花でできた大きな野球ボールが出迎えてくれた。マーくんとリーンちゃんの人形も両脇に立っている。千葉が花の都であることは、今初めて知った。　その右奥のビル入口には、村田さんや落合の写真パネル、優勝記念品などが展示されていた。そこはマリーンズのオフィシャルショップ。関西では見ることのできない貴重なグッズがたくさん売られている。店の前でファンクラブの入会受付もやっていた。　その隣はマリーンズ仕様のロッテリア。小坂のプレー写真がデザインされてたりして、めっちゃいい感じ。　同じビルの少し離れた場所には、バレンタイン神社なるものがあった。ボビー・バレンタイン監督の人形がメイン。ボビー人形と握手すると、メッセージが流れてきた。日本語で話してくれているようだが、残念ながらボリュームが小さくてよく聞き取れない。　いよいよ千葉マリンスタジアムに向かう。このあたりは大きなビルやホテルが多くて、せっかく電車の中から見えた野球場が見えないのが残念。しかし、道はほぼ一本道。階段を上り、歩道橋を渡って、とにかく海の方角へ。最後に右折すると、球場前の緑の多い通りになる。ここまで来るとマーくんの旗が飾られているのだが、駅からこの道に来るまでが少し味気ない。駅から球場まで紅い絨毯を敷くという計画は実現しなかったのかな。開幕戦だけでもやったのだろうか。　写真でしか見たことのなかった千葉マリンに到着。正面にステージがつくってある。両側にはいろいろな屋台。よく名前を聞いていた「かもめの窓口」前を通り、球場外側の階段を上る。チケットを渡し、入場。マリーンズの冊子がもらえた。対ホークス戦のデータなども載っていて、満足の内容。持ち込み不可のペットボトル等のチェックもしつこくなく、スタッフの感じがいい。　客席へ出て行く。少し暗い通路から光のあふれる開けた場所へ。この入口に射し込む光が、この球場は特に明るい気がする。美しい。　千葉マリンスタジアム全体を見渡す。何だか不思議な感覚だ。向かいのスタンドが近く感じる。全体が円形なせいだろうか。照明塔がなく、客席上部にぐるりとライトがあるのも独特。未来の建物っぽいな。その意味では幕張にぴったりか。　自分の席まで行ってみる。１塁側内野Ａ指定下段。おおお、グラウンドにめちゃめちゃ近い！しかもフェンスが低くてめちゃめちゃ見やすい！神戸もそうやけど、視界を遮るネットがないのって、最高やなあ。めったに来られへんからＳＳ指定を奮発しようかとも思ってたけど、Ａ指定で充分や。最前列なんて、グラウンドレベルやん。　ライトのマリーンズ応援団やスタメン発表を見て、ああ、やっぱりマリーンズのホームやなあと実感する。スコアボードもアナウンスもいい。バレンタイン監督の紹介でも拍手が起きたのが、神戸とちがうところ。　腹ごしらえに売店へ。焼きそばとお茶を買う。売店内のモニターは、ここ千葉マリンの中継をしているものと、東京ドームの中継のがあった。セ・リーグは今日が開幕。こちらは６時１５分開始だが、ジャイアンツ対カープはすでに始まっている。ちょうど尾形が盗塁を決めたとこやった。　本当は特別な弁当を食べたかったなあという思いを込めて、フランクフルトも買った。「フランコフルト弁当」の代わりのつもり。空腹でガマンできずフランクフルトをほおばりながら、席へ急ぐ。　今日は花見＆花火ナイター。１塁ベンチ前で、着物姿の女性たちが桜の枝を振って踊っている。その間にボビーもいる。女性たちは茶髪の若い娘が多く、こころなしか着物に慣れていない様子。花見って、この踊りのことやったんかな。　試合開始。マリーンズの選手たちがスタンドにボールを投げ入れる。　清水直行はベンチからマウンドまで、タオルを回しながら歩いて行く。もちろんライトスタンドも呼応。開幕戦だけじゃなかってんなあ。しかも、清水回しまくってる。先発投手で調整が大変やろうに、このファンサービスはうれしいな。　清水が投げると、スコアボードに「１４２ｋｍ　ミントブルー」と表示され、びっくりした。いつの間にかミントブルーという新球を開発してたのかと思った。その後「お口スッキリ」「コアラのマーチ」なども出てきて、ロッテの広告なのだとわかる。　試合見てると、ますます近さを実感する。１塁コーチの高橋慶彦や島田誠がすぐそこだ。途中出場に備えてキャッチボールする諸積なんて、もう手が届きそう。　ビールの売り子さんのタンクが黒いから、マリーンズ仕様なのかと思ったら、何と黒ビールやった。その娘が言うには、「（黒ビールは）１人しかいないんですよ。よろしくお願いします」とのこと。見たところエビスビールが多いみたい。　イニングの合間には、男性ＤＪが「花見＆花火まであと何回！」とカウントダウン。オーロラビジョンも使ってるけど、そこまで大きく言うほどのイベントなんかな。　４回表終了後は、アピールタイム。客席にカメラが向けられ、そこでいちばん目立った人が「ベストファン」に選ばれるという。ライトスタンドがノリノリ。今日は花粉症のマスクをしながらがんばった女性ファンが選ばれ、プレゼントをもらっていた。　あれはライトフライでチェンジになった時やから、５回表終了時やと思う。ボールを持ってベンチへ帰るパスクチに大きく手を振ると、こちらに向かってボールを投げ入れてくれた。ところが、俺としたことが左手の指先に当てて弾いてしまう。いくつか右の席のお客さんがボールをＧＥＴ！飛んで来たボールを捕って近くの子どもにあげる、というのをやってみたいねんけどなあ。　５回終了。花火の打ち上げだ。まずマーくん、リーンちゃん、ズーくんが登場。ボビーも現れてマイクを持ち、日本語で挨拶。ファイターズのヒルマン監督といい、外国人監督はサービスいいよなあ。　話し終えたボビーが客席へマイクを向ける。そっちの方角から歓声があがる。千葉のお客さんはみんなノリがいいなあと思ったが、それはマイクに向かっての声ではなかった。客席上段から桜の花びらが噴出されていたのだ。ネット裏近くから１塁側。やがて外野席からも。球場全体が桜の花びらを吹き出している。　上段のお客さんはいいなあと思ってたら、花びらはひらひらと舞いながら下段の僕らの方にもやって来た。夜空に舞うたくさんの桜の花吹雪。きれいやあ。なかなか落ちては来ず、長い間たっぷり見とれることができた。　さらに花火の打ち上げが始まる。右中間の上へ、かなり大きいのを連発。すごい迫力で、満足満足。　さあ、後半戦。ところが、ここで問題が。桜の花びらがまだまだグラウンド上空を舞っているのだ。ダイヤモンドの中にもいっぱい落ちてるし。ファーストの福浦がボールを投げ上げてみて、フライ捕球に問題があると、ベンチに向けて腕でバツ印をつくって見せる。審判も試合再開は無理と判断したみたい。　ボールボーイたちが内野の掃除を始めた。しかし、箒とちり取りではなかなかはかどらない。掃除機使わな難しいやろうな。だんだん掃除の人数が増やされる。背広組も駆け付けて参加。大急ぎで花びらをとにかくファールグラウンドへ掻き出そうと奮闘。その間待たされる清水直行。５回まで無失点でリズム壊したくないやろうに、気の毒。　グラウンドにけっこう花びらが残ったまま、６回に突入。桜のための中断なんて初体験やった。でも、めっちゃきれいで盛りあがったイベントやったよ。花びらがあまりにも大量過ぎたんかな。風向きも関係したのかも。　球場は７回に最高潮を迎える。マリーンズ一の人気者初芝が代打で登場、全くタイミングの合っていない空振りを２つしたあと、バットを折りながらレフト線タイムリー二塁打！ベテラン堀も活躍。清水は完封へ向かってる。城島は小坂の二盗を座ったままの送球で刺す。見たいものが全部見られる夢のような試合やなあ。　試合終了。清水が完封して、マリーンズの勝ち。　バックスクリーンに花火が吹き上がる。マリーンズの選手たちがスタンドに向かって挨拶してくれる。１塁側でチアリーダーがダンス。腕を広げると羽根のように見える衣装。もしかして、さっき桜の枝を振ってたのもこの娘らやったんかな。　ヒーローインタビューは清水。再びタオルでアピールだ。７回のピンチでは、「気持ちを込めて投げたら、逆球だったけど審判の手が挙がってくれた」　インタビュアーが、去年までグリーンズタジアム神戸のＤＪをやっていた人で、驚いた。　清水はライトまで行ってファンに応える。バスタオルをスタンドに投げ入れてプレゼント。マーくん人形も投げ入れた。ベンチへと戻る間もファンの声援に応じ続ける清水。最後の最後までサービス満点。素晴らしい。　客席裏の様子を眺めながら帰路につく。幼児を遊ばせる施設がある。グッズショップは大にぎわい。ロッテリアもしっかりある。マリーンズ特製のお菓子も売っている。千葉らしいピーナッツもあり。　表では、さっきのステージでマリーンズ応援歌が歌われている。海浜幕張駅までの無料バスも出ているが、夜風の中を歩いて帰ることにした。そういえば、名物の風も今夜はおとなしかった。スコアボードの表示で、１塁側に向かって２Ｍ。終盤は１Ｍになってた。　振り返ると、夜空に輝く千葉マリンスタジアム。外から見ても美しい。　せっかくやから、バレンタイン神社のあるビルで食事をする。行く道と同じく、オレンジレンジのライヴに来た女の子たちでいっぱいや。　おしゃれめの焼き鳥屋さんで、素晴らしかった試合と球場について話す。オープン戦もいいけど、やっぱり公式戦は燃えるなあ。清水、城島、和田と、アテネ五輪に行った選手はすごいね。ほんまに野球の伝道師や。　公式戦に入ってからの生観戦はまだ今季３試合目やけど、今夜がベストゲームになるかもしれんなあ。清水も俺の今季ベストナイン投手最有力候補や。　　＜試合内容＞　清水が４安打無四球完封。７回のピンチでは気迫を込めて真っ向勝負し、松中を見逃し三振、城島を一邪飛、カブレラを見逃し三振。この回から球速も増し、強打者に向かっていく気迫にしびれた。　その裏、Ｍは里崎の三塁打からチャンスを広げ、代打初芝のバットを折りながらの２点二塁打で追加点。堀もタイムリー。　城島が小坂の二盗を座ったまま刺す。　Ｍ　５－０　Ｈ

  2005年04月01日

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