Ｇ党魂

小泉首相が靖国神社へ参拝に行くと中国や韓国が
判で押したように非難の反応を示す根拠は、
それによって当国の国民が日本に侵略されたという歴史を思い出し
再び同じ過ちが繰り返されるのではないかという不安を掻き立てる等
市民感情を逆撫でするからであると、基本的には認識している。

これが正しいと仮定した上で主観を述べる。

つまり「わざわざ戦争のことを思い出させるな」と
騒いでいるとも言える。
だから靖国には参拝してくれるな、と。
しかし折に触れて「日本は戦争責任を果たしていない」と
一方的に過去の戦争を持ち出してくるのもあちらさんである。
果たして戦争について日本に考えてほしいのか、ほしくないのか
いったいどっちなのか。これが１つめの矛盾。

小泉首相は「二度と戦争を起こさないために」参拝するのだと
公言している。参拝の目的は「戦争を起こさないため」だ。
しかしあっちの人々はそのように捉えていない。
むしろ反対の意味で捉えて、心配しているのである。
参拝という行為が「戦争を正当化する」と解釈するのはあちらの
勝手であるし、「戦争を反省する」と考えるのはこちらの勝手である。
つまりハッキリ言えば、奴らが勝手に心配して、勝手に怒って、
勝手に騒いでいるのだ。独り相撲だ。

市民レベルがそう捉えて日本に敵意を持つだけならまだ許せるが、
問題は政府レベルがこのような国民感情に盲従していることだ。
「それでも日中友好を目指す」という言葉に嘘がないのならば
小泉首相の参拝の目的をきちんと理解することに真摯に努め、
中国の国民に説明し理解を求めることが本当の姿ではないのか。
今の状態で「日中友好を目指す」と言うのならこれもやはり
矛盾であり、それは口だけである。

どうしたらあいつらがもっと賢くなってくれますか？