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G党魂

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whitemint

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I’m Fine, … まじんぷぅさん

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Mar 21, 2009
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カテゴリ:カテゴリ未分類
戦略というものは、常に「最悪の状況」を想定しながら「いかにそれを回避できるか」を
筋道立てて理詰めで手順を追い、そこから遡った「今この瞬間」の打つ手を決めるものである
と認識している。
マイナス思考ともいえる。とにかくいろんなものを疑ってかかる。
一見どんなに事がうまく運んでいようとも、頭の中では常に不測の事態に備えている。
だから何が起きても基本的には驚かない。滅多に表情を変えないのはそういう指揮官である。
一喜一憂しない。最善の手を打つために、その前に「何が最善か」を考える、
これは哲学である。笑っていられるわけないでしょう?
マイナス思考だけれど、目標は「勝つため」なのだから実はマイナス思考ではない(詭弁)。

戦略を考えるのが楽しい。失敗する確率が最も低い道順を考えて辿っていく。
人間は考えるために生きているのである。これが野球だ。
「野球とは、人生そのものである」という長嶋の言葉の真意が、これだ。

WBC第2ラウンド1位決定戦、勝敗はどちらでも良い昨日の試合で韓国の地元のメディアは
負けて喜んでいたようだ。準決勝から決勝まで1日空く、と(ベネズエラが勝ったりして)。
日本は勝って喜んでいた。私も勝って嬉しかったけれど。
その試合、4番5番に代打を出して大当たり、というシーンがあった。
楽天の野村監督でも、場合によってはこういうことをするのかもしれないけれど
やったのが原監督なので、私は北京五輪の予選で星野監督がランナー二塁の場面で
代走荒木、代打井端を送ったシーンを思い出した。
采配した自分に酔っているだけの、選手には若干迷惑な(想像ですけど)役割。

原監督の打つ手は盗塁一つ取っても、極端に言えば
「作戦は常に博打であり、結果がどちらに出るかはわからないもの」
という発想に思える。確率論が感じられない。
だから稲葉を代打に出した時も、理由は分からなくはないのだけども
それならそもそも城島を4番にしたのは何故ですか? と思うのだ。
いけないと言っているのではない。あの面子だからああいうやり方もあるというのは分かる。
ただ作戦の節々にデータではなく私情が感じられるのが、我慢ならないのだ。
野村監督の野球があまりにも緻密でマニアックなのがそう見えてしまう理由だろうか。

日本のタレント軍団が能力を発揮して世界を奪取するのに悪い気はしない。
監督が誰であるかよりも日本の野球が世界一であり続けることの方が私も大事だ。
そして私の中では既に、本気なのか不明なアメリカや
悲観してもキューバに色がついた位だろうベネズエラよりも、
松坂、岩熊、ダルビッシュがいる日本が世界一だと思っている。

それが故に、何でも疑ってかかる私は、原監督率いる日本が負けるような気がするのである。
だからこれ以上続きやらなくていい笑。期待して盛り上がってる方にはゴメンナサイ。
こんなファンが存在するのも日本の野球文化の深さの証明ということで、許してください。





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Last updated  Mar 21, 2009 06:00:42 PM
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