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カテゴリ:2012年8月分追伸
CNN.CO.JP 08月28日(火)17時53分の配信です。 イスラエル裁判所、ブルドーザーにひかれた米国人活動家に 事故死の判断。 ![]() ブルドーザーにひかれた米国人活動家。 パレスチナ自治区ガザで9年前、イスラエル軍のブルドーザーにひかれて 死亡した米国人の平和活動家について、イスラエルの民事裁判所は28日、 事故死だったとの判断を下しました。 遺族がイスラエル軍に損害賠償を求めていました。 米国人女性のレイチェル・コリーさん(当時23)はパレスチナの平和活動 団体の一員として、イスラエル軍による民家の破壊を阻止しようとする座り 込みに参加していました。 ブルドーザーを運転していたイスラエル軍兵士は、目の前のがれきの山に さえぎられてコリーさんの姿は見えなかったとの証言を繰り返しました。 イスラエル側は調査の結果、兵士に刑事責任はないとの判断を下し、同国 最高裁もこれを支持しています。 しかしレイチェルさんの父親クレイグ・コリーさんは「状況を知れば知る ほど、意図的な殺害か、あるいは信じ難い無謀運転としか思えないように なった」と強調しています。 ベトナム戦争に出兵してブルドーザーを操作した自身の経験に基づき、 「(運転者は)前方に何があるのか把握していなければならない。兵士らも 把握していたはずだ」と主張していました。 私見です。 イスラエルにするとかなり厄介な裁判だったでしょう。 相手は、盟友アメリカ国籍の女性。 どう考えても、意図的にブルド-ザーがひいたとしか、考えられない 状況です。 活動家による妨害により、民家の撤去作業が思うようにはかどらず軍上層 部からは早期決着を命令され、確実に座り込みの反対活動家がいる事は分 かっていたはずです。 その状況で、ブルドーザーを運転していたイスラエル兵は、突入やむなし と判断したのだと、思います。 イスラエル軍の作戦に反対していた女性には気の毒ですが、アメリカも 同盟国として、イスラエル軍の作戦に口を挟む訳にはいかないのでしょう。 この事件は、結局は事故として永遠に葬られてしまうのです。 ニューズウィーク日本版 08月29日(水)06時47分の配信です。 米メキシコ湾岸の石油生産、アイザック接近でほぼ全面停止。 ![]() ハリケーン「アイザック」出典 ロイター。 ハリケーン「アイザック」の接近に伴い、米国の石油生産の約4分の1 を担うメキシコ湾岸の石油生産は28日現在、ほぼ全面的に停止されて います。 港湾施設も稼働を停止しているため、エネルギー供給が全般的に滞る 事態となっていますが、アナリストや気象学者の間では、現時点で ハリケーンの強さを示す5段階のなかで最も弱い「カテゴリー1」に分類 されている「アイザック」による被害は、7年前にこの地域を襲ったハリ ケーン「カトリーナ」ほど甚大にならないとの見方が出ています。 ライス大学ベーカー・インスティテュートのエネルギー問題専門家、 エイミー・ジャフェ氏は、「現時点での予想では、『アイザック』は インフラに大きな被害はもたらさず、米国の石油精製・生産活動に 長期的な影響を及ぼした(2005年の)『カトリーナ』のようには ならない」との見方を示しました。 米国立ハリケーンセンター(NHC)によりますと、米東部夏時間28日 午後現在、「アイザック」の最大風速は毎時120キロ。28日夜には 上陸すると見られている。 メキシコ湾岸地域は米石油生産の約4分の1のほか、天然ガス生産の 7%も担っています。 石油精製施設も集中しており、地域全体の精製能力は日量780万バレルと、 全米の45%を占めます。 メキシコ湾岸では精製施設の多くは海抜が低い地域に集中していますが、 ターナー・メイソンの石油精製専門家、ジョン・アウアース氏は、「アイ ザック」による洪水は「カトリーナ」ほど規模は大きくなく、「アイザッ ク」通過後3~5日で精製施設は稼働を再開するとの予想を示しました。 この地域に石油精製施設を保有しているのは、エクソンモービル、 バレロ・エナジー、フィリップス66など。27日から生産を相次いで 停止しています。 ただ、マラソン・ペトロリアムの施設などは稼働率を下げて運転を 続けています。 メキシコ湾岸の生産停止を受け、米政府が戦略石油備蓄を放出する との見方も出ています。 シティグループのモース氏は、「(備蓄放出の)確率は大幅に上昇した」と 述べました CNN.CO.JP 08月29日(火)09時49分の配信です。 ハリケーン「アイザック」がルイジアナ州南東部に上陸。 ![]() NOAA-NASA GOES Project提供 米メキシコ湾北部沿岸を北上していたハリケーン「アイザック」は 28日午後、ルイジアナ州南東部に上陸しました。 米国立ハリケーンセンターが発表しました。 現地の電力会社によりますと、現地時間の同日夜7時の時点で、10万 戸以上で停電が発生しています。 オバマ大統領はルイジアナ州とミシシッピ州で非常事態を宣言しています。 ハリケーンが通過する地域の住民に対して、当局の指示に従い、安全を 確保するように呼びかけています。 私見です。 アメリカ大陸にハリケーンは、よく上陸します。 大きな被害を伴うハリケーンも多数あります。 今回の「アイザック」がルイジアナ州に上陸するのは7年前の「カト リーナ」以来との事です。 2005年は「カトリーナ」の他に「リタ」、「ウィルマ」という超大型の ハリケーンがカリブ海で発生しました。 この3個のハリケーンは最終的にカテゴリー5まで発達し、中心の気圧は 「カトリーナ」902hpa、「リタ」897hpa、「ウィルマ」882hpaを記録 しています。 最大風速は「カトリーナ」、「リタ」は78mを「ウィルマ」は82mを記録 しました。 2005年は超大型ハイケーンの当たり年でした。 カテゴリー5のハリケーンが8月「カトリーナ」9月「リタ」10月「ウィ ルマ」と3個連続で発生した年も珍しい事でした。 ハリケーンはカリブ海で発生し移動を続け、メキシコ湾内で勢力を落とし、 アメリカ大陸に上陸する際にはカテゴリー2~3になっています。 カテゴリー5を記録するハリケーンは大体カリブ海の海上で発達したもの でメキシコ湾内を迷走しながら発達していきます。 台風との違いは発達の速度が速いという事です。 「ウィルマ」は北西大西洋海域のハリケーンとしては観測史上最低の気圧 を記録したハリケーンとしてその名を残しています。 この年のハリケーンは「カトリーナ」の被害があまりに大きかった為に 他の国では、話題にはなりませんでした。 2005年10月18日東部夏時間午前11時に、カテゴリー1のハリケーン になり、午後8時には、カテゴリー2に成長、19日午前1時にはカテ ゴリー4、午前2時30分に、カテゴリー5となりました。 たったの15時間30分でカテゴリー5にまで成長したのです。 北大西洋では、カリブ海を中心に毎年20ケから25ケのハリケーンが 誕生しています。 日本の台風と状況は同じという事です。 私見が長すぎました。m(__)m。 ヒゲでした。 では、また(o・・o)/~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.30 02:47:05
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