2013/02/20(水)10:46
カメルーンで仏観光客7人誘拐、「隣国テロ組織の犯行」と仏大統領。
20日は世界から多くのNEWSが配信されています。
アップ数が多くなりますが、ご容赦下さい。m(__)m
AFP bb NEWS 2月20日(水)07時00分の配信です。
カメルーンで仏観光客7人誘拐、「隣国テロ組織の犯行」と仏大統領。
カメルーン北部のワザ自然公園(にあるキャビン
2008年10月撮影、資料写真。
(c)AFP/MARC PREEL
【2月20日 AFP】カメルーンで19日、子ども4人を含む7人のフランス人
観光客が誘拐されました。
イスラム過激派組織の犯行と見られています。
ギリシャのアテネを訪問中のフランソワ・オランド仏大統領は報道陣に
対し、事件を起こしたグループの名称は明らかにしなかったものの、
カメルーンの隣国ナイジェリアの「われわれがよく知っているテロ組織」
の犯行だと述べました。
さらにオランド大統領は、「恐らく被害者はナイジェリアに連れていかれる
だろう」とした上で、それを阻止するためフランスは最大限の措置を講じて
いると述べました。
マリ北部でフランスが国際テロ組織アルカイダ関連組織を攻撃している
ことに対する報復ではないかという質問に対してオランド大統領は、
ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムに言及し「カメルーンの同
地域にボコ・ハラムが勢力を持っており、十分懸念に値する」と答え
ました。
ナイジェリアでは2012年12月にもフランス人の誘拐事件が発生しており、
これについてはボコ・ハラムから派生したとみられるイスラム過激派組織
アンサルが犯行声明を出しています。
またアンサルは、16日にナイジェリア北部の建設現場で死者を出した襲撃
により外国人7人が誘拐された事件についても、18日に自らの関与を発表
しています。
19日にまた誘拐が起きたことで、外国で誘拐されている仏人は計15人に
なりました。
これらの事件は全てアフリカで発生しており、被害者のうち少なくとも
6人が「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織AQIM)」によって
拘束されています。
(c)AFP/Reinnier Kaze
私見です。
カメルーンと言えば、2002年日韓合同ワールドカップ開催の折、大分県
中津江村が、キャンプ地になった事で有名になりました。
カメルーンは西から海、平地、山岳地帯とアフリカ諸国の中でも緑が多く
過ごしやすい国の一つです。
そのカメルーンでイスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織による誘拐
事件が起きてしまいました。
誘拐されたのはフランス人観光客です。
カメルーンは旧ドイツ植民地から、イギリスとフランスの植民地に分かれた
経緯があり経済、文化、軍事面でフランスとの関係が深く、1995年には
イギリス連邦に加盟、フランス語圏のフランコフォニーにも加盟しています。
今回の誘拐事件はマリ共和国、ナイジェリアの反政府アルカイダ組織と
フランスの争いの、犠牲になったものです。
アフリカ各地でフランス軍のマリ共和国内アルカイダ殲滅軍事作戦の報復が
じわじわと行われています。
今回の誘拐事件も一般人で4人もの子供が含まれています。
誘拐された方の無事な開放を望みます。
ヒゲでした。