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2013/03/07(木)01:58

シャープ、「下請け」で再建目指す サムスンに部品供給。

2013年02月分追伸(88)

MSN 産経ニュース 03月06日21時41分の配信です。 シャープ、「下請け」で再建目指す サムスンに部品供給。 IGZOロゴ 出典:シャープ。 シャープが6日、韓国サムスン電子の出資受け入れを決めたのは、テレビや スマートフォン(高機能携帯電話)で世界トップのサムスンに液晶パネルを 供給し、工場の稼働率を高めるためだ。 財務体質が悪化したシャープはライバルとの資本提携に追い込まれ、サムスン などに部品を供給する“下請け”として生き残りを目指す。 「液晶パネルを供給できればいい」。 シャープの幹部は6日、記者団に提携の狙いをこう説明した。 液晶パネルは、韓国や台湾勢との競争が激化し、価格下落に拍車がかかった。 しかし、シャープは環境の変化に対応できず、液晶パネルに集中的に投資。 結果的に過剰投資となり、経営不振に陥った。 シャープは液晶パネル工場の稼働率を高めるため、堺工場(堺市)は台湾・ 鴻海精密工業との共同出資に切り替えた。 亀山第1工場(三重県亀山市)も米アップルの資金提供を受け、事実上、 アップル向け専用工場として生まれ変わった。 だが、アップルのスマホ販売は伸び悩み、亀山工場の稼働率は低迷。 昨春以降のシャープの株価下落で、鴻海との資本提携交渉は暗礁に乗り上げ、 サムスンに救いの手を求めた。 米調査会社によれば、2012年でサムスンの世界テレビシェアは約28%と首位。 昨年10~12月期のスマホのシェアもシャープが1%にも満たないとみられる のに対し、サムスンは約29%でトップ。 資本提携は販売力に優れるサムスンへの部品供給拡大につながる。 BNPパリバ証券の中空麻奈チーフクレジットアナリストは、ライバル との提携について「『昨日の敵は今日の友』にならざるを得ない環境だ。 シャープにはプラス」と、評価する。 ただ、アップルとサムスンはスマホなどの特許をめぐり激しく対立している。 互いに製品情報の流出を警戒すれば、シャープがもくろむサムスン、アップル 両社への部品供給拡大に障害となりかねない。 シャープは技術優位性のある中小型液晶を再建の切り札と位置付ける。 サムスンとの提携が拡大すれば技術流出の懸念もくすぶる。 また、財務の健全性を示す自己資本比率は昨年12月末で9.6%と、同3月 末比で14.3ポイントも低下。 サムスンと資本提携したものの、9月には約2千億円の新株予約権付き社債の 償還を控えており、なお1千億円規模の資本増強に迫られる。 私見です。 2012年1月米ラスベガスで開催されたCES(世界家電見本市)で、サムスン の李健煕(イ・ゴンヒ)会長は会場内を見て回り、「日本はもう力が抜けて しまったようだ」と、なかばあきれた表情で、日本の家電各社が展示した 最先端の家電製品を酷評したそうです。 サムスン、LGは、自国の技術者の開発が上手くゆかず、日本企業の技術者を 高給でヘッド・ハンティングをして、新技術をものにして開発をし、日本 から部品を買い集め組み立てた様な製品をオリジナル商品として、販売して います。 李健煕(イ・ゴンヒ)会長は「もはや日本はライバルではない」といった発言 をし「シャープやパナソニックは二流技術」とまで口にするサムスン関係者も います。 それを日本の電機メーカー各社が良く知っていますので、「なぜサムスン なんかと?」と疑問の声が上がったそうです。 韓国国内のユーザーからは、政府から必要以上の優遇を受け韓国の国際 企業の看板会社として成長を続けてきたサムスン。 口では日本の家電メーカーを二流扱いしながら、自社には開発不可能な (開発が出来る能力がない会社・・・。)製品の供与を必要としたのでしょう。 シャープはこれからの数ヶ月で短期社債の償還が待っていて、お金は喉から 手が出る程欲しい時です。 サムスンから資本金の3.6%に相当する100億円と言う資金提供を受け取る のも仕方のない事でしょう。 大株主として「IGZO」の技術を、解析して模倣される懸念はぬぐいきれ ません。 唯、商品を卸す下請けメーカーに徹するのでしたら、上手い経営戦略と売上の 伸びそうな会社をChoiceする事が大切です。 昨年シャープが液晶の下請けになったAppleは業績が上がらず苦戦をして います。 自社に確固たる技術を持たないサムスンが今後何処まで成長するか、韓国内 では、ウォン高により輸出産業に陰りが出るのではとの、懸念も囁かれて います。 シャープはどこへ行くのでしょう。 ヒゲでした。

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