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2018.11.04
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2018年11月4日
毛無山には御坂毛無山と天子山塊の毛無山がある。天子山塊は富士山の西側の山塊で、毛無山は標高1964m、遠目にも独立峰のように丸いピークとして視認され、日本200名山だ。通常、「毛無山」というとこちらを指す。それに対して御坂毛無山は標高1500m、十二ケ岳へ至る尾根の1ピークで、さほど目立たない。二つの毛無山の距離は近く、天子山塊の毛無山に朝霧高原からアプロ―チする場合は車は御坂毛無山の登山口の脇を通る。両山は山名からも推測されるように山頂には木立がなく、富士山の展望は良い。6月に天子山塊の毛無山に登ったが、山中では富士山をみることはできなかった。今回も天気予報は晴れから曇りになってしまった。9月に続いて2度目の御坂だが、今回も富士山は期待できそうもない。ついでながら、十二ケ岳という名前の山も上州榛名山の北にあり、これは小野子山のピークの一つ。ピークが連なる山を十二ケ岳と呼ぶのかもしれない。山ボケ猫は2017年5月に歩いている。

当日、女性3名で8:21に河口湖駅前に着くと、どんよりとして、雨がってきそうな空だ。前日、河口湖タクシーに電話すると、『その時間ならタクシーは沢山停まっているので予約は不要』と言われた。しかし、タクシーは1台もいなかったので会社に文句の電話すると、『すぐ戻ってくる車がいるはず』となだめられた。実際、3名でそれぞれトイレに行き、私が戻ってきたらタクシーが来ていたので、あわてて皆を呼びに行った。アプローチを短くしたいと思って、タクシー運転手に地図で長浜からまっすぐ登山口まで行く道を示したが、タクシーが着いたのは国道わき、文化洞トンネルの手前の一般的な登山口だった。運転手は地図などみないか、みえないのかもしれない。駅から15分、2800円だった。



8:45、出発(945m)。トンネルの手前を左に入ると道標があった。少し登ると塹壕をコンクリで蓋をしたような(多分)廃トンネルがあり、この前を通って、斜面にとりついた。



10分弱で尾根に出た。尾根を右に進む。霧雨がガスのように漂う。その先に忠魂碑があった。墓石が立ち並んでいる。石仏も数体。晩秋のわびしさが一層募る。



9:08、長浜からのルートを合わせる。タクシーに指示したのはこの長浜の登山口だったはずなのだが。尾根が広くなるが倒木もある。台風の影響か。



広い尾根を登っていく。踏みしめる落ち葉の感触も晩秋を思わせ心地よい。9:50頃になると、尾根の両側に紅葉が霧に煙って、幻想的に浮かぶ。黄葉とのコンビネーションも日本画を思わせる。のどかな公園かプロムナードのようだ。湿潤な空気がやさしい。



9:58、再び長浜からの登山道を合わせる。何段か、山頂かと思わせる登りがあって、ニセ山頂を越えていく。本物の山頂近くになると、さすが毛無山で木立が薄くなり、河口湖がみえるようになった。



10:30、やっと毛無山(1500m)着。木立がなく、晴れていれば富士山が期待できたはずだが、まるきり雲の中だった。先ほどまで見えていた河口湖もほとんど雲に隠されている。山頂から東へ下りる登山道があった。私の2009年のエリアマップではなかったが、最近のエリアマップでは破線で示されている道と思われた。さて、この先、十二ケ岳への道はエリアマップで破線、バリエーションで、難路だ。10:40に出発する



やせ尾根になる。すぐ、10:44、一ケ岳があった。10:50、二ケ岳、10:54、三ケ岳。なんだ、こんな調子で11個のピークを越えていければちょろいものよと思った。しかし、三ケ岳からロープのある岩場が登場し、これを下る。そろそろ難路の正体を現わしてきた。



11:01、四ケ岳。この下りも岩場があってロープがかかっていた。これはほんの序の口だったと後で知る。11:09、大きな倒木があって、根を登山道にむきだしにして倒れていた。



五ケ岳の標識は見当たらず、11:19、六ケ岳。11:21、七ケ岳の標識が出てきた
。11:29、ハケ岳を通過。この間は特に問題なかった。標識間の距離はかなりランダムではある。白い標識の角がかけているものが多く、自然の厳しさを示していた。九ケ岳の標識も見当たらなかった。見落としたのではなく、壊れて飛ばされてしまったと思われる。



十ケ岳まではロープがある場所もあった。山深い感じがしてくる。



10:42、十ケ岳。



さて、十ケ岳から、しっかりと標高のある岩場の、なかなかの急な登りだった。山ボケ塾生のヨーコさんの顔が引きつっている。
時折、男性の声が風に乗って聞こえた。「どう登ったらいいんだ」とか言っている。11:55、十一ケ岳に着いた。一休みする。この間は結構時間がかかった。こんな場所でもあかねさんは手にビニール袋を下げて松ぼっくりなどを物色していた。恒例のお母さまへのお土産。親孝行ですね。



十一ケ岳を越えると、急な下りになっていて、ロープを使って下る。



足下のキレットに
吊り橋がかかっていた。吊り橋は手すりの脇からこぼれてしまうとやっぱり厳しいことになりそうなので、慎重にわたった。吊り橋の前後も若干の注意が必要だった。



吊り橋からさらに一登りする。鎖やロープのあるやせ尾根だが、もう感覚はマヒ状態。



ブナ林の開けた尾根に出ると、桑留尾の分岐点で、そのすぐ先が十二ケ岳山頂だった。



12:40、十二ケ岳山頂着(1683m)。小さな祠が2つあった。6,7名の男子高校生と引率者らしい男性のグループが休んでいた。この日、会ったのはこのグループだけで、聞こえていた声の方々と思われた。今日はここから下山するそうだ。私は、この時はここから下山してしまうことの意味を理解していなかったと、後になって思う。私たちもランチにして、20分休んだ。ポットのお湯を使ったカフェラテが好評だった。南側は相変わらず厚い雲の中で富士山は全く見えず。眼下、右手に西湖、左手に河口湖が見えた。西湖の南側の丘陵は紅葉台と思われるが、雲がかかっていた。



さてこの先だが、エリアマップでは金山までの稜線も破線になっている。すぐに高校生グループがこちらに来なかった理由を思いしらされることになった。つまり、岩場の急な崖になっていて、ロープがあったのだった。着地点は20m位下で、その下も崖になっていて高度感があった。「うっかりしたらさようなら」かと、後続のヨーコさんをビビらせる。私が先に降りて、緊張気味のヨーコさんに下から指示した。着地したヨーコさんは青ざめた顔をしてあえいでいた。相当アドレナリンが分泌された様子だ。後の感想によると、「知っていたら来なかった」そうだが、「面白かった」とも。次のあかねさんも意外と苦戦したので、私は直下に戻って足場の指示をした。体を斜面に対して斜めにしてしまうので不安定になるようだった。今後、正対できるように慣れることが課題と思われた。はしごもあったが短くて問題なし。



その先は特に危険な個所はなく、尾根道をたどる。



14:00、金山着(1686m)。樹林の中で展望はない。ここから東の尾根をたどると節刀ケ岳。時間の余裕があれば節刀ケ岳往復(40分)をするつもりだったが、ガスも濃くなってきたし、カット。一休み後、鬼が岳にむけて出発。



14:40、尾根の岩場を越えると鬼ケ岳(1738m)だった。本日の最高地点だ。岩が鬼の角にみえることから鬼ケ岳とは言いえて妙なり。晴れていれば展望がよさそうだ。バスの時間を考慮して(この時は16:30にあると思っていた)、鍵掛峠はやめて、直接、根場(ねんば)へ下ることにした。



主稜線を右に分けて、南へ雪頭ケ岳へむかう。岩を越えてしっかりした20m位の梯子を下りたところが雪頭ケ岳ですぐだった。15:00、雪頭ケ岳。「岳」というよりは稜線上の少し平らなピーク。ここも晴れていれば素晴らしい展望と思われた。看板に「眺望最高 お花畑」と書いてある。また、来るか。



ジグザグのブナ林の下りになる。ブナ林の中で一休み入れる。



16時近くになると紅葉がきれい。下りは標高差で800m近く、意外と長い。黄昏の気配がしてくる。



16:30になると急に標識が目につくようになり、16:40、堰堤があって林道に降りた。タクシーに電話して、根場(ねんば)バス停へ迎えを依頼した。



17:00に根場のバス停(916m)に着くと数分でタクシーが来た。バス停はあるが、この時期、バス便はないようだった。タクシーに乗ると、たちまち夜のとばりが下りた。あかねさんが17:30の藤沢行きのバスに乗りたいとのことで運転手に聞くと、河口湖駅に23分で着くとのことだった。めでたくあかねさんは藤沢行のバスに乗ることができた。タクシー代は5050円だった。私たちは富士急の急行に乗ろうとしたら、チケットが必要と遮られ、売り場で時間がかかって結局乗れず、17:48の各駅停車で大月行きに乗ることになった。売店は混雑していたが、コーヒーを買って車内で飲んだ。19時過ぎの各駅停車の電車で高尾へと帰ったのだった。



写真は9月に大石峠から撮った毛無山から十二ケ岳の尾根を示します。大石峠の標高は1515mで毛無山とほぼ同じなので、標高と山容から下から1番目か2番目の丸いピークが御坂毛無ではないかと思いますがいかがでしょう。GPSによれば距離は約9㎞、標高差は上り下りとも約1800mということだった。







Last updated  2018.12.08 21:57:20
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