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山ボケ社へようこそ            山ボケ猫(野口いづみ)のブログ

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2019.01.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2019年1月12日


日本山岳会東京多摩支部は奥多摩駅から徒歩3分ほどのところにBC(ベースキャンプ)小屋を持っている。青梅街道、丹波へ向かうバス道路に面し、以前、薬屋さんだった建物だ。突然宣伝バージョンになりますが、自炊で、泊ると始発のバスに乗れるので、雲取山にも日帰りできます。会員の方はもちろん、会員以外の方も会員同伴であれば使えますので是非どうぞ。
ここで1月12日に新年会を開催するとのことで、出かけた。奥多摩駅は昨年9月に消防署で感謝状拝受(私ではなく東京多摩支部が安全講習会に精勤していることを顕彰された)、10月に笠取山の往復で来訪、今年は3月の雲取山で来るだろう。何かと来ているものだ。
10時、ぎりぎりにBCに到着すると初詣に出発するところだった。神社に行くのかと思っていたら、BC家主の木村康雄さんのご先祖様が立てた石祠に初詣するということだった。木村さんは奥多摩の山林の多くを所有されているそうだ。若く見えるし、腰が低いので、大地主に見えないが(誉め言葉のつもり)、東京都森林組合の会長さんとのことでもあり、私を11月の育樹祭に招待してくださった。



最奥の境集落まで30分ほど、車でくねくねと登る。雲がやや低く、快晴という天気ではない。車を降りると、別荘が1件あった。酒瓶を持った木村さんを先頭に、杉の植林帯の中の作業道のような急登を登る。登り出しが急だったせいか、1名、めまいがするので待っていると休んでしまった。



途中、カモシカがこちらをじっと見つめていて動かなかった。シカにはよく遭遇するが、カモシカは珍しかった。一説によると、カモシカは目がよくないので、あのように凝視するということだった。



200mほど登りあげると、石尾根の立派な縦走路に出た。



登山道を左折、鷹ノ巣方向にしばらく進む。



と、木立の中の、大きな木の根元にひっそりと石祠が安置されていた。石祠には脇に、「大正六年 木村源兵衛」と刻印されている。木村康雄さんによると、「おじいさんかひい爺さん」だそうだ。木村家は現当主こそ普通のお名前だが、先祖代々「源兵衛」を名乗っていたらしく、どの源兵衛さんかわからないのかもしれない。奥多摩町の6,70年前、昭和20年代の村長さんが「木村源兵衛」さんで、やはり「おじいさんかひい爺さん」なのかも。木村さんは棒を立てて、それと持参した小さな竹の筒をかけて、玉串(榊を探したがなかったとのことで何かの木の枝)と紙垂(しで、紙飾り)を刺した。厨子にも紙垂をかける。木村さんが神様へ新年のご挨拶後、皆、それにならった。
ちなみに、「祠のある場所は集落の入口や道の三叉路などのほか、山の神のように奥深い山奥や海岸の絶壁などに祀られるものには神道的な自然崇拝を偲ばせるものもある。」とのこと。奥多摩に住まってきた人々の、このような祈りによって奥多摩の生活と安寧が守られているのだろうと感じた。
最後に、やや傾いていた石祠をまっすぐになるように置き石を調整して、記念撮影した。
私は皆が去ってから祝詞をあげた(山ボケ猫は祝詞好きだし、般若心経も空で唱えられるのだ)。帰りは同じ道を戻ったが、カモシカはもういなかった。



車に再び乗って、帰路、羽黒三田神社に立ち寄った。私に夏の祭礼の案内が届いていたので、大きな神社かと思ったが、こじんまりした境内だった。最近建てたらしい、小さな石作りの社もあった。




12時過ぎに心も清まって奥多摩BCに帰着した。途中すれ違った単独の45歳の若者が、誘いに応じて立ち寄ってくれた。一時は日本山岳会に入会希望を表明したが、入会金の高さに絶句していたので、残念ながらやめてしまったかもしれない。入会金を下げない限り、日本山岳会に未来はない。隣家の小林さんも参加し、日本山岳会に入会希望を表明された。その後どうされたか。他に数名の方が13時からの新年の宴にあらたに参加され、20名近くになった。駅前の餃子屋さん天益からどーんと焼き餃子が届いた。木村さんの差し入れとのこと。BC担当の坂本さんが張り切って、お正月料理を作ってくださった。私は2時過ぎの電車で帰ると伝えてあったので、一人だけ先にお雑煮を頂戴した。自己紹介も早めの順番にさせていただいて、あわただしく帰路についた。奥多摩駅ではプラットホームに駆け上り、予定の電車に滑り込んだのだった。
奥多摩BC は便利な場所にあるので、宿泊や休憩に多くの方に使っていただければと思います。






Last updated  2019.02.15 00:31:19
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