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2020年2月7日、上州武尊を滑るために花咲温泉せみね山荘に泊る。6年連続だが、同宿者になんと25年連続で来ているという人もいた。昨年の民話で、私が下絵を描いた狸の話を、今年もおじさんがきれいな切り絵にしてくださった。この日は混雑していて、おじさんと話す時間がなく、新たな民話のオーダーもなかった。 2月8日 7時朝食。8時、18名の大集団で出発。オグナ武尊スキー場に向かう。センターハウスで一息入れていてたらHさんに声をかけられた。毎年この時期にここで会う。出発しようとすると、初参加のZさんが見つからない。結局、センターハウスに皆が入ったのに気が付かず、置いていかれたと勘違いしてゲレンデトップまで行ってしまっていたのだった。天候はよさそう。ゲレンデトップから時折ガスに隠されるが皇海山がみえた。 9:45、ゲレンデトップ(1800m)からシールをつけて歩き始める。出発地点に段差ができていて突破に時間がかかった。B班は快調に先行したが、我らA班は、Zさんが慣れていないようで、キックターンに難渋していた。Zさんと、フォローしているリーダーとKさんの3人が遅くなる。私の前のメンバー、4名も急な斜面に突っ込んで苦労していた。私はA班が遅れている事情をB班に伝えないと心配しているだろうと思った。左から緩い斜面を回って、10:55、前武尊(2040m)の山頂に着いて報告した。前武尊のお地蔵様の像は雪不足で台座まで出ていた。皆が着くまで、赤城山海や皇海山を眺めた。最後尾部隊が着くまで30分以上待った。 11時半過ぎに全員集合したが、時間的がおし、Zさんの体力的にも、西俣沢へ回るのは無理と判断され、十二沢を降りることにした。 前武尊から少し下がって左へトラバースすると大きな斜面が広がっていた。以前滑った時よりも規模が大きな、本格的な大斜面に思えた。 存分に滑ってから右へトラバースしてゲレンデに出た。A班はゲレンデに戻ってからランチを摂った。B班は途中でランチを摂ったとのことで、先に帰った。 ゲレンデを滑っていくと、正面に皇海山と、その右に袈裟丸山と思われるピークがくっきりと見えた。 この日は宿に帰ってからたっぷり時間があって、のんびり神明の湯につかった。皆が囲炉裏で談笑している間に、せみね山荘のおじさんの長編の昔話を聞いて部屋で下絵を描いた。鋤を使う姿などは写真に撮って絵に反映させる。今までになく長い物語で絵を6枚描いたので時間がかかった。おじさんは切り絵にするのが大変で1年がかりになるだろう。 2月9日 7時朝食。8時出発。オグナ武尊スキー場に向かう。風が強く、リフトが動くかわからない。センターハウス内で休んだ。スキー場に来ないで帰った者が2名いたし、ここで待つというメンバーも一人いた。上までリフトが動きそうとのことで、はやり立ってリフトに乗った。リフトトップに着いたら、やはりというか、暴風状態で、視界不良、山に入れそうもなく、スキー場を下ることにした。ここでXさんがいないことが分かった。携帯での連絡もつかず、3名がここで待機する。8名が下って最初のリフトの中継所でXさんを発見。下でチケットが飛ばされて買いなおしているうちに置いていかれたらしい。皆と一緒に下ってもらい、私が切符をもらってリフトでトップまで戻って事情を伝えた。今回は私は伝令係か。トップから3人と下った。帰路、せみね山荘の神明の湯に入った。時間的に早いのでそば屋「無もん」のおそばにもばっちり間に合ったことでした。 今回上州武尊に行って初めて荒砥沢を滑れなかったが、まあ、こんなこともあるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
今年も素敵な切り絵になっていましたね。
これは毎年のシリーズがたまれば、絵本出版の運びになりますように。 (2020.05.04 13:46:14)
NAOKOさんへ
切り絵のコメントありがとうございました。 ヘタな絵をおじさんが1年がかりですてきな切り絵にしてくれます。 ストーリーがだんだん複雑になって絵も増えて、おじさんは大変でしょう。 (2020.05.08 10:46:06) |