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2020.09.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2020年9月11日


9:30鳩待峠発→10:50原見岩→11:15オヤマ沢田代→12:15小至仏山→13:20至仏山→16:40鳩待峠→18:00山ノ鼻
天気予報は当初は全く希望が持てず、普通の人ならキャンセルする状況だった。天気図も北に前線と低気圧があり、絶望的だったが、なぜか木曜のヤマテンでは、土曜に尾瀬がお勧めのエリアになっていた。至仏山荘をキャンセルするのも気が重かった。ということで、予定通り尾瀬に行くことにした。メンバーは山ボケ猫、あかねさん、多摩支部登山教室6期修了生(というか、山ボケ塾の塾生)3名の5名、つまり、女子会というか、乙女5人となった。私は30年前に母と、小学生二人を含む友人の家族の6人連れで、鳩待峠からアヤメ平に登り、見晴で一泊、翌日、燧ケ岳に登って尾瀬沼経由で見晴に戻り、3日目は裏燧を歩いて御池に行き、船などを乗り継いで浦佐へ帰った。それ以後の尾瀬は山スキーと沢登り、大分水嶺歩きで、あまり一般登山道を歩いていない。今回、久しぶりの一般登山道歩きになる。



朝5:50、我が家のそばの私鉄駅に集合して、マイカーのルークスで予定通り出発する。軽なのだが、ターボでパワーはある。大泉ICから関越に乗り、快調に飛ばして赤城高原で一服、沼田からの一般道38㎞も渋滞なく、8:30に戸倉に着いた。すぐ乗り合いタクシー(1000円)に乗れて、鳩待峠へ向かった。私は車内でバナナや野菜ジュースを摂る。登山靴に履き替えるのを忘れて、運転用の靴のままだったことに気が付いたが、まあ、たいしたことではない。
9:05、鳩待峠バス停着。鳩待峠は少し登った所にあった。夜行バスで着いていたあかねさんと合流。あかねさんは私たちが予想より早く着いたのであせっていた。鳩待山荘に着替えなどの荷物の一部を預けた。1つの袋に詰め込めなかったが、小屋の女性は1個分の200円しかとらなかった。100人以上の中学生の集団が到着してぎょっとしたが、至仏山には来なかった。天気予報とは裏腹な良い天気で、頭上に青空がのぞいていた。至仏山も山容が見える。9:30、出発(1591m)。至仏山への入り口は山の鼻へ下る登山道の左脇にあった。登山届のボックスに届を入れる。



樹林の中のプロムナード風な登山道を歩く。10:20、木立の下で一休み。あかねさんから早いといわれる。気がせいているかな。やがて木道の階段を登るようになる。トリカブトが多い。



樹林を抜けると頭上に青空が広がり、木立の間から燧ケ岳が見える。



さらに上ると、10:50、トカゲ岩(原見岩)という平らな大岩があり、尾瀬沼が見渡せた。多くの池塘が白く光っていた。そのむこうに青い燧ケ岳が存在感を示している。そこで三脚をつけたカメラで動画を撮っている方がいた。1分ごとに雲の動きを撮影しているそうだ。我らも使用前の元気な姿を撮ってもらう。



前方に左に小至仏、右に至仏山が見える。樹林の中の木道を行く。



オヤマ沢(1980m)で二本目をとる。水場だが、湧き水ではなく、飲用には適していないと表示があった。



1140、オヤマ沢田代は空が大きく、広々とした、気持ちの湿原だった。そのすぐ先に、11:45、笠ヶ岳へ行く分岐があった。笠ヶ岳も行きたい山。



それを過ぎると右手に尾瀬ヶ原と燧ケ岳が見え、11:55、岩場が登場した。ここから岩場が多くなる。蛇紋岩のすべりやすい岩で、緊張したり、苦労したりするメンバーもいる。まっ、修行というか経験が足らんのですよ。蛇紋岩は磨くと濃緑でつやつやした光沢がある美しい石になる。



このころから時折雲に展望が隠されるようになった。12:20 、小至仏山(2162m)についた。ここから下る。



そしてまた登る。そろそろ山頂かと思うが、向こうに出たら、また下りで、ガスの中に岩の壁がみえた時は正直、ぎょっとする。しかし、この壁をクライミングするわけではなく、右に普通の登山道があって、これを登る。



13:20、やっと至仏山(2228m)についた。南東、雲の下に少し展望がある。私にとっては三度目の至仏山山頂。最初の時は山の鼻に下った。今回も直接下れたら楽なのだが、山の鼻ルートは植生保護のために下山路に使うことは禁止されている。ランチをとって、30分ほどで下山開始。疲れた様子の塾生の荷物の一部を小分けして持った。



で、来た道を鳩待峠まで戻ることになる。小至仏山の登りが意外とある感じがした。



15:18、笠ケ岳分岐を通過。15:25、オヤマ沢田代の木道で塾生が足首を軽くねん挫したようだったので、テーピングした。ふつうに歩けるようだった。



15:33、オヤマ沢(1980m)。樹間から小至山から山頂へ至る稜線が望めた。



15:53、原見岩(トカゲ岩)。トカゲの背を思わせる感じもある。こんなに下だったのか。行きではまだ元気だったわけだ。やはり展望が良い所。



南東に見えるとがった山は燕巣山だろうか。樹林帯になってから雨が降ってきた。しかし頭上に青空が見えるし、ここからはプロムナード風な道なので、ザックカバーして、ストックを一本にして、傘で歩いた。16:25、鳩待峠まで1kmの標識。



16:40、鳩待峠についた。鳩待山荘で預けた荷持つを受け取って、小屋の方に、「ここに泊まりたいのですが至仏山荘に予約を入れてあるので」と言って、電話ができるかと尋ねると、小屋の方が電話をしてくださった。鳩山荘のスタッフは親切で、とても感じが良い。17:00、鳩待峠を出発し、山の鼻に向かう。意外と深い森の中の約200mの下りで、黄昏が迫ってくる。



途中すれ違ったおじさんからクマの目撃情報を聞かされる。ビジターセンターそばには親子の熊がふつうい住みついているとか。しっかり熊の鈴を鳴らしながら歩く。樹上にもクマがいるそうだ。熊ベルも数か所で設置されていた。今日の日没時間は17:40。暗くなるとクマも出てくるのではと思い、ピッチを上げて速足にしたが、皆ついてきた。クマ効果か。



18:00、山の鼻の至仏山荘着。2食付きで8000円。隣の山の鼻ロッジは、「至仏山に登るなら9時までに鳩待峠を出発し、16時までに小屋に来ること」と言われたのであきらめて、至仏山荘に変えたのだった。東京以外在住の2名はGo To トラベルで安くなったようだ。2階の2段ベッドの6人部屋に通された。とりあえず夕食をいただく。対面にならず、窓の方を向いて一列になって食べる。鍋もついていておいしかった。夕食後、お風呂に入れた。温まると体の疲れがとれる感じがした。ガランは3つあり、シャンプーがあった。ここで使える素材だろうか。部屋でストレッチなどして、21時過ぎに就寝した。

GPSデータを示します。右に、縦軸に標高差、横軸に時間をプロットしたグラフを示します。番号1から6まではどこの場所でしょう。やさしいですね。




(答)1と5鳩待峠、2と4小至仏山、3至仏山、6山の鼻。






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Last updated  2020.10.14 23:11:30
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