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2020.11.15
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2020年11月15日


7:50戸沢出合出発ー8:15 F1 ー8:40 F4ー9:00 大岩で休憩ー9:18 F5ー9:53 F6ー 11:00 F9ーー 11:35 F10-12:45大倉尾根ー12:55~ 13:25花立ー13:37天神尾根分岐ー14:35戸沢出合帰着

11月14日に銀座山の会の懇親会が丹沢大倉の滝沢園で予定された。コロナ3波という事態ではあったが27名が集まった。懇親会場は窓を開け放ってガンガンに換気をして行われた。Sドクターの確率論でいうと、目下、東京でコロナの感染しているものは7000人に一人で、仮にこれを700人に一人としても感染率は4.5%という、ちょっとわからない計算で安全性(?)を示した。奥さんの勧告に従って欠席した者も一人いた。結果は2週間経過後もコロナ発症者はゼロだった。換気は感染予防の重要なファクターだろう。



料理は男性陣が活躍し、ローストビーフときりたんぽ鍋は絶品だった。会場の様子は遠隔地に移転した会員などがZoomで参加するハイブリッド形式で行われた。昔のスライドの映写で、Zoom参加のYさんが突然、号泣して驚いた。サプライズで4月に電撃婚を公表したホリホリ夫妻を祝福するイベントも行われた。入会2年でマドンナをさらったホリホリ氏に非難が集中した。Y科さんの牧師ははまり役だった。Y科さんは坊主の役をしたこともあるそうだ。ケーキがかわいらしかった。入刀されたケーキが私の前に置かれたのが運の尽きだった。スポンジケーキがおいしく、我ながら恥ずかしいほど、ばくばく食べてしまった。ホリホリ夫妻、ごめんなさい。
15日に塔ノ岳集中の予定だったが、塔ノ岳から花立に変更された。集中には17名が参加し、コースは4班にわかれた。ノーマルルートの天神尾根、政次郎尾根、それに岩の「沖の源次郎」と沢の「源次郎沢」。私は源次郎沢にエントリーし、5名が参加した。リーダー氏、ホリホリさん、グッチは遡行した経験があるとのこと。



7時に滝沢園を車で出発。7時半に戸沢出合着。河原の駐車場は満杯になったところで、管理のおじさんが、少し登った所にある小屋前の場所に500円で駐車許可といったのでそこに駐車した。それぞれに入渓準備。政次郎尾根班が先発していく。さて、沢は寒いのか?暑くなるのか?私はいつもの沢シャツの上に薄いフリースを着た。T野リーダーはジャケット、ホリホリさんはシャツの上にネオプレンの半袖、S木さんは酒が残っているとのことで、ダウンを着たまま。アルコールの血管拡張作用が残っているのか?私はリーダーさんに尋ねる。「濡れますかねえ?」リーダーさん答える。「ツメまでじゃない」。“ツメ”?足の爪までしか濡れない?いやいや、沢の“詰め”までは濡れる?7:50、源次郎隊も出発(595m)。林道の少し先にPAスペースがあり車が数台、中止していた。ここまで来れば無料で済んだか。書策新道から入るはずだったが、登山道を歩ていくと『天神尾根入口』の標識が出てきて、来過ぎたみたい。リーダーは、通り過ぎた沢を、これが源次郎沢だからこれを上がってけばいいという。対岸の尾根に踏み後もあり、左岸に渡って登って行った。8:10、河原に降りて入渓。水は少ないのでほっとするが、沢らしさには欠ける。



8:15、4mの滝、F1があった(左写真)。源次郎沢では滝にナンバリングがしてあり、事故時に場所を特定しやすくなっているが、リーダーによれば、古い本のナンバーとはずれているそうで、表示されたナンバーを伝えることが必要との由。「東京起点沢登ルート120(2010年発刊)」ではナンバーはF8まで合っていた。F1の壁を流れの左側から上がった。8:25、F2は多段8mで、小滝の連続。若干シャワーを浴びたように思う。F3は4mトイ状で、先行3名はロープを右側から上ったが、私は左から巻いた。そう楽な巻きではないと思った。



8:40、F4の滝はイナヅマ型の流れで、トップのグッチさんが左岸を四つん這いになって登ったが時間がかかりそうなのと、頑張るほどの滝に見えず、右岸から巻いた。ホリホリさんが付き合ってくれた。落ち葉の中に岩場が埋まっているという感じに見えた。巻き道は土の斜面でトラバース部は足場が緩い感じで、必ずしも良くなかった。



9:00、左岸から細い支沢が入っていて、大岩があるところで一休みした。リーダー氏が大岩もあるから『二俣』かといったが、ホリホリさんは二俣はまだ先という。話が食い違うようで確認すると、目印となる大岩は上にしっかりあり、ホリホリさんの20年前の『東京周辺の沢』が正しかった。リーダー氏は30年前の資料だった。私は2009年の11年前の遡行図だったので、最も新しかった。陽が射してきて暖かくなり、S木さんがダウンを脱いだ。



二俣を右へ進む。水量は3:2で左俣の方が多いが面白くないらしい。沢筋は狭くなり、水量も減った。9:18、F5の大滝。3段12m。美しい滝だ。S木さんは右岸のリッジから登った。細い木の枝で2ヵ所ビレイを取っていたので、厳しそうと思った。落ち口も左から岩が付き出ていた。ホリホリさんが私に「どうします?左から巻きましょうか?」と尋ねた。私は、うっかりすると滝を登らないで終わってしまうかも、それに巻きルートも必ずしも良くはないと思って、「1本くらい上がらないと」と答えた。私はラストで登る。下部で足が上がりにくい場所があった。ビレイのカラビナを外すのに若干手間取った。上部は少しハングしていて、右へ回る。落ち口の岩のところで、S木さんがサポートにお迎えしてくれた。ロープのおかげで安心して通過。リーダー氏はフィックス点で私を確保し、S木さんをグッチが確保していた。



9:53、F6。ちょっとくずれたような壁で、リーダー氏が「今度はグッチやってみる?」。グッチが右
岸に取り付くが、手掛かりを探すのに苦労している。残置ハーケンがいくつかありビレイに使う。岩が少しもろいようだ。上方でも手掛かりに迷っていた。リーダー氏、私と続く。残置ハーケンを使ったりして上がりきる。ホリホリさんにいわせると、私は「『解除―!』と太くしっかりした声を発した」との由である。ほっとして声が大きくなったか。リーダー氏は、「グッチよく難しい所上ったねぇ。源次郎は30年前に来たことがあったけどこんなだったかなぁ。1級上となってるけどあなどれないねぇ」といった。



F7からは涸れ滝になる。F7は下部に岩小屋があって、ホリホリさんは上の巨岩にザックが当たって上がりにくかったので私のために補助シュリンゲを用意してくれていたそうだが、「なんと猫のように身をひねりすんなりと上がってしまった」との由。猫歩きは私の理想だが。F8の滝はただの段差のようだった。皆は真ん中を登ったが、私は右を登ったら、落ち口に抜けるトラバースの1mくらいがやばそうで、リーダー氏にロープを出してもらう羽目になってしまった。



11:00、谷が右に折れ曲がった所にF9があった。5m4mの二段で、上部がチムニーになっている。楽しめるかな。リーダーがロープを引いて上がる。グッチが「T野さん早いよねぇ~」と感心。チムニーの下部は階段状に足場があって上りやすく、少し奴登りもできたが、天井のような岩を右へ抜けるあたりでそれなりに工夫が必要だった。なお、「沢登ルート120」ではF8になっている。


さて、11:35、F10、8mのCS垂直壁。「沢登りルート120」ではF9。あら、これは本格的な岩登りじゃ!「ここ上がるの?」と声も。左に斜めに立った直方体の岩があり、一見、上りやすそうに見える。「東京周辺の沢」(2000年)では左壁を越えるとあるが、「沢登りルート120」(2010年)では左壁で事故があったので右壁を上がるようにと記されている。リーダーがザックを残置して右壁に空身で取り付いたので、本気ぶりが分かる。リーダー氏は真っすぐ上がってから右へ移動し、上のバンドに上がった。バンド沿いに一段降りて落ち口へと向かい見事抜けた。ロープは30mいっぱいに使った。この時点で12時に近く、花立集合時間になっていた。時間を節約するために私が二番手となり、先行することにした。リーダー氏のザックを先にあげるのかと思ったが、S木さんが自分のザックにリーダー氏のザックを詰め込んでしまった。昨夜のローストビーフのシェフだったので、食材を入れるために大きなザックを持ってきたのだろう。私はとりつきで左に行き過ぎて迷っていると、S木さんから右へ行ったほうがよいと教えてくれた。右側から登ると、意外と手がかり、足がかりあった。バンドにあがってから左へ移動するが、ここで一段下がるのが味噌だった。下がるのはちょっと勇気がいる。ホリホリさんのお世辞によると、私は「ここでもゆっくりと確実な上りを見せた。」ということになっている。私は抜けてから、リーダーさんに、「危ない所があったら待っています」と言って先行した。



まもなく、3番手のホリホリさんが追い付いてきた。次のF10滝は涸れ滝だし、どこが滝だったのかよくわからないうちに通過した。谷は傾斜が結構あり、なかなか長い詰めだ。二俣になっていて、右が本流かもしれなかったが、左へ進む方が歩きやすそうだったので左へ進んだ。大倉尾根に早く出た方が楽だろうとも思った。いい加減、本隊の後続3名が追い付いてきそうだが、振り返っても姿かたちが見えず、エール声にも返事がなかった。踏み後は次第にはっきりした道になった。



最後は左に巻くように進むと、12:45、登山道に出た。私は花立は右と思ったが、ホリホリさんは左ではないかと言った。登山者に尋ねると右だった。ホリホリさんはそこで後続を待つと言った。とりあえず、集合時間を大幅にオーバーでしているので伝令が必要であろうと、私は階段の登山道を登ることにした。と、上の、階段が切れたところで人が下をのぞきこみ、「あれっ、野口さんじゃない!」という意外そうな声が聞こえた。ミホさんだ。突然元気になって、花立まで急いだ。12:55頃、到着(1312m)。もちろん天神尾根、政次郎尾根、沖の源次郎沢隊は到着して待ちくたびれていた。天神尾根隊は10時半頃着いたとのこと。私は自分が伝令であると言って、情況を説明し、沢装備を解いた。そうこうしているうちに、13:10頃、花立の小屋の上からリーダー氏とグッチが現れ、最後にS木さんが小屋の前へ上がって来た。二俣で右に進んだのだろう。グッチさんが、滝の突破に33分かかったと言っていた。私よりはるかにまっとうなクライマーだが。花立山荘を背景に全員集合の記念写真を撮って、13:25頃、下山開始。



大倉尾根を下りていき、13:37、分岐(1128m)で左の天神尾根に入るとひどく急な下り。軽快にショートカットして降りる者がいたが、私はストックを使って下る。これが一般道なんかなあと思う。



14:35、戸沢山荘帰着。それぞれの車で帰路についた。11月半ばでも沢を楽しめるものだ。源次郎沢は初心者向けの代表的な沢と言われ、登れる滝が多く楽しめた。しかし、今回のリーダー氏のようにしっかりリードできるメンバーの存在は必要。リーダーさんありがとうございました。

リーダー氏は源次郎沢は37年ぶりとのこと。感想は「記憶ははるか彼方に遠ざかり初見の沢と一緒。全く苦労した記憶がない1級の沢なのでサクッと登って花立の集中時刻の12:00には楽勝で到着できると思っていた。ところが、源次郎沢は37年前と比べて大人に成長していて私の体力・技術が落ちていて・・・思った以上に登りごたえのある沢でした。37年前に本当にここを全部直登したのだろうか。もしかしたら大きな滝は巻いていたのかもしれません」ということでした。







Last updated  2020.12.31 23:16:55
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