愛のむきだし

2010.Aug.14 ☆☆☆☆★ 角田ユウ(西島隆弘)は母を亡くし、神父の父・テツ(渡部篤郎)と2人で幸せに暮らしていた。テツの愛人が去り、ユウに毎日“懺悔”を強要する。ユウは、懺悔のために行い、決して許されなかった盗み撮りこそが父への愛だと感じ、没頭していく。罰ゲームで女装して女性をナンパ中に、チンピラに絡まれていたヨーコ(満島ひかり)を助ける。ユウは探し続けていた“マリア”ヨーコに恋し、ヨーコは女装したユウに恋する。狂信的な信者を増やし、営利を貪る新興宗教団体“ゼロ教会”教祖の右腕・コイケ(安藤サクラ)は角田家を洗脳する。ユウは家族とヨーコを取り戻すため、ゼロ教会へ戦いを挑む。 信仰、カルト教団、変態、盗み撮り、女装、レズ、純愛、三角関係、カンフー、アクション、脱出など様々な要素が凝縮されてるんですが、(かなり屈折してるけど)真実の愛を描いた作品なのですな。4時間の長さを感じさせない出来で、タランティーノ好きにはお勧めかも。 愛のむきだし 上巻、愛のむきだし 下巻を借りて観る 愛のむきだしを買って観る こちらのレビューも参考に