やまだ、総研。シネマ局。2nd Season

2010/11/17(水)12:49

ゾディアック

2010.Nov.14 ☆☆☆★★ 1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入り、“犯人は俺だ”と言い残していた。その1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に、2件の殺害を実行したとする声明文が届く。添えられた謎の暗号文を新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫してきた。以来、同紙の記者エイブリー(ロバート・ダウニーJr.)と風刺漫画家グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)、SF市警の刑事トースキー(マーク・ラファロ)らも取り憑かれたようにゾディアックを追いかける。 『セブン Se7en』のデヴィッド・フィンチャー監督作なので、ミステリーとして期待してしまうといけません。実話に基づく未解決の事件だから。Zodiacに呪縛され、人生を狂わされた人々のドキュメンタリー的なサスペンスとして観るのが良いのですな。翻案して解決してくれたら、とか思いますが、容疑者も追う方も普通の人ですから、レクター博士とかダーティー・ハリーとか出ないと映画的に締まりませんわな。 ゾディアックを借りて観る ゾディアックを買って観る こちらのレビューも参考に

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る