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飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所)

●ザ・キング・オブドリーム創造者の夢1

ザ・キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢-(現在編集中)
プロローグ
 そこは見渡す限りの荒野だった。風が砂ぽこりを舞いあげている。
旅人はゆっくりと顔をあげ遠くをかいま見た。
 あった。どうやらあれがゴルゴダシティの様だ。光り輝くピラミ
ッドがゆっくりと動いている。
 旅人は足を早めた。ゴルゴダシティでビプラフ″Iyのプレイ
ヤーを求めていると聞いていた。どうやら職にありつけそうだ。顔
がはころんでいた。
 門が見えた。門の下に3人の男がすわっている。近よってよく見
るとかなり若い。旅人はその若者達と目をあわさずに歩きさろうと
した。
「待ちな」
 声がかかる。旅人はすばやく通りすぎようとした。かかわりあい
になると恐ろしいと彼は患った。
「待ちなよ、聞きたい事があるんだ」
 その三人の中の小男が言った。
「なぜ手袋を左手にしているんだ」
 今度は大男が尋ねた。
族人は答えに窮した。彼の左手は義手だったのだ。
「私の左手はケガをしているむのですから」
「なんだってケガ?」小男の目が光る。
「手袋をぬいでみせてくれ」
 残った三人目、赤ら顔の男がいう。
「醜いのです。見せたくないのです」
 旅人はおびえながら言う。
「そうかわかったよ、それならこうだ」小男がわずかにI匈く。
「ううっ」旅人は胸をかきむしるように倒れる。そして動かなくなった。
「だめだぞ、こいつ本当に死んでしまったぞ」
 赤ら顔の男が言う。
「ムスカ、お前が手かげんせんからだ」
 大男が小男をたしなめる。
「ちえっ、心臓が止まっている」ムスカと呼ばれた小男が言った。
「どうやら、こいつは違・ったらしいな」
 大男か言った。彼は手袋をはいでいた。

 所々に散在する踊り場で、夜になると、J連は眠るのだった。バ
ーの上で上手に眠る者もいた。食物は、踊り堪に、何者かが準備し
ているようだった。しかしその何者かの姿は見たことはなかった。
 降下するJの横を、血まみれになった仲間の体が落下していった。
しかし、Jはそんな事には慣っこになっている。
 力つきたJの仲間。はバーから手を離し、あるいは足を踏みはずし
て、途中のバーに体をひっかけながら、墜ちていくのだった。
 ある者は叫び声をあげながら、ある者はまったく戸をあげずに。
 叫び声が悲鳴ではなぐ、喜びの声ではないかとJは思う時もある。
 その男は、この単調極まりない世界から脱出したかったに違いな
い。自分の意識をこの世界から消滅させること。それは、すなわち
下の世界へと自らの体を投げ出すことだった。
 下に辿りつくこと。Jにとってまずそれが先決だった。必らずこ
の複雑怪奇な構造体には畷があるはずだった。
 、く叱り
 卯度、夜をむかえただろう。Jはわずかだが、風の匂いが違って
いることに気づいた。大いなる変化のきざしだった。
 数日後、Jは風変りな場所に降りたっていた。
 踊り場の様なのだが、それがとてつもなく広く続いているのだ。
 下へ降りるバーがなかった。
 彼は降りてきた方を見上げてみた。バーや踊り場が、じゃまにな
って上の。胎室″を隠してしまっている。
 彼は横にずっと移動する。仲間の死体が数多くころがっている。
″コードー一一 下ノ世界二到着シタ個体ョリ、チューターヲ用イ、教
育ヲ開始セヨ″
「1こ’
 彼を呼ぶ声がする。彼は今まで話をしたことがないので、単に音
に反応したといった方がいいだろう。Jは振り返った。そこにはJ
が今まで見たことのない、J達の体とは、まったく異なった姿形を
持つ生物がいた。
 そいつがJに話しかけているのだ。Jは思わす、後ずさる。
 それにかまわず、銀色の三本国のそいつは近づいてくる。
 「よく降りてこられました、J。やっとあなたは下の世界へ辿りつか
れたのです」
 そいつには頭がなく円筒形の胴体郎から声が流れてくる。
 「お前は何だ」
 「これは失礼しました。私はチューター。あなたにチシキを与える
ものです。以後お見知りおき下さい」
 「そのチューターが、俺に何用があるというのだ」
 Jは自分自身が、言語を発している事にひっくりしていた。自ら
出す音が、体の中にも響いている。
 「本当の事を知ってほしいのです。あなたがおられるこの世界はタミ
ワーシ。プと呼ばれるものなのです」
 「。タワーシップ?」
 Jは、わけのわからない事をしゃべるこの物体から逃れようとし
た。横に早く移動するのは初めての経験で苦痛だった。
「危ない」
 汝から追ってくるそいつが叫んだ。
すがたかたら

 Jは急に。開けた場所に来ていたのだ。そこには上にもバーが存在
せず、ただ広い空間だけがある。巨大な広場だ。Jは目まいがした。
 急にJの足もとの地面がなくなる。
 Jは空虚の中を落下していた。次に衝撃がJの体を娶う。液体が
彼の体を包み込んだ。それは冷たく、ねばねばしていた。口からも
その肢体が入ってくる。へんな味だった。
 上の方から、例の物体が呼びかけている。
「大丈夫ですか。すぐお助けします。ところで、J、そこが海とい
うものなのです」
 が、Jはあの降下世界から脱出できた事をようやく理解し始めて
いた。
 風の匂いはどうやらここから来ていたらしい。とにかく、Jにと
っては初めて、経験する海なのだ。’
″コードー一一 Jノ意識ヲ打チコミ、Jヲ覚醒サセヨ
 Jは眠りについていた。個体の睡眠用に、「まゆだな」のような
べ。ドが準備されていた。船内の‐。フロアがすべて、このべ″ドに
あてられていた。
 Jにとって初めての安らかな眠りであった。
 夢というものを見るのはJにとって初めてだった。
 恐怖。
 巨大なものがJの体の上に徐々に被いかぶさってくる。痛みの感覚。
 その巨大な代物はどうやら鉄のかたまり。イメージがはっきりとしてきた。
 戦う。エンジン。車。戦う車。戦車1
 一体こいつは何者なのだ。
 急にJの頭の中で何かがはじけたような感じだ。言葉が、頭の中に洪水の様にあふれかえった。
 ディティルが急にくっきりしてくる。目隠しを急にはずされたような気分だ。
 美しい一つの風景。どうやら一つの都市らしい。都市だって?
意味不明・……
 限定された一平面における個体の群生場所。
 大戦役の前のイメージ。一体どんな前なのだ。大戦役とは何だ。
 何かとてもひどい事だったような気がする。
 体が暖くなるような気分。いや熱すぎる。
 死にそうな熱線?
 Jは思わず叫び玲をあげていた。
 思い出した。
 東欧、ワルシャワの那市だ。石畳。旧市街。
 ワルシャワ条約軍。
 彼はあおむけにくくりつけられている。採の体に石畳が冷たい。
 東欧のまろやかな太陽か、それでもまぶしい。
「白状したまえ、J」
 スプローギン大佐が言った。とても軍服の似合う男だ。沈黙が続
く。jには答えようがないのだ。わからないのだ。
「返事がないな。どうやら刑を実行してほしいという事かな。我々
122 -

はブラフを使っているわけではない。それをわからせてやろう」
 スプローギンは冷酷な笑みを上からあびせていた。ト

 「やれ」命令が下った。                      一
 そろそろと、赤い星そつけたT82戦車、暗緑色の鉄のかたまりが
こちらの方へ動いてきた。     匹
 「やめろ、やめてくれ」

 Jはわめいていた。

 汗が滝のように流れ出ていた。体を無理に動かそうとする。全く
動かない。動くわけがない。鉄のかたまりがゆっくり、ゆっくりと

Jの体の上に……。
 戦車は急に止まった。

 Jは気絶寸前だ。体がこわぱっている。目をぐっとしめ、口をと

ざしていた。

 「どうだな。気分は。白状する気分かね」
 スプローギンがJの顔をのぞきこんでいた。スプローギンの顔の

毛穴がはっきりと宛てとれる。ひげのそりあとか肯い。

 Jの目は何を見ているのかわからない様に・見える。こ
「どうやら、我々は君を見くぴっていたようだな」
 スプローギンはそう言って兵を呼ぶ。

「ドクタ’・‘・ジュッカを呼べ」
 シュッカと呼ばれた男が白衣を着て、Jの頭の上に立つ。

「J、楽しい経験をさしてあげろよ」
 シュッカは猫なで声でこれからとても楽しい事が始まる様に言う。
「何をするつもりだ」
「君に対する我々のささやかなプレゼントさ」

スプローギンが言うo
シュッカが持ってきたカ。バンから銀色のパックを取り’出す。
いいか、この楽は神経緩和剤だ」
 シュッカが手にした薬の入った注射器が光を受けて、にぶく光る。
 「痛みがゆっくりと襲ってくるのだ。一秒の痛みが、一年に感じる
かもしれん。個体によって反応が異なるのだ。さらにありかたい事
には、個々人の痛みのレベルにあわぜてくれる。気絶する一歩手前
の痛さ、その・最高レベルで持続するのだ」
 スプローギンがシュッカの説明を補足する。
「つまり、非常に効率的に痛みが続いてくれるのだ」
「怒魔め」Jは二人に毒づいた。
「悪魔だと、どちらが悪魔か、・自分のやった事を考えてみろ」
 スプローギンがつはきをJの顛にはきかける。
 私のやった事? いったい何なのだ。
「やれ
 再び

スブローギンは命令した。
 戦車はゆるやかにやってくる。
 Jの体の一郎がっぶれた。
 叫び声を思わずあげていた。
「ぐわっIっ」
 それはJの頭の中で響いて、反復されていた。。あたりはのだ。
 Jは自分の悲鳴で目ざめた。
面の賠なJはすぐさま、自分の左手をみつめた。大丈夫だ。つぶされては

いなかにい・恥缶のJの左手は大丈夫だ。が暗闇の中でJの左手はわず
光っていた。
 CRTにデータがディスプレイされている。

 「大戦役」における戦争犯罪人。過去の地球歴史における最悪の
男。地球上に試薬JP一一一をばらまく。このJP359によって、世界は
多元夢世界へと変遷した。つまり夢世界が多数存在するようになった。
 夢世界出現前、つまりJP359が効果をあらわす前、ワルシャワ条約
軍によって逮捕され、拷問を受ける
コードヨ//157
JニJ=ポラードノパーソナルデータヲインブットセ
″コードー一一 JヲJP359実行発生点、ゴルゴダシティヘ出現サセョ〃
 Jはチューターからこの地球の歴史をゆっくり学び始めていた。
 「大戦役」によって数多くの夢世界が発生している事を恥いた。
 また、タワーaシップが、「大戦役」直後にマスターによって作
られていたこと。タワーシップとは、船上に地上500mにもおよぷ巨
大な塔を作り、塔の頂上に胎室を設け、その暗室の中に人類の種子
を保存する目的の船であったことなどを学んでいた。
 またJの入った海は、本当の海ではなかったのだ。
 浮遊海だった。
 浮遊海は夢世界同志のはざまの空間に存在する多重海なのだ。
 浮遊海はどこの時代にも属していない。ゆっくりと種々の夢世界
の間空間をたゆとうているのだった。
 Jの光り始めた左手を見て、チューターが言った。
「あなたは選ばれた人だったのですね、J」
「そうらしい。私もしらなかった。
 Jの答えは気の抜けた返事だ。
「しかし、あなたは自分自身の存在理由を発見したわけですね」
「そう、記憶は、先代Jの記憶が私の中で蘇った事を告けていろ。
地球に対する咆罪が私に与えられたテーマの様だ」
 チューターの方を向いてJははっきりと言った。
「チューター、私はゴルゴダ0シテーィに行かなりれはならないのだ」
 なぜ、ゴルゴダ=シティなのか、Jにもわからなかった。
「ゴルゴダ=シティですか」
 チューターは驚いたようだった。
「そうだ。そこで払を待っている運命があるらしい」
「というと」
「それが、私にもはっきりとわからないのだ。私の心の中にその答
があるらしい」
 Jは答える。
 チューターはしばらく黙っている。そしてゆっくりとJに告げた。
 「他の夢世界へ、このタワーシッブを侵入させる事はタワーシソブ

の消滅を意味するのです」
〃コード586解読不可能。基本コrドニ反シマス。タワーシップヲ他
ノ夢世界へ侵入サセルコトハタワーhシップノ自己防禦機能ヲ作動
サセルハズデス″。。クリ返ス コード宍ヲ実行セョ“
。コード586 解読不可能“
 光が。総て、そこに集中している場所、クリスタルパレス。そのに乱
屋の一郎室。全旨の少年。肢が念動力でキーボードをうっているの
だ。後ろでは誰かが曲をひいている。
一。マスター、私の命令に。従え】
7騨答入船」
『マスター、私の。冒う事を聞くんだ。いいか私が創造者なのだ』
『。解答ヲ拒否シマス』
『マスター、私がお前を即ったのだぞ“一
『私ノタワーシップハソレ自体、完・結シタ世界デス。何人モソレヲ
破壊スル権利ヲ有シマセン。マタアナタノ台令ハ論理的デハアリマ
セン。Jaボラードノ意識ヲゴルゴダシティヘ持テコムコトハタワ
ーシッブノ世界ノ破壊ヲ意味シ、サラニ、ョリ激シイ混乱ヲ引キオ
コシマス”一
「かまわない。私が命令しているのだ。私には創造者としての権利 ・
がある。マスター、弘の言う通りにしろ、さちないとI
『ドウスルトイウノデスこ
 Jはチュー・クーに運れられて長い廊下を歩いていた。
「チューーター、どうしたのだ。急に私を呼ぴだして」
一。それがまったくわからないのです。あなたの言った事が冷応で呼
……‘・だされたのか’bしれません』
「・払の言った事、いったいJ
TJルコタシティヘあなたを連れていけといったことですよ」
「払をどこへ辿れてゆくりかね’一
「マスターの所です’一
{だがマスターはすでに死んでいるのではない0か」
一。いいえ、彼の残・-匍思念はまだ存在しているのですJ
 Jとチューターは光り輝く部屋の中に入った。
一J、ョク采タネ』
 猷威的な声だっかてしかしその記趾には二人以外・誰もいない。
「マスター、あなたはどこにおられるのですI
Jがやねた。マスターの姿はまったく一兄えぢレ6だ。
『私ハマスター。クワーシッブソノモノガ私ナノダー
「どういう意味ですか」
一。拡ノ意識ハコノタワーシッブダケデハナクコノタワーシフブが俘
在シテイルヒ界ソノモノニ阪ヽンテイルノダ』
 「よけいに・ぴかりません。でもマスターー、秋口ゴルテダシディヘ達
かていってほしいのです」
一.イイカネ、ゴタゴダビアィの属スか世界y、コノ私/世界トハマッ
タク相イレナイノダ』
12
「それでも、私はそこへ行きたいのです」
 急にJはマジックハンド状のものにつかまえられていた。
「こ、これはどういう事です」
『君ヲ再度、分解シテ、胎室へ戻ス』
「なせこんな事を」
『君ニ、Jポラードノ意識ヲ刷り込ンダノハ私ノ本意デハナカ。々≒
ソレユエ記憶ヲ分解スルJ
 Jの意識がまた混乱する。
 戦車がJの手の上にのろ。キャタピラが手の皮・哲、骨、筋肉やか
きまわす。
 スブローギンの出。
 「JP359の中和剤の隠し場所をいえ」
 ドクター・シュッカカ函。
 「いいかね、楽しい経験だよ」
 しだいに記位が薄らいでゆくノ皿の面。
 美しい少女の顔。少女? 奈だ。 
急に、Jの意識は覚醒する。チューターだった。
「お助けします、J」
コじも岩はマスターに逆っていいのか]
『チューター池853、何ヲスルノダ』
 マスターの声が暫いている。
 泡しい元・り引減の中、チューター0体が影にぢって見える。
「マスターより上位の方の命令なのです」
「上位者、それは一体?一

「Jりポラード」
「J=ポラードだって、波は今、実在しているのか」
「いえ、それは・:…」
 急にJの足元が振動する。
 JのIわりの風景は静かに崩壊してゆく。クリアな色は段々色あ・
せてゆき、物体はその輪郭がぽやけてくる。Jは一つの世界の終・り
を腿ていろのだ。
 あるいは一つの夢からの目覚めの様な気がした。世界がゆっくり
と、湾ぼんやりとしたわけのわからないげ界へと変貌してゆくのだ。
 目カ・前のタワーもゆるやかに、ヒの方からどろりと何かが溶けた
かの揉に崩れてゆく。
 船体の方もTJの立っている基盤さえも、熱くなってくる。足が徐
除にIトヘ下へと沈んでいく。
 もう今はチューターの姿も作りかけた粘土細工○様に昶化してい
た。
 フンェィ、さぼうなう……」
 チューターは辰間にしゃべったようだが、それは、もう宮葉にな
ってはいなかった。
 目の前すべての物が風化し、フ。一ィドフウトしていく。ただーの
体のみが、この世の中の厳然たるもののようにみえた。
 Jは自分の体がはっきり感じるとともに、左手に痛みを感じてきた。
 今、彼の手は、ワルシゃワで戦車でひきっぷされた手に反比してきてい・ろのだ、

 呻紅緩和則をシュ。カに打たれた時の廣みがじんわりと戻ってくるような気がした。気絶しそうになる。
 Jが気を失しなう一粉、タワーシッブははぽ形を失ない、新しく実体化してくる世界があった。ゴルゴダーシティである。

コルゴダシティ
 移動宮殿「フォトン」はメラリーの街区から大赦界をめざし移勤している。
 ビッビッとはてな音がフォトンの底部から流れてきていろ。勾のいい人が闘けば、モーターたちのあえぎ声でっめき声がそれに続いている事に気づいただろう。
 フォトy内の導師の部屋は、フォトンのコントロール・ルームと同義語だった。
 宗教的な色あいが添加されているのだが、そわでもメカニカルなイメージはそこなわれてはいない。
「デルガ導師、もうすぐ大赦界に入ります」
 道化師マリクが低い声で言う。
 「そうごI
 デルガは道化師に冷たく答える。
 こやっら退化肺はあやかしの民だ。ま「・たく何を考えているIがわがらん。こいつらは払の地位すらねらっているやもしれん。何にでも。変化できる。思っただけで気持ちが悪い。
 しかし、利用できる限り利用しよう。そうデルガは恵っだ。

導師はゴルゴダシティの住民に娯楽を与え続けわ.にならなかった上
導師はいわばイペントの大プ’ロデューサーでなければならないのだ。
 なぜ、導師デルガが、ゴルゴダシティの住民に娯楽を与え啖けなけれぱならないか。
 それは住民の持つ恐ろしいパワーなのだ。
 娯楽を持ってしてゴルゴダシティ内におさめておかなければ、彼らはゴyコダシティを出ていき、外部・巨界で超能力を発揮するだろう。ぼ民だ気ご心エネルギーのポテンシャルは恐るべきらのであった。
それがもし外部へ発揮されたならば破壊のエネルギーとならさるを嶮ないのだ。
導師デルガは’り勣宮城フzトンに居住する権利を有していフォトンは正五面体をしている。外壁はソーラーバッテリ先器となっていて、大腸光線をうけてキラキラと印いて輝く移動できろピラミ。ド、それがフォトンだ。
いたl たの 受光り
フォトンを動かしているのは人の力な・のだ。フォトンの底部には伺万人と
 彼らはらの持ついうドレイがつながれていた。
沁経剤を注入さわていて、ほとんど入団とにいえない、肢念痢カエネルギーかコントロールさ利フォトンが・勤くJだ
i‘ 4PI肢らのy【Hすじにば電極が埋めこまおていた。そ、心電極にふて以
が流れる度にう・めき声と共に忿動力エネルギーがほとにしろ。そ心意勤カエネルギーをフォトンの中枢託で集める。ドレイは、一人ずミベデュープに入れらわていて、背巾にはレザーメスで、シリアルナノバーが刻みつけられていた。
 彼らは『モーター』と呼ぱれた。
 ゴルゴダシティで犯罪を犯した者はすべてモーターとさかフ¥127 -
-
トンの動力となるのだ。大教界。大技谷なのだ。
いつからその壁はあるのだろうか。ゴルゴダーシティが存在する
前からその壁は存在するといわれていた。
  その峡谷の壁、すべてが『教えの壁』と呼ばれていた。
  ゴルゴタ=シティの民は悩みかあるとそこへ行くのだった。県に
 もたれかけ、あるいは口づけをし、あるいは自分の手をあ・てて自分
 の悩みを聞いてもらうのだった。
 「教えの壁」は各々の人々に、「答え一を与えていた、、
  壁は、極彩色で色着けされている。それをもし上空からながめた
。ならぱ、人の姿を描いたものだとわかるだろう。その顔はJに似ていた。
 外の大教界の『教えの壁』に見とれてにマリクに話しかけた。
いたデルガは思いっいた採W●
マリク、どうだね、今年のヒブラフt‐ンのコンテストの応募ぐ西いは」
「よくありません、導師デルガ。何しろビブラフォーンぞひきこJ -・
lj.
すためには祭神力の強さだけでもだめで、実勢○肉体の住さをち必安としますからな」
「そうだな。へ夕な奴はビフラフォーンにあやっられかねないから 一・ぢ二
「その通りです、導師、ですが、今のプレイヤーの集まりぐあいですと、コンテストが開けない事もあります」
「良 りフレイヤーはいないかI-

「そうです。あまり多くは集まりませんでした」
 デルガは少し考えていた。
「デルガ導師、しかし、コンテストをしなければ暴動かおこるやもしれませんぞ。過去二回のプレイイベントは成功とはいえませんでしたからね」
 「そうだな。自殺志恥の超能力者同士の争いというのは、あまりに早く恥負がっきTぎたしな」デルガがI昌う。
‐1それに勣物のサイボーグ対サイコキ。カーの試合というのも人気がでませんでした」
 「そうだな」
 デルガは考え込み、やかて手を打った。
「そうだ、マリク、プレイヤー狩りをしよう。ビブラフォーンのブレイヤー狩りだI
[そうですな。デルガ導師、それはなかなかエキガイティングですな。ビブラフォーンコンテストの人気かあがるというもの・てすよ」
 「よし、至急、手のあいているモーター達に命令し、人狩りを姑めろ」
 「わかりました」
 道化帥マリクは下のフロアヘ降りてゆく、
 「そう、プレイヤー狩りか、ふふん」
 導帥デルガは一人、洵足していた。
 デルガの前に。に、宝石をちりはめたビブラフォーンがEかれていた。
 これこそ唯一、正真正銘のビブラフォーンなのだ。残りのこの世に俘とするビブラフォーンはすべて複製なIりだ。に
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