カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

2007/04/23(月)00:11

山形の酒蔵へ 置賜編(東の麓、九郎左衛門)

日本酒、酒蔵めぐり(230)

お酒が縁でお知り合いになりましたyouzyさん。 山形のお酒に感動され、行きつけのご近所のお店でも山形のお酒を気に入ってくれたようで山形にわざわざお友達のSさんと2人でいらっしゃいました。 題して「酒蔵めぐりと月山スキーツアー」 土曜日山形に到着し、駅前でレンタカーを借り、一路酒田へ。 上喜元と初孫の蔵元を見学。 2日目は月山でスキー。 そして3日目は私が置賜の酒蔵、東の麓と新藤酒造店をご案内しました。 11:00頃山形で待ち合わせ、早めの昼食を済ませ置賜へ。 酒田での2蔵での話、風が強かったこと、宿泊地の蔵王では旅館の主人に永延と山形そばのことについて話を聞かされたことなどなどとっても面白い体験をされてきたことを聞きました。 酒田ではなんと!購入した傘をすぐ壊してしまうほどの風だったようです。 上喜元さんでは佐藤正一社長に案内いただいたようで、とても楽しかったとのこと。 正一さん、尚さんお忙しいところありがとうございます。 あいにくの雨模様でしたが、お酒のこと旅のことを話しているととても楽しくあっというまに南陽の東の麓に到着。 新藤製造部長が案内してくださいました。 蔵洗い真っ最中の酒蔵でしたが、室から冷蔵庫から仕込み蔵まで丁寧にご説明いただきました。 酒蔵にいくとあのほのかなお酒の香りが本当にたまらないんですよね。 数本試飲させていただき、お二人とも満足げ。東の麓らしい素朴でしっかりした、そして繊細な味わいのあるお酒たちです。 私は香りだけをいただきましたが、飲みたくなるようです。 酒造りは様々なデータを蓄積し実践し、よりよい状態で管理する。 造りの工程では計量、温度等のデータ、搾った後はいかに早く火入れ低温管理などをするかにかかっています。 それがよりよい酒質にするための蔵の技術でもあり考え方にもなります。 もちろん、あえて常温で管理するものなどもあります。 様々な酒が蔵にあり、その米、酒質にあわせて提供の方法をかえる。 それがバリエーションとなり、酒の楽しみともなります。東の麓さんでは様々な種類のお酒をきき酒することで、1つの蔵でも様々な味わいを楽しむことができたのではないかと思いました。 新藤さんありがとうございます。 そして、今度は米沢へ。新藤酒造店さんへ行きました。 ちょうどこの日はご自宅にいらっしゃった新藤専務にお酒の話を様々きくことができました。 お二人とも酒造りや酒屋さんへの提供方法などの考え方に圧倒されていたようですが、酒造りに対する熱いおもいやその管理方法など少し垣間見ることができたのではないかと思います。 いかに細かいところまで人間が手伝うか、そして工夫をするか、酒母室やタンクなどを見て感じたと思います。 どぶろくの話、かなり面白かったです。 あっという間に時間が過ぎ、帰りの新幹線の時間になってしまいました。 帰りの新幹線の中で楽しめるよう、カップ酒と米沢牛コロッケを渡したところとても喜んでいただきました。 私がまるごと山形を運営し、ブログで様々紹介することで、山形のお酒に興味を持って、山形まで足を運んでいただけたことが本当にうれしかったです。 私が山形に戻ってきたときに考えたことが2年で実現できたと思うと本当に本当に感無量です。 ぜひこれからも様々な形で山形を紹介できればと思いますし、山形にいらっしゃる皆様に情報を提供できればと思っています。 youzyさん、Sさん本当にありがとうございました。 来年はぜひスキーもご一緒させてください!そして酒造りの時期にいらしてくださいね。

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