震災後一ヶ月が過ぎました。
津波の映像にショックを受け、更新することが出来なくなっていました。被害にあわれた方へ心から御見舞いを申し上げます。阪神大震災のときの、阪神高速神戸線芦屋附近の高架横倒しを見た時のショックとはまた異質の、また改めて、「大自然の猛威の前の人間の無力さ」を痛感させられました。しかしそんな中、「こんなにも人間って強く生きられるのか」「自分だったらどうだろうか」又そして、やはり「自分に出来ることをしっかり伝え、二度とない今を精一杯生きたい」と思いました。 東京大学地震研究所の佐竹健治教授は、東北地方太平洋沖地震に伴う津波を再現したアニメーションを同研究所のウェブサイトに公開した。 今まで建築された板倉の家はどうだったのでしょう?徳島中千木材さんに、板倉の家を考案・確立された筑波大学の安藤邦廣教授が、便りをされています。 「今回の大地震について、被災地の宮城や福島、茨城のこれまで設計した板倉の家を確認したところ、塗り壁仕上げに一部損傷が見られるものの、板倉の構造本体に損傷や変形はありませんでした。震度7や6強の地震に対しても、板倉の家がそこに住む人の命と財産を守る役割を果たしたことを、あわせてご報告申し上げます。」実は、また後日ご紹介いたしますが、このことは、3月18日、徳島へ山源大阪板倉の家(第2号棟)のお施主様をお連れしたとき、筑波大学が停電等で徳島板倉の家にこられいて、直接教授からお聞きしていました。大阪山源板倉の家も順調に推移しています。遅れました分順次ご報告していきます。