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日本への直言 稲盛和夫著(PHP研究所出版)を 10年ぶりに再読しています。 年月が経っても いつの時代でも変わらない「稲盛哲学」 心にしみ入ります。 1人でも多くの方に読んでいただくために。 自分の意識にすり込むために、 ここに書き留めます。 *** ●才能と役割は与えられたもの 人間の本質は皆等しく「存在」 としか言いようのないものである。 そして1人ひとりの人間は たまたま与えられた才能や容姿を持って生まれ、 この現世という舞台で一生に一度の演劇を 演じているにすぎない。 そこには、主役を演じている人間も、 脇役を演ずる人間も、 裏で黒子をしている人間も、 小道具や大道具の舞台装置を作っている人間も、 場内整理をする人間もいるが、 本質的には皆同じ存在 としか言いようのないものである。 たまたま私は現世では、 京セラという会社の主役を演じさせられ、 そのための才能も 与えられているかもしれないが、 それが私である必然性はない。 私に経営の才があるとするなら、 それは現世における 神からの一時的な預かり物でしかない。 この宇宙をつくった創造主は、 私にすばらしい才能を与えたかもしれないが、 その才能は 「世のため人のために使え」といって たまたま私に与えられたものでしかない。 だから私がそれを勘違いし、私物化し、 私個人のために 使うようなことがあっては決してならない。 *** 私は自分の命の締め切りを 父が帰天した年と同じ63歳と定めています。 あと残り3分の1の人生です。 何のために命を使うか? 「山と人を元気にするために使う」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月25日 08時35分43秒
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