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あびたしおん

噂の男 [2006.8.25]


『噂の男』
作 :福島三郎
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:堺雅人、橋本じゅん、八嶋智人、山内圭哉、橋本さとし

PARCO劇場 2006年8月25日(金)



【おまけ】
観て来た直後のブログUP記事はコチラです。


【前書き】
このレポは、舞台を観てから一週間経過してからUPしたので、かなり展開がバラバラ・ゴチャゴチャになっているかと思います。

最後の最後で、誰が生き残って死んだのかetc.もしかしたら間違っているかもしれません...(゜゜;)\(--;)ォィォィ

あ、あと。

どこのシーンだったか確実に思い出せないのですが、「お前は”笑顔だけで”全ての感情を表す事ができるんだな!」というような台詞を堺さんが言われたんですよね。

まさに...山南スマイルを指した発言!?

ちょっとシリアスな場面であったけれど、会場内は笑いに包まれてしまった「新選組!」ファンには嬉しい瞬間もありました。

毎度の事、文体もバラつきがありますが、”テンション高く観劇した様子”としてご理解いただければ、幸いです(苦笑)




初めてのPARCO劇場。

堺さん、そして八嶋さんを初めて観る舞台。

いつのも観劇以上にテンションがあがっていた。

ステージ上には、舞台のセット(大阪 宝田グランド劇場舞台裏)があり、会場には誰なのか分からないけれど漫才の声が流れており、まさに自分が舞台裏に居るような錯覚となった...のは、舞台が始まってから”なぁ~るほど”と分かったのが正直なところ。

それまでは、何故、このような漫才が流れているのか理解できないまま、入口で配布された各種舞台のチラシを眺めて楽しんでいた。


そして開演。

会場が真っ暗になったら...悩ましい女性の喘ぎ声が響き渡りドキッ!

今回の舞台はストーリーの詳細が明らかにされていなかった(というか、あえて探そうとしなかった)だけに、一体、何が起こるのか期待と不安に包まれた。

まさか、その女性の相手を堺さんが...って事だったらどうしよう!なんて事が頭を過り、早く明るくなる事を願ってしまった(苦笑)

でも、ボイラーの奧から登場したのは、ピン芸人のボンちゃん(山内圭哉さん・・どこぞやで目にした名前だなぁ~と悶々としていて後で気が付いた。「新選組!」で橋本左内を演じていた役者さんだった)と「骨なしポテト」のアヤメ。ホッ...

そして支配人の鈴木光明(堺さん)がスーツ姿&オールバックに腕組みをして登場!

衣装が違えども、今になっても腕組みをしていると”あの方”が蘇ってしまう瞬間がそこにはあった...内心踊る私\(^^\)(/^^)/

今は偉き支配人であっても「パンストキッチン」という漫才コンビのマネージャ兼付き人をしていた暗い過去があった。

そして、元気に必要以上にデカイ声(苦笑)で登場したのが、ボイラー技師の加藤信夫(八嶋さん)。

今活躍しているボンちゃん、そして夫婦漫才コンビ「骨なしポテト(トシ&アヤメ)」に対して、お笑い好きな素人の加藤がダメだしをしまくり、大騒ぎに。

偶然にも、ボイラー点検として、偶然にやってきた(と思わされた)加藤であったが、密かなる計画から、この劇場へやってきた事が分かっていくのだが...その真相が明確になるのが怖かった。

そして、ある事でトシが流血!(お分かりの様に...かなり端折ってます)

支配人 鈴木が慌てて携帯電話で救急車を呼ぼうとするのだが、ここは電波状況が悪い舞台裏の地下。

携帯電話を振りかざし、アンテナが立つところを求めて彷徨い...階段下にしゃがみ込んで電話する姿が可愛かった♪(←既に見る所が違う)

ドタバタあって、アヤメが加藤に切れて、飲んでいたコーラ(?)を工具入れにドドドド~と注いだり色々あって...


「パンストキッチン」の2人がネタ合わせをしている”昔の場面”が始まった。(ツッコミ:もっしゃん、ボケ:アキラ)

舞台での1シーンだけれど、普通に漫才のステージを見ているかのような楽しさがあって、本気で笑ってしまった。

そもそも、これらのネタは”中川家”が提供している...のをパンフレットで知り、納得したのだが。いやぁ~面白かった!

ネタ合わせが順調かと思いきや、ボケと突っ込みの意見が分かれ問答しあう二人。

そして...マネージャー時代の鈴木が登場!(お、オールバックじゃない)

12年前は、まだまだペーペーだったので、気が強いモッシャン(橋本じゅん)にパシリにされたり、ようはイジメられる鈴木。

それをかばうアキラ(橋本さとし)。

でも、モッシャンは、最近ドラマに出演したりする仕事があるアキラが面白くなくイラつき、その怒りを鈴木にぶつけまくる!

舞台裏の段にある手すり前に鈴木を立たせて鎖で手を縛り、仕舞いには着ているTシャツを捲くり上げ、そのまま顔に被せてしまったではないか!

そこには堺さん(もぉ、役どころじゃない)の細身が露に...o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪(爆)

そんな状態なのにモッシャンは鈴木に「シェーをしろ!」と指示を出す。

手も使えずに、顔もシャツで覆われているというのに何度も従う加藤 (;_;)ウウウ

アキラが「それくらいにしとき!」と言ってもエスカレートするモッシャンは...鈴木のズボンに手を掛け...ベルトを取り外してしまった!

さ、堺さんがブリーフ姿(ちなみに、グリーン地に白チェックだったと記憶しております)になるとは...!!

でも、モッシャンの暴走は止まらず、なんとブリーフの裾を巻き込み始めたのだぁ~! フラフラァ(((。o゜))))((((゜o。)))

そおいえば、「すみませんっ!」と深く頭を下げると、オシリのラインがキュッとなる堺さんの後姿も目が離せなかったなぁ~私 (^_-)-☆



って、何のレポを書いているのか分からなくなってきた私を ユ・ル・シ・テ (x_x) ☆\(^^;) ぽかっ


えーっと、次は何だっけ? σ(^◇^;)

5月に観た、地球ゴージャスの舞台もそうだったけれど、今と別の場所(過去)を同時進行するようなシーンが何度かあったので、追ってレポを書くのは難しいんですよねぇ...と、ふとボヤイテしまうのは、堺さんの (⌒^⌒)bうふっ な話を書いて満足してしまったからなのか、私!?(自爆)


で、「パンストキッチン」のアキラは、ボイラー事故で亡くなったとされていたが...

モッシャンが鈴木を縛り上げている時に、彼の電子手帳(らしきもの)をいじくっていたら、偶然にもアキラをパートチェンジさせようとしている漫才師と会うスケジュールを見てしまった。

それを知って怒って飛び出したモッシャンが、その漫才師を殺した...かのような展開になるのだが、モッシャンは何する事無く帰宅したと言い張る。

そして、鈴木の秘めた想い...アキラが好きだったことが判明。

アキラとのキスシーン、ちょっと油断してしまったのが後悔 (;>_<;)ビェェン

でも、そのアキラが、氷のような心の持ち主である事を鈴木は知る由もなかった。

ある日、鈴木が自宅で飼っているモルモットが居なくなった~と血相を掛けて大騒ぎしたのだが(その慌てぶり、最高~!)、モッシャンは「あんなネズミ、食ってやったよ!」と暴言を吐く。

これは、単なる言葉の暴力であって、仕事が少なくろくな食事が出来ない腹癒せだった事に、頭に血が上りまくっていた鈴木が気が付く事が無かった。

そのモルモット。

舞台裏のソファーに座って弁当を食べているアキラが、鞄から缶を取り出したら...本物のモルモットがモゾモゾと動く。

鈴木が大切にしているモルモットを隠し持っていたのはアキラだったのだ。

そして、アキラは缶を一度鞄に戻して、再び弁当を食べ始めたのだが...缶を開けてモルモットが入っている状態でズブリズブリと刺しまくったのではないか!

一瞬、焦ってしまったものの、冷静になればアキラの鞄には2個の缶(モルモット入り、モルモット無し)が用意されていたんですよね...ふう (;^_^A アセアセ

そして、その缶に水を入れてモルモットを甚振り続けるアキラを、デビュー仕立てのアヤメが目撃した。

そして、アキラは、その死んでしまった(はずの)モルモット入りの缶をモッシャンのリュックに忍ばせて...再び弁当を食べ始めた。

そう!モルモット殺しの犯人をモッシャンにしたのだった。

その偽りの殺人(殺モルモット)を鈴木が誤解したのは言うまでも無く、アキラにモッシャンを殺す計画を持ちかける。

だが、そんなアキラは、ボイラーの暴発により死んだ...


そんな仲がシックリしていなかった「パンストキッチン」の2人だったが、死んでしまったアキラは、残されたモッシャン、そして鈴木が気になり幽霊となって出てくる。

当のモッシャンは”奈落”に身を隠しつつ住み着いていて、偶然にもボイラー技師の加藤に発見される。

でも、その時のモッシャンは精神が狂っている状態で、何を言っても頓珍漢な答えを出すだけとなっていた...だが。

舞台裏で、加藤とモッシャンが話しているうちに、加藤は殺された漫才師の息子である事が判明する。

そう、加藤は、当時犯人とされていたモッシャンを疑う事無く探していたのであった。父親の敵を討つために...

が、行方知らずであった矢先に、偶然にボイラー点検に訪れたホールでモッシャンを発見。相手が気違いになっていたとしても、見つけたことには変わりは無い。

父親の無念を晴らすべく、お笑い好きな陽気な加藤から一転。

モッシャンに暴力をしまくる怖い息子に豹変してくのだが...その迫力に圧倒された。

楽しい雰囲気を日常のTVで見ているだけに八嶋さんの舞台での発声、怒りを込めた低いトーンの大声とドタバタと音を立てて蹴り挙げたりする演技...正直、怖くなった。観劇史上初の体験だった。

そのモッシャンが「右、右...」と繰り返す言葉があった。

掃除するモップを取りにロッカーへ行った加藤が、その指示通りに一番右端のロッカーを開けたら...首が無い血まみれの身体がゴロン。

そして、\(>_<)/ギャー という加藤の叫び。ビビッタ...

その死体は、数日前から行方不明になっていた、ボイラー技師だったのだ!(レポには書いていないけれど、写メの話題の時に”個性的なヘソの持ち主”として盛り上がった人)


そうなる少し前から、ボイラー室の奥からボンッと怪しげな音が響いていた。

それは、ボンちゃんと加藤が、ワザト事故が起こるように細工をしたからだったのだが...その細工を鈴木に見つけられる。(よりによって、あんな物を穴に突っ込んでいればねぇ~)

ステージを終えて下りてきた「骨なしポテト」のトシが、ボイラーの様子を見に中に入っていったら爆発が起こり、トシもアキラと同じような事故死に繋がる死に方をする。

その妻、アヤメが「助けてよ!」と叫び、”あの時と同じ”という発言から、鈴木が問いただす。

アヤメが、モルモット殺しの真犯人がアキラである告げたら、「そんなハズは無い!」とアヤメの首を絞め始める鈴木。

そしてアヤメも死んでしまった...

「ボイラー技師はどこ行った!!」と怒る鈴木だったが、そんな時、1つのロッカーから血まみれになった加藤が這い出てきた...

そんな加藤も、モッシャンに瀕死の重傷を受ける事となっていたのだった。

そのうち「何か冷たくなってきた...」と呟きながら転がっている加藤に、何故かちょっと笑えた。


死体や瀕死状態の人間が転がっているここは変だ!...と嘆くボンちゃん。

表(ステージ)側からは、楽しい笑い声が響いてきているというのに、ここは地獄かのような状態だったのだから!

実はモッシャン...気違いのフリをしていただけという事が判明。

気違いなら何をしても大丈夫、気違いなら誰にも相手されないから何でも出来る...だからって(/_;)

加藤に買ってきてもらった日本酒を手にステージへ駆け上るモッシャン、それを追う鈴木。

勿論、観客のキャーという悲鳴が聞こえ...パリンと割れる音が残った。

ステージから戻ってきたのは、割れた日本酒の瓶を持つ鈴木と血まみれになったモッシャン。

そんな様子を眺めていた、幽霊のアキラ。(それが見える事を不思議に感じていた加藤は、まさに命を落とす寸前だった)



表(ステージ)では、楽しく盛り上がり笑いが絶えない世界なのに、その裏では想像を絶する状況が繰り広げられている。

これは、舞台、演芸に限らず、一般的生活においても起こり得る状況。

一見、優雅に煌びやかに生活している人も、人には見えない裏では計り知れない努力をしているはず。

また、一見、仲良く同士面をしていても、一歩裏に入ると、別の顔を出す。

「噂の男」の公式サイトなどで、出演者が”透明な仮面”で顔を覆っていた意味が何となく分かる気が...でも、どういう言葉で表現して良いのか分からない、深すぎる。



2006.9.2



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